カテゴリ:ポルトガル文化( 375 )
Por minha conta
ポルトガルの友人にもらったCDの中から1曲です。"Fado" お好きですか。ファド、よいですよ。





この曲名の "Por minha conta" とは、「今日のビールはオレのおごり」などという時の「オレのおごり」部分でよく使われますが、一方、「自分の責任において」などというちょっとシビアな意味合いもあります。この曲名の意味するところとしては後者の方になる、と思います。














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by mobulamobular | 2010-11-04 07:06 | ポルトガル文化 | Comments(4)
砂の造形
サンドアートはここらでも比較的メジャーな遊びと思われますが、出現するのは決まって砂浜と思いきや、これらは街の片隅にできていました。
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観光客目当ての"ストリート・サンドアート"です。ちょっと、寝そべった格好ですが、網をすく漁師です。アンバリ(網針)を持って、糸の片方の端を足の親指に挟んで張りや長さを調整している姿が気に入りました。作者がポルトガル人ではないことの察しがつきます。
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投げ銭入れの後ろには、各国語で礼の言葉が刻まれていました。OBRIGADO(ポルトガル語)、THANK YOU(英語)、GRASIAS(スペイン語)、BEDANKT(オランダ語)、DANKE(ドイツ語)、GRAZIE(イタリア語)、KIITOS(フィンランド語)、MERCI(フランス語)、TESEKKURLER(トルコ語)、شُكْرًا.(アラビア語)、HAVLA(セルビア語)、MULTUMESC(ルーマニア語)、спасибо(ロシア語)、とかになるそうですが、残念ながら"ARIGATO"の文字は見あたりませんでした。でも、こうして写真を撮らせてもらったので、50セント、です。
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by mobulamobular | 2010-10-02 06:17 | ポルトガル文化 | Comments(2)
ナショナリズム
ちょっと胡散臭いキャッチフレーズですが、そんなかた苦しい話ではありません。"ソウダガツオの缶詰"の話です。
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ソウダガツオ(Auxis rochei)は、ポルトガル名 Judeu、スペイン名 Melva です。スペインのアンダルシア地方Isla Cristina(Heulva)の缶詰工場のものです。この工場は150年以上もの歴史がある老舗です。スペインというと北のガリシア地方の缶詰が有名なようですが、アンダルシア地方にもこういった昔からの缶詰工場が今もごろごろあります。それだけ、まだ缶詰の需要がたくさんあるということなのでしょう。

"Black Label"と呼ばれているこの缶詰の箱には、"Melva de Andalucía"(アンダルシアのソウダガツオ)と書かれていますが、この缶詰工場で使われている原魚のソウダガツオのほとんどはアルガルベ定置網からのものです。もっとも、スペイン人に言わせるとアルガルベもアンダルシア地方の一部ということですから、記載に間違いはないということになります。

ソウダガツオはアルガルベ定置網にはたくさん入りますので、地中海内の近隣諸国でもさぞかし多くの漁獲があるものと考えがちですが、そんなに多くはないようです。大半はバイキャッチ(混獲)のようで、ターゲットフィッシュ(漁獲対象魚種)はハガツオスマカツオになるみたいです。ある資料によるとスペインでさえソウダガツオの漁獲量は年間800トンほどだということですし、ポルトガルでもアルガルベ定置網がなければ、ほとんど漁獲されない魚種ということになると思います。つまり、漁獲が少ないということは、人々があまり食べない魚ということになりますので、現にソウダガツオはポルトガルではほとんど消費されていません。

こんな美味しい魚を食べないなんてちょっともったいない気もしますが、「食え」と押しつける訳にもいきませんので、致し方ない、といったところです。

ところで、この写真のソウダガツオの缶詰は内容量が78gのものですが、地元Isla Cristinaの販売店で3.5ユーロほどの値段(360円)です。これって、けっこういい値段です。高級品ですね。というか、自信がなければ売れませんね。









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by mobulamobular | 2010-09-02 06:41 | ポルトガル文化 | Comments(6)
日本食レストラン
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海外で「日本食レストラン」を営むことは、けっこう大変なことだと思います。

