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9月になれば世界が変わる
この先、スッキリ行きたいものです。

ソウダガツオが来ました。

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今年は、この時季になっても、ハガツオの入網が続いています。

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そして、オマケはアジです。

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これら"強力メンバーたち"とともに、なんとか9月を乗り切りたいと思います。
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by mobulamobular | 2015-09-03 06:09 | | Comments(0)
「鯵」は、ズバリ、"味"がよいので、"アジ"、なんだそうです。

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旬を迎えています。でも、水揚げされる魚市場では安値です。でも1kmほど離れた一般の"Mercado"(市場)では、驚くほど高値です。

こういう事実が、庶民に知られていない、あるいは、隠されているため、漁師は ◯◯ です。
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by mobulamobular | 2014-05-30 02:44 | | Comments(2)
大きなニシマアジ
全長 465mm、体重 730g の、この辺りではあまり見ない大型のニシマアジが、ちょっとまとまって定置網に入りました。

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学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 "Carapau branco"、 和名 ニシマアジ、 です。

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ポルトガル名を、あえてローカル名の"Carapau branco"(白アジ)としたのは理由があり、それは、どう見てもこの個体からは、"白"という印象を受けないからです。

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でも、後頭部背鰭沿いの側線は、第二背鰭の終わりまで続いています。

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尻鰭の棘も前に2本、後に1本の合計3本です。

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よって、どこから見ても、ニシマアジなのですが、少なくともここらで認識しているニシマアジとは明らかに異なります。

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結論をいえば、アジの寿命も10年以上だそうですので、ふだんここらで見ている30cm未満の個体は、まだ子供のアジということなのかもしれません。あるいは、よく聞く "地付き"のアジと、回遊型のアジとの違いになるのかもしれません。以前、ここにも多くのエビ底曳網漁船が出入港していたころ、こういう「大きなニシマアジ」がよく獲れる、と聞いたこともあります。でも彼らの漁獲対象はあくまでもエビなので、アジの漁獲には制限があり、多くは、漁師のオカズとなったり、沖で投棄されていたようです。

じっくり味わってみたくなる魚です。
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by mobulamobular | 2013-10-24 04:06 | | Comments(2)
ニシマアジ
ふつう、ここでは水温が低くなると相対的に魚体が小さくなり、水温が暖かくなると魚体が大きくなる傾向があると思っています。

しかし、この魚は例外で、水温が冷えると、むしろ魚体の大きなものが定置網に入網します。下の写真の個体は、全長30cm弱でした。
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学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 Carapau、 和名 ニシマアジ、 です。
お腹のところがプクっとふくれて、丸々した脂の乗った、旬のアジです。
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刺身よし、たたきよし、焼きよし、煮よし、です。ここらのポルトガル人もこのアジは大好物で、一気に5尾ぐらいは平らげます。ちなみにイワシは15尾ぐらいが「1人前」です。
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そういえば、昨日の「アジフライ」も美味しかった、です。











