人気ブログランキング |
カテゴリ:マグロ( 123 )
ドルフィン・ウォッチング
今年はここまでイルカの来遊が少ない状態が続いています。と言うか、最近はまったくいない様子です。随分と沖に出れば、見れるかも知れません。



d0113817_04512075.jpeg



これは経験から言えることですが、マグロはイルカと同じような“水”を好み、回遊しているように思っています。ですから、イルカがいないと言うことは、マグロもいないことを意味します。これが理由だと納得して、ちょっと安心します。




















m.

by mobulamobular | 2019-06-27 04:44 | マグロ | Comments(0)
絶対神話
それが崩壊する日が来るかも知れません。




d0113817_08054496.jpeg



ステレオスコピックカメラの画像解析画面です。もし、そうなったら、そもそもの根拠が問題視されそうです。
























m.

by mobulamobular | 2019-06-23 05:00 | マグロ | Comments(0)
Caging
朝起きると、雨。靄もかかり、高原のような風情。気温は若干高め。しかし、今日も仕事は捗りそうにないと思われました。



d0113817_05535006.jpeg



午後には晴れ、風は吹きましたが、何とか2回目のCaging作業を行うことが出来ました。

“Caging”とは、自分の欲しいものを檻に入れて占有するための行為です。























m.

by mobulamobular | 2019-06-20 06:00 | マグロ | Comments(0)
比較
同じ日に同じように獲った2尾のマグロをマイナス60℃で急速凍結後、ほぼ同じ部位のスライスを解凍した際の写真です。普段は、お客さんとの契約上、秘密保持の義務がありますので、“こうした”サンプル写真を外に出すことは出来ません。




d0113817_05451188.jpeg



ふたつのスライスサンプルの比較です。
左: 鮮やかな朱色、右: くすんだ赤色。
左: 日本人好み、 右: ヨーロッパ向け。
左: 体重200kg以下、 右: 体重200kg以上
左: 脂乗り上々、右: 若干脂薄
左: メス、右: オス。
等々、マグロは1尾1尾肉質が異なります。

ちなみに、これらのマグロは“天然もの”で、“養殖もの”ではありません。両者間の違いは、「味」ですが、上記天然もの2尾の違いは、「個性」となります。しかし、今は、残念ながら“個性”が好まれる時代ではありません。


























m.

by mobulamobular | 2019-05-14 06:02 | マグロ | Comments(0)
日本人が思わずヨダレを垂らして欲しがるほどのクロマグロ
一応、こんな感じのことを言っているのだと思います。どこが、あるいは誰が情報源かは知りませんが、いつものように、また変な記事がポルトガルの全国紙に載りました。「アルガルベ(ポルトガル南部地方)では"そんな貴重な"クロマグロが目の前を通り過ぎて行くのをただ見ているだけ」、つまり、漁獲枠(Quota)が少ないと訴えているようでもあります。




d0113817_04362803.jpg


大西洋のクロマグロ資源はICCAT(大西洋まぐろ類保存国際委員会)が管理し、加盟各国や地域に漁獲枠を割り当てています。ポルトガルの漁獲枠は、EUに割り当てられた漁獲枠の内の2.97%(Allocation key)と"決まって"いますので、ICCAT枠全体の1.6%ほどしかありません。これを多いと思うか少ないと思うかは、まさにポルトガル人次第なのですが、未だにこのようなクロマグロの記事に使われる写真が50年も60年も昔のものであることから、"量を獲る"ことだけがエライと考えているように思え、あらためてここの漁業の未熟さを垣間見るような気がしました。



















m.

by mobulamobular | 2019-05-04 05:45 | マグロ | Comments(0)
マグロの鱗
新しい取組みです。今季入網したすべてのマグロの鱗を採取し、"素人ながら"、年齢査定を行って見ようと思っています。さて、"何歳"のマグロが最も多く入るでしょうか。




d0113817_01515858.jpg



ちなみに、この鱗は、尾叉長が220cm、体重190kgの個体の尾部のものです。仮にこの取組みが上手く行ったら、今までモヤモヤしていたいろんな事が明らかになって来るような気がします。






















m.

by mobulamobular | 2019-05-01 02:56 | マグロ | Comments(0)
漁業を変えた
そんな大袈裟なことではないのですが、日本の漁業関係者にも参考になるかも知れません。


d0113817_04573369.jpg


スペイン・カナリア諸島のクロマグロ漁は、昨年まで"獲った者勝ち・早い者勝ち"の無秩序なルールで行われていましたが、今年から船毎に漁獲枠が割り当てられたことにより、"クロマグロの価格が上昇した"という、漁業者にはとっても嬉しい結果になっています、というお話です。魚屋では、クロマグロの"フィレ"が30€/kgだそうですので、もう日本よりも高値ですね。漁獲枠が割り当てられたことにより、各漁業者が計画立てて漁を行うことが出来るようになり、結果、大量一気水揚げが無くなり市場が安定し、おまけに漁期も伸びたことから(ちょっとずつ獲るので)漁業者の収入もアップしたという、なんともブラボーな状況になっています。