しかし、「日本料理を世界に広めることが、ひいては日本の食文化をさらに豊かなものにする」のであれば、それは海外にある「日本食レストラン」のおかげ、ということになるのではないでしょうか。
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by mobulamobular | 2010-06-24 06:54 | ポルトガル文化 | Comments(2)
SIC
日本の"8チャンネル"のようなテレビ局で、"SIC"(シック)といいます。活魚部の出荷作業の模様を撮影しに来ました。
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国が小さいせいでしょうか、はたまた、仕事の関係からでしょうか、テレビとか新聞とかの取材依頼が多いです。通常は失礼のないよう丁寧にお断りしています。それでも一方的な取材・報道をされる時も多々ありますが、これも自然相手の仕事の難しさの一つだと思ってあきらめています。
テレビや新聞がもっと身近な存在に感じられることから、漁師らもはじめは報道関係者とのコンタクトに一様になんとなく悪くない気分でいたようですが、たびたびの誤報道や"やらせ"を目の当たりにした時、その妄想はけし飛んでいきました。

でも、今回のは"ちゃんとしている"、と思います。
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相変わらずの漁師や学生や研究所の職員らによる混合チームでゴチャゴチャしています。
定置網の恩師である大学の先生を介してのSICからの取材申し込みでしたので受けました。何やらフロンティアな人物や事業にスポットをあてた新番組を制作するそうですが、オンエアはずいぶん先になるとのことです。
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しかし、さすが"8チャンネル"です。美人キャスターとイケ面カメラマンを送り込んできました。残念ながら、今回は野郎ばかりの現場なので"イケ面"の威力は発揮されませんでしたが、美人キャスターは初っ端から見事に野郎たちの心をつかんだ様子で、ドライでビシバシ質問攻勢。いろいろ細かなことをスタッフから聞き出していました。作業の事前説明が大水槽からのエイ類の取り上げに及んだ際、美人キャスターが自分も水槽内に入って取り上げシーンを撮影してはどうかと提案した時、野郎どもはみんな彼女の水着姿を期待したのですが、約1名"KYな奴"が、エイは棘があって危険だからと説明して、この企画は没、になりました。
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その後、何やら彼らは「次回は沖に行ってイケスの中にいる魚を撮影しましょう」とか打ち合わせをしていたようです。また、野郎どもの期待は膨らみました。










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by mobulamobular | 2010-06-13 01:24 | ポルトガル文化 | Comments(4)
海の清掃活動
メキシコ湾の油井の事故で、海が取り返しのつかないことになっていますが、こちらは学生と漁師とが連携しあっての「海の清掃活動」(LIMPAR O MAR)です。
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5日間のイベントでした。学生が漁師に呼びかけ、海で見つけたゴミを港まで持ち帰ってもらい、それを学生が回収します。その結果を毎年恒例5月31日の漁師の日(Dia do Pescador)で発表、優秀な成績をおさめた漁師は表彰される、といった仕組みです。

定置網漁師はなかなかの優秀な成績で、市役所よりゴミ箱を30個も賞品でいただきました。

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せっかくのきれいな海岸でも、これ1本落ちているだけで気分が悪くなりますので、気をつけましょう。
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by mobulamobular | 2010-06-07 05:38 | ポルトガル文化 | Comments(0)
CNN.com
ヨーロッパでは多くの人たちが大変な目に遭っている最中、ちょっと"悪ノリし過ぎ"とも思いますが、お馴染みのサイトからです。
イギリス、ドーバー海峡を渡るフェリー乗り場での1コマ。もちろん、アイスランド火山爆発の影響が波及したニュースです。
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オレンジ〇で囲った写真の説明文は下記の通り。

"A German businessman walks with a bicycle to the English port of Dover. He bought the bicycle to qualify as a vehicle passenger aboard a ferry because all foot passenger tickets had been sold."

