朝、ちょっと立ち寄った魚市場にて、通りすがりに見かけたガンギエイの1種です。
こういったタイプのガンギエイは"Cuckoo ray"と頭の中にすでにインプットされていますので、「いるいる」ぐらいにしか思わなかったのですが、なんかどこかちょっと違うような気がしたので念のためケータイカメラで写真を撮りました。 ここらでは決して珍しいガンギエイの種ではありません。よく見ますし、あの両方の胸鰭の中央にある「カッコーに托卵された他の鳥の巣の中の様子」のようなマークは印象深く、忘れるものではありません。事務所に行き、あらためてパソコンを開いて過去の記事をチェックしてみると、やはり違います。こんどのは「カッコーの卵」というよりは「古代エジプト文字」のようで、ひょっとして、また「別種」かな、と思っています。 上の写真は、ふつうのCuckoo rayの写真です。以前にも使用しました。Shark TrustやFishbaseでも再チェックしましたが、どれもCuckoo rayとして出ている写真の個体の胸鰭のマークは、このタイプのものばかりです。 「やっぱ、新種だ」、とまでは思いませんが、こういう発見は面白いものです。次回発見時には、個体をキープしたいと思います。 学名 Raja(Leucoraja) naevus、 英名 Cuckoo ray、 ポルトガル名 Raia de dois olhos、 和名 カッコー・ガンギエイ。 ______________________________________________________________
by mobulamobular
| 2011-12-03 06:40
| サメ・エイ
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