こっちが、和名で コバンザメでした。
暇していたところに、やっと、漁師が面白い魚を持ってきてくれました。本ブログ、初登場になります。全長73cm、体重1.29kgの立派な大人の個体です。 学名 Echeneis naucrates、 英名 Live sharksucker、 ポルトガル名 Pegador あるいはAgarrador、 和名 コバンザメ、です。 "小判"ザメ。 "小判"=吸盤です。よく見ると、板状帯となっていますが、それぞれ後方に小さな突起物があります。これにより、ピタッとひっついているのだと思いますが、前方には突起物がないことから、魚全体を前方向に押してやると、意外とスンナリ取れてしまいます。 下顎の方が、上顎より突出しています。 "鼻の穴"。 胸鰭。 背鰭には、棘条はなく、軟条のみです。 胸鰭と腹鰭。それに白色ライン。 背鰭と臀鰭。それに白色ライン、それとも褐色ラインでしょうか。 尾鰭は、"湾入"します。しかし、この個体においては、上下端まで、真っ黒で、白くはなっていませんでした。きっと、若い個体では、尾鰭が湾入しなかったり、先端が白くなっていたりするのでは、と勝手に思っています。 腹面。大型魚などにくっついている時の姿です。灰色です。 何しに、定置網まで来たのでしょうか。ここまで、大きくなると、くっつける大型魚も少なくなり、たいへんだったのではないかと、想像してしまいます。
by mobulamobular
| 2014-10-23 05:56
| 魚
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