タコの再来、を予感させるように、最近、日に日にタコの水揚げ量が増えてきています。おかげで、市場は墨でまっ黒です。
750gがミニマム・サイズだそうで、漁師は1ぱい1ぱい計量"させられます"。当然、750g未満のものはセリには出せず、お持ち帰りとなります。でも、大漁のため、文句は出ません。 下の写真は、今日の市場で撮ったものですが、過去にも似たような写真がありました。 思い起こせば、最近1~2年のタコ漁はパッとしていませんでしたが、それ以前は、数年間、タコ豊漁の年が続いていました。その始まりとなったのが、2007年でした。2007年というと、タコ以外にも思い出すできごとがあります。「低水温」です。そして、水温について今年も同じような記事を投稿しています。 つまり、「低水温だと沿岸湧昇がもたらす栄養豊富な海水によってタコの餌となる二枚貝(ここではムラサキイガイ)が多くなるのでタコが豊漁となる」、ということなのかもしれません。 ということは、タコ豊漁が、2007年~2008年のように続くとすると、来年も「低水温の年」ということなのでしょうか。 それは、とてもイヤなのですが、「タコ、いなくなれ~」とは、ちょっと言えません。 ______________________________________________________________
by mobulamobular
| 2012-12-05 05:18
| 魚
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