なんで。と思うのがフツウの感覚だと思います。

"あるドイツ人ビジネスマンが、普通旅客者(foot passenger)チケットが売り切れたため、車両旅客者(vehicle passenger)としての乗船を認めてもらうために自転車を購入し、トボトボとフェリー乗り場に向かって歩く。" みたいな感じです。こんな時だから、"自転車なし"でも乗せてあげればよいのに、と思います。

これを早速、定置網漁師に見せると、彼らの反応は。「イヤ~、イギリスもポルトガルとおんなじだな。」

さすが、分かってますね。ポルトガルのことも。ヨーロッパのことも。

やはり、ヨーロッパは「外から見ていた方が面白い」のかもしれません。
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by mobulamobular | 2010-04-21 05:13 | ポルトガル文化 | Comments(4)
Vulcão da Islândia
「アイスランド火山」です。タイトルはポルトガル名です。世間が大騒ぎになっていますので、これもついでに載せておきます
しかし、煽ります。閉鎖する空港が増える一方、めちゃくちゃな大混乱と止めどない経済的損失を浴びせられ、なんとか問題打開に向けた手立てはないかと、ついにはしびれを切らしテスト飛行に踏み切り無事着陸を果たした航空会社も2~3出てきている中、多くの人たちの早期の事態収拾を願う気持ちを尻目に、この新聞はいけしゃーしゃーと「混乱は数か月続くだろう」と言ってのけました。
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確かに、火山灰が航空機のエンジンに与える悪影響については否定できないのでしょう。下手をすれば墜落事故を起こしかねないと考えている訳です。でも、なんとか匠の技で回避できないものなのでしょうか。

あえて、疑ってかかります。この「事件」、個人的にはとても「ヨーロッパ的」と感じています。数名の目立ちたがり屋の"PhD"が言ったことを、確たる実証がないため、誰も反論できず、ましてや人命にかかわることですので、おとなしく右へ倣への状態に陥ってしまったのではないか、と推測します。この状況に今すぐ異議を唱えることはとても勇気のいることです。ポーランドで痛ましい墜落事故があった直後なだけになおさらです。

しかし、"Unidade na Diversidade"(多様性における統一)が、いつしか「EUは一つ」という連合国家的傾向が強くなり、それぞれの「多様性」や「価値観」がしばしば置き去りにされているように思われます。特に"PhD"が中心で形成される学会等では、一つの意見が通れば、それはすぐにヨーロッパの統一見解となり得ることから、自然と声が大きくなります。ですから、デタラメがまかり通る可能性も多くなります。

みながみな、そうとは思いません。しかし、「皆同じ」というのは、どこか気味の悪い感じがします。結局は"Unidade ou Diversidade"(多様性か、統一か)なのでしょうか。

翌日の新聞記事から
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by mobulamobular | 2010-04-19 05:51 | ポルトガル文化 | Comments(0)
アルガルベの休日
アルガルベ- Algarve - はヨーロッパ屈指の観光地です。
昼間はゴルフに乗馬にヨット。夜はディスコにカジノにアイリッシュ・バーです。
そして、新鮮な魚介類をふんだんに使ったポルトガル料理をポルトガルのワインと合わせてぜひお召し上がりください。

しかし、ゴルフも乗馬もヨットもやらない方、ディスコにもカジノにもアイリッシュ・バーにも興味のない方、また、食事についてとても保守的でアルコールが苦手な方々には、残念ですが何もありません。

でも、ここには当たり前のものが、当たり前のように大きく存在しています。それに気がつくことができれば、きっとアルガルベを満喫できると思います。

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by mobulamobular | 2010-04-11 05:06 | ポルトガル文化 | Comments(2)
金、返せ!!
言わんこっちゃない。
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先日のカーニバル 2010の続編です。実はこの"ミニチュア・リオ・デ・ジャネイロ・パレード"を見物するのは有料です。それについては賛否両論あるでしょうが、祝日でもないくせに皆んなを休ませてしまい、そのことについて何の疑いも持たせないほどのパワーのあるカーニバルですから、何でもアリ、なのかもしれません。
しかし、それも自然の前には無力でした。生憎の「寒の戻り」となり、おまけに「雨」です。そんな時にパレードなど見に行かなきゃいいのにと思うでしょうが、見に行った人たちは「金、返せ!!」とブーたれていた、というニュースでした。
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by mobulamobular | 2010-02-18 05:06 | ポルトガル文化 | Comments(2)