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あいつらは今ごろどこでどうしているのだろう
今年も資源保護・管理の観点から、大量をリリースしましたが、今ごろはふつうに考えると、ノルウェー海辺りまで北上して脂の乗ったニシンやサバをたらふく食って、そろそろ南下し始めたかなと推測しているところです。タイセイヨウクロマグロは、1kgから400kg以上の個体が存在します。ですから、バラバラのサイズのものが、一緒になって群を作って泳いでいるとは考え難いです。やはり、少なくとも大中小のグループを形成して回遊しているものと考えられますが、"本当はどうなのか"は、誰も知りません。



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ポルトガルで定置網をやって実際にマグロを獲っていますので、研究者はその漁結果を見て、ポルトガル沿岸にはマグロが回遊していると発表します。もし、ポルトガルで定置網をやらずマグロの漁獲がなければ、研究者はポルトガル沿岸にはマグロは回遊していないと考えるのです。まさに、1995年にポルトガルの定置網が復活する前が、そんな状況でした。この論理は、世界中でありとあらゆる魚種の生態調査に適用されています。つまり、そこに魚がいるかいないかは、大方そこで魚を獲っているか否かで決まるのです。しかし、魚の回遊(移動)は"線"のはずですが、調査結果は"点"となってしまいます。そして、それらの点を結ぶことによって、魚はこのルートを回遊していると考えることになるのですが、これが事実と異なることは明らかなのです。そこで、注目されているのが、"ポップアップ式衛星通信型タグ"の活用です。しかし、これも漁師が必要になります。なぜならば、魚が獲れなければ、タグも打てないからです。結局、何から何まで、"漁師頼み"なのです。すべての研究者がそうだとは思っていません、しかし、昨今、このような"現場"を無視して勝手にレポートを発表する研究者が多くなっています。その後、それが元で、メチャクチャな規制が行われたり、素っ頓狂なルールが施行されたりして、漁師はとんだ迷惑を被ることになっています。確かに、悪い漁師も存在します。しかし、研究者はこうした現場軽視、まともな漁師にまでも不敬な態度をとる姿勢は改めるべきと思います。






















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by mobulamobular | 2018-12-02 02:00 | マグロ | Comments(0)
リョウシキ
世界中、"ダサイ"ニュースで溢れかえっていますが、現在、"業界"でも大事件が勃発中です。しかし、一方の当事者である日本での報道はゼロに等しいです。結局、"経済的に多大な悪影響が及ぶ"ことが理由となり、日本側が妥協することになった様子です。一大消費地としては、賢明な選択だと思いますが、これにより、今後、現場への見当違いの規制が一層厳しくなることが憂鬱です。来年から、ちょっとは"まとも"に運用をしてもらいたいと思います。




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さて。来年は"キュラソー島"だそうです。





















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by mobulamobular | 2018-11-29 04:19 | マグロ | Comments(0)
クロアチア・マグロ
東大西洋および地中海産クロマグロは、所謂"ジャンボマグロ"として有名ですが、クロアチア産だけは、30kg前後の小型マグロになっています。理由は、アドリア海にはジャンボマグロが回遊して来ないためです。これを越年して養殖します。ポルトガルの3倍くらいの生産量があると思われます。一方、今ではすっかりメジャーとなった旋網と曳航イケスによるマグロ養殖技術は、1990年代初頭、オーストラリアで確立されたものですが、それを開発したのはクロアチア人だと聞いています。しかし、その技術を地中海に持って来たのは日本の大手商社並びに水産会社で、その後、メキシコにも導入されました。


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そんな訳で、"マグロ先進国"のクロアチアでは、国内でもトロットロの美味しい"大トロの鮨"を食べることが出来ます。
























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by mobulamobular | 2018-11-27 03:05 | マグロ | Comments(0)
クロアチア
"ここ"以外にも、細かな例外は認められていますが、東大西洋および地中海のクロマグロは、原則、体重30kg以下、あるいは尾叉長115cm以下の魚の漁獲は認められていません。一方、アドリア海においては、養殖を目的とする場合においてのみ、体重8kg、あるいは尾叉長75cmまでの小型魚の漁獲が認められています。



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写真は、クロアチアの"2クーナ(約35円)硬貨"の絵柄です。クロマグロです。"結びつき"は強そうです。





