絶対に日本もコレを見習った方がよいと思います。でないと、日本はもっともっと貧乏になります。30€/kgのクロマグロなんて、安い!!、と思うようにならないといけません。こっちの漁業者から見ると、今の日本市場は、たくさん買ってはくれるけど、ケチ!!、な状態です。
























m.

by mobulamobular | 2019-04-10 04:18 | マグロ | Comments(0)
あいつらは今ごろどこでどうしているのだろう
今年も資源保護・管理の観点から、大量をリリースしましたが、今ごろはふつうに考えると、ノルウェー海辺りまで北上して脂の乗ったニシンやサバをたらふく食って、そろそろ南下し始めたかなと推測しているところです。タイセイヨウクロマグロは、1kgから400kg以上の個体が存在します。ですから、バラバラのサイズのものが、一緒になって群を作って泳いでいるとは考え難いです。やはり、少なくとも大中小のグループを形成して回遊しているものと考えられますが、"本当はどうなのか"は、誰も知りません。



d0113817_05021033.jpg


ポルトガルで定置網をやって実際にマグロを獲っていますので、研究者はその漁結果を見て、ポルトガル沿岸にはマグロが回遊していると発表します。もし、ポルトガルで定置網をやらずマグロの漁獲がなければ、研究者はポルトガル沿岸にはマグロは回遊していないと考えるのです。まさに、1995年にポルトガルの定置網が復活する前が、そんな状況でした。この論理は、世界中でありとあらゆる魚種の生態調査に適用されています。つまり、そこに魚がいるかいないかは、大方そこで魚を獲っているか否かで決まるのです。しかし、魚の回遊(移動)は"線"のはずですが、調査結果は"点"となってしまいます。そして、それらの点を結ぶことによって、魚はこのルートを回遊していると考えることになるのですが、これが事実と異なることは明らかなのです。そこで、注目されているのが、"ポップアップ式衛星通信型タグ"の活用です。しかし、これも漁師が必要になります。なぜならば、魚が獲れなければ、タグも打てないからです。結局、何から何まで、"漁師頼み"なのです。すべての研究者がそうだとは思っていません、しかし、昨今、このような"現場"を無視して勝手にレポートを発表する研究者が多くなっています。その後、それが元で、メチャクチャな規制が行われたり、素っ頓狂なルールが施行されたりして、漁師はとんだ迷惑を被ることになっています。確かに、悪い漁師も存在します。しかし、研究者はこうした現場軽視、まともな漁師にまでも不敬な態度をとる姿勢は改めるべきと思います。






















m.


by mobulamobular | 2018-12-02 02:00 | マグロ | Comments(0)
リョウシキ
世界中、"ダサイ"ニュースで溢れかえっていますが、現在、"業界"でも大事件が勃発中です。しかし、一方の当事者である日本での報道はゼロに等しいです。結局、"経済的に多大な悪影響が及ぶ"ことが理由となり、日本側が妥協することになった様子です。一大消費地としては、賢明な選択だと思いますが、これにより、今後、現場への見当違いの規制が一層厳しくなることが憂鬱です。来年から、ちょっとは"まとも"に運用をしてもらいたいと思います。




d0113817_04413581.jpg


さて。来年は"キュラソー島"だそうです。





















m.

by mobulamobular | 2018-11-29 04:19 | マグロ | Comments(0)
クロアチア・マグロ
東大西洋および地中海産クロマグロは、所謂"ジャンボマグロ"として有名ですが、クロアチア産だけは、30kg前後の小型マグロになっています。理由は、アドリア海にはジャンボマグロが回遊して来ないためです。これを越年して養殖します。ポルトガルの3倍くらいの生産量があると思われます。一方、今ではすっかりメジャーとなった旋網と曳航イケスによるマグロ養殖技術は、1990年代初頭、オーストラリアで確立されたものですが、それを開発したのはクロアチア人だと聞いています。しかし、その技術を地中海に持って来たのは日本の大手商社並びに水産会社で、その後、メキシコにも導入されました。


d0113817_06401267.jpg


そんな訳で、"マグロ先進国"のクロアチアでは、国内でもトロットロの美味しい"大トロの鮨"を食べることが出来ます。
























m.

by mobulamobular | 2018-11-27 03:05 | マグロ | Comments(0)