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by mobulamobular | 2012-04-27 06:48 | | Comments(2)
アジの利用方法
今日は型のよいアジが多く定置網に入りました。
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ニシマアジ(Trachurus trachurus)です。まずは鮮魚として水揚げです。でもこんな時は相場は下がりがちです。
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そこでオーダーのあった「活アジ」を一気に1000尾ほど確保しました。
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船の魚槽から活魚施設に移動します。そこで出荷まで待機です。尾数をカウントします。
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あのチャールトン・ヘストンくんも応援に駆けつけます。
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そして、最後の利用方法が「かぶす」です。北陸地方で漁の分け前のことをだそうです。ポルトガルにもこれと似た言葉がります。"Caldeirada"です。「かぶす」に「かぶす汁」があるのと同様に、"Caldeirada"というポルトガル料理があります。魚・野菜などを入れたごった煮です。また、この漁師の分け前が「当たり前」の語源にもなっているらしいです。とにかく、皆んなでアジを分け合います。
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これ、いい加減にやると争いのもとになるため、配分はかなり神経質になっています。
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by mobulamobular | 2010-05-13 00:20 | 活魚 | Comments(0)
うらはら
8月のにぎやかさとは裏腹に海は静まりかえっています。"よくあること"ですが、今年は「今までになく」涼しい(過ごしやすい)8月となっており、水温も8月としては「過去に記憶がない」ほどの超低温となっています。Praia(ビーチ)は海水浴客でごった返していますが、誰も海に入っていないというのが実情です。こういった「異常気象」はとたんに定置網の漁にも影響を与えます。
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例年ですとめったに入ることのないXaputa(シャプータ)です。今年は他の漁師から分けてもらう必要もなく、逆に、みんなに分けるほどです。冷水が運んでくれたちょっとしたプレゼントです。
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下がニシマアジです。低水温域にいたことを物語るように、肉厚で脂ののった、丸々とした絶品です。一方、上は黒ニシマアジです。これはやはり酢漬けにでもなるのでしょう。何れにせよ、いつもの8月にはあまり見ることのない魚たちです。

加えて、Biquerão(ビケロゥン)です。それも大量です。やはり、こんなことは「今までに見たことも聞いたこともありません。」、となります。

しかし、こう長く超低水温が続いていると、そろそろおどけてばかりもいられない状況になってきます。ちなみに今日の水温は表層が17.5℃、底が15℃でした。










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by mobulamobular | 2008-08-24 21:54 | 定置網 | Comments(0)
マアジ
「アジ(鯵)の旨い鮨屋は上手い」と勝手に思っていますが、そのアジを代表するのが「マアジ」です。
アジ科(Carangidae)にはマアジの他、シマアジやブリ・カンパチが属しており、日本の食文化においてはとても大切なFamily(科)であると思います。
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ポルトガルにおいても「マアジ」は人気種で、食べ方としては焼き魚、フライ、酢漬け等様々です。
北東大西洋および地中海海域では4種類の「マアジ」が生息していることになっていますが、ポルトガルでは内3種がよく水揚げされています。
(写真上) 学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 Carapau、 和名 ニシマアジ。
(写真下) 学名 Trachurus mediterraneus、 英名 Mediterranean horse-mackerel、 ポルトガル名 Carapau do Mediterrâneo、和名はありませんので、今ここで命名します。「地中海マアジ」。
もう1種は 学名 Trachurus picturatus、 英名 Blue jack mackerel、 ポルトガル名 Carapau negrão、これも和名がありませんので、命名します。「黒ニシマアジ」です。しかし、この写真はまだ用意できていないので、追っかけ記載したいと思います。
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さて、「ニシマアジ」と「地中海マアジ」の識別ですが、これがケッコウ難しく、よく見ないと分かりません。
この種の特徴として、体側に「ゼンゴ」(稜鱗=りょうりん)という棘状の鱗がありますが、まずこれが微妙に異なります。
(写真上) ニシマアジの体側前方の稜鱗(幅が広く、数が少ない)
(写真下) 地中海アジの体側前方の稜鱗(幅が狭く、数が多い)
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また、後頭部背鰭沿いの側線の長さが異なります。これは北東大西洋および地中海海域の4種類のマアジ全てにおいて異なっており、最も有効な同定部位だと思います。
(写真上) ニシマアジの後頭部背鰭沿いの側線は、ほぼ第二背鰭の終わりまで続いている。
(写真下) 地中海マアジの後頭部背鰭沿いの側線は、第一背鰭第8棘条下、あるいは第二背鰭第3軟条下までで終わっている。

ちなみに、アルガルベの定置網漁師もアジだけは日本語の「アジ」で覚えており、網内にアジがいる時は、「あじ・アジ・鯵~!!」っという叫び声が、耳に心地よく、船上に響きます。
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by mobulamobular | 2007-10-27 05:35 | | Comments(0)