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by mobulamobular | 2018-11-23 04:33 | マグロ | Comments(0)
フィッシュ・アナライザー
"あぶら・あぶら・あぶら、だよ。脂なかったら買わないよ"、と言うのが今のクロマグロ市場です。それこそ、"ネコまたぎ"になるくらいの脂の乗った魚が好まれています。もう、このレベルになると、ポルトガル人には脂の有無の判断が不可能になります。そこで、脂肪率を数値化することにより、誰にでも"日本人が好むくらいの脂がある"ことが分かるようにと、"フィッシュアナライザー"というけったいな機械を併用するようになっています。



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電気伝導率を調べることにより、脂肪含量が分かるそうです。豊洲でもコレを使えば、目利きとか能書きとかがなくなって、"透明性が増す"かも知れません。















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by mobulamobular | 2018-10-19 02:42 | マグロ | Comments(0)
ICCATのホームページ
現在、"優等生"ぶったポルトガル定置網漁師らが、フロントページを飾っています。




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by mobulamobular | 2018-09-05 05:04 | マグロ | Comments(0)
14年後の大切な資源
毎年恒例となったマグロの標識放流事業です。しかし、今年は14年振りに"船上でのタグ付け作業"を敢行しました。


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ICCATから新事務局長を迎えての作業でしたが、何とか上手く出来ました。今から1年後の結果が楽しみです。






















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by mobulamobular | 2018-08-16 04:16 | マグロ | Comments(0)
ろぐまろく
そんな名前の最高級の寿司ネタになる魚種がいたとします。たくさんの人たちが、その魚を扱いたいと思います。ですから、当然ですが水産資源としてはとても大切になります。なので資源評価をします。漁場は東と西の2カ所あります、それぞれ仮に資源量は1万トンいるとします。よって、1年間に東漁場も西漁場も100トンまでなら獲ってもよいという結論になったとします。1年間の漁季が始まり、東漁場は半年で99トン獲ってしまいました。ですから、残り半年間では1トンしか獲ってはいけません。しかし、網の中には、引き続き魚がドンドン入って来ます。この時点で、ちょっと勘のよい漁師は、「資源量は1万トンではなく、もっと多いのではないか」と気がつきます。しかし、資源評価をした研究者は「資源量は1万トン」という持論を変えようとはしません。一方、西漁場の資源評価をした研究者は、東漁場の漁模様を見て、資源評価に用いた”計算式”は正しくないと思い始めます。そして、2度と同じ計算式は用いないと宣言します。しかし、東漁場は同じ計算式を使い続けます。西漁場の様子を見て、西漁場の研究者同様、計算式は正しくないと薄々気づき始めてもいても使い続けています。結果、東漁場では100トン獲ってしまった後も魚がドンドン入って来てしまうので現場では大混乱が生じます。もともと資源評価を正しく資源量は2万トンとしていれば、1年間に獲ってよい量は200トンとなり、現場では何の混乱も生じなかったのですが、正しくない資源評価の計算式を用い続けた結果…。メチャクチャです。資源評価を行った東漁場の2〜3名の研究者のちょっとした意固地が、数千人、数万人の本当に多勢の人たちの足を引っ張る結果となりました。他方、西漁場の研究者に聞きました。資源評価用の計算式のどこが間違っていたのですか?「…」。新しい計算式は?「…」。何が分かっていて、何が分からないのですか?「…」。



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研究者が長年信じて使い続けていた資源評価の計算式は、例えば、”A要素+B要素+C要素”だったとします。しかし、それを怪しいと気づいた漁師の計算式は上述の”A要素+B要素+C要素”の他に”D要素”が加わりました。その時の“D要素”とは、”自然”です。要するに、風とか波とか潮流とか天気とか水温とか気温とか音とか匂いとかです。つまり、これまでの資源評価には自然的要因が一切含まれたおらず、実験室における試験管内の結果でしかなかった、のだそうです。だから、”当たらなかった”のです。何とも、です。

お断りしておきますが、上記すべて”たとえ話”です。




















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by mobulamobular | 2018-07-24 02:12 | マグロ | Comments(0)
資源評価
水産資源のみならず、漁業の実態を理解することが大切です。




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そのためには、もっと現場との接触を期待します。























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by mobulamobular | 2018-06-28 08:22 | マグロ | Comments(0)
出マグロシーズン到来
産卵を終えた魚の回遊が始まりました。



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さぁ、今年はどれくらいの量が地中海から出てくるか、楽しみです。




















m.

by mobulamobular | 2018-06-26 07:09 | マグロ | Comments(0)