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アカエイ
訳ありで、2度目の登場です。過去の記事(スティングレイ)を参照ください。
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学名 Dasyatis pastinaca、 英名 Common stingray、 ポルトガル名 Uge、 和名 未だないと思います。
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アカエイというと「人なつっこいエイ」というイメージがあると同時に、「よっぽどドジをしない限り大丈夫だけど、間違って刺されたらけっこう痛そうな尾っぽにある棘の持ち主」、といった印象を持っています。
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では、なぜ「訳あり」かというと。先日、定置網のアンゴラ出身の黒人漁師が、船上に水揚げされてまだピシャピシャしているアカエイの棘を足に刺してしまいました。刺さった瞬間に激痛が走ったようで、「ウァオー」と奇声をあげ、片足でデッキ上を飛び跳ね、あっち行ったりこっち行ったり。それを別の船から見ていたミゲルが思わず、「マイケル・ジャクソンだ!!」と叫んだのです。

数日後、その「M・ジャクソン」が亡くなってしまうとは、その時誰もが想像しなかったことです。

同世代ということもあって、M・ジャクソンの歌はよく聞きました。勝手ながら、「お世話になった」とも思っています。それはというと、昔、初めてアフリカに行った時、右も左も分からない中、すべてが想像を絶する雰囲気に少々ハイな気分で、異文化と自分との接点を追い求め、さまよい歩き、行き着いたレストランで聞いたM・ジャクソンの歌に、とてつもない安堵感をおぼえた記憶があるからです。
何もかもが異なる世界で、それが唯一の「共通点」でした。

pelo "Wacko Jacko".


追記 - アカエイの棘を足に刺した黒人漁師は仲間から愛称で「グレーリャ(Grelha)」と呼ばれています。"Grelha"とは「魚などを焼く網」のことです。いつもながらこちらの人間のユーモアに富んだあだ名付けのセンスには感心します。ようするに色が黒いことから「焦げた」イメージでそう名付けられたのですが、親しみを込めて皆から呼ばれることで、本人もこのあだ名に満足している様子です。
足の方は大事には至らず、翌日からまた元気に沖に出ています。
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by mobulamobular | 2009-07-03 20:21 | サメ・エイ
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