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マルタ水族館 8

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学名 Scomber colias、 英名 Atlantic chub mackerel 、 ポルトガル名 Cavala、 和名 タイセイヨウマサバ。
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by mobulamobular | 2015-11-25 05:00 | 出張 | Comments(0)
サバ好き
食べるのも好きなのだと思いますが、話はちょっと違います。

アルガルベ定置網にとって、極身近な存在で、公人ですが、月に2回くらいの頻度で、お忍びで朝一緒に定置網船に乗って沖に行きます。彼はダイビングが趣味で、定置網内を潜って魚の写真を撮るのが目的です。しかし、お目当ての魚は、マグロでも、マンボウでもありません。サバなのです。

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潜って、"変幻自在"なサバの群れを見ると、とても癒されるそうです。

よい趣味をお持ちで、何よりです。
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by mobulamobular | 2015-07-07 04:42 | 定置網 | Comments(0)
我慢のしどころ
毎日、楽しい漁生活はずが、我慢を強いられる局面を向かえています。水温もやっとこさ20℃まで上昇しましたが、再び16~17℃付近です。ソウダガツオもちらほら見え始めていましたが、また、いなくなってしまいました。

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学名 Scomber colias、 英名 Atlantic chub mackerel 、 ポルトガル名 Cavala、 和名 タイセイヨウマサバ 、です。 
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by mobulamobular | 2014-08-26 07:35 | | Comments(0)
サバ
毎日、これの5倍くらいの「サバ」が必要になっています。

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しかし、去年と比べて、需要は同じくらいですが、供給量が少なく、せっせと自前で漁を繰り返すしかありません。
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by mobulamobular | 2014-08-06 03:55 | 定置網 | Comments(0)
Scomber colias
"タイセイヨウマサバ"、 です。 つまり、アルガルベ定置網で一番多く獲れるサバの類のことです。

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今だから、ですが、"ニホンマサバ (Scomber japonicus)" が、遠く離れた大西洋で獲れる訳がないのです。これは、明らかに別種です。

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この日も大漁、とはいきません。最近はこのサバも "漁が減っていて"、先行き不安です。
(上の上の写真は、サバが獲り網に囲まれ、パニクッているところです。)

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漁が減っている、と考えられる理由は、その内、述べたいと思います。

それと、勘違いしないように。これらの写真は今日のものではありません。今日も時化で沖には出れませんでした。写真は時化前のものです。
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by mobulamobular | 2013-06-27 02:46 | | Comments(0)
一番のプレゼント
時節柄、プレゼントをもらいます。その中で、今年一番のお気に入りプレゼントがこれでした。
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Olhãoの缶詰屋さんからのもので、サバ缶とパテの詰め合わせ。もちろん、この原料には定置網で獲れた多くのサバが含まれます。

市場や研究所でも、はっきりしない中、ズバリ、サバを"Scomber colias"(学名)と表記しているところも気に入りました。


それでは。

Votos de Feliz Natal.
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by mobulamobular | 2012-12-25 00:36 | ポルトガル文化 | Comments(4)
サバ大漁
"スーパームーン"のご利益でしょうか、大きなサバ(Scomber colias)が大漁です。
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しかし、17年間、変わらずの"オレンジ箱"です。1つの箱には、サバが15kgずつ詰められていますが、これが、めんどくさい。それが3000箱以上(近年、まれにみる多さ)、場内にところ狭しと並びました。
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早朝4時からの水揚げ作業。その後、再び漁に出て、大きなサバが30トンほど追加されました。最終的に水揚げ作業を終えたのが夕方5時。これじゃ、働き過ぎです。しかし、1日にこんなに多いサバを水揚げしたのは、新記録かもしれません。そのせいなのか、あるいはこれもムーン・パワーなのか、市場のコンピューターがイカレてしまいました。ちょっと、意気地がない気もします。









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by mobulamobular | 2012-05-10 06:21 | | Comments(0)
国際動物命名規約
ここまで来ると、もう素人の出る幕じゃない、って感じですが、「サバ」について、ちょっと、まとめてみたいと思います。

その前に、国際動物命名規約(International Code of Zoological Nomenclature, ICZN)というのがあるのですが、これはそのものズバリ、動物の学名を決める唯一の国際的ルールのことで、1961年に発行されたそうです。新種に学名をつけるには、このルールに沿って、新種であることを証明し論文を発表しなければなりません。
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ここで問題となっているのが、"Scomber colias Gmelin, 1789" です。つまり、「Gmelinさんが1789年に命名したScomber colias」ですが、かなり昔の命名だからでしょうか、この種が何なのか、今では混乱している様子です。もっとも、、1961年の国際動物命名規約が発行される前の学名ですので、判断基準が異なることは否めないと思われます。

しかし、サバ科(Scombridae)サバ属(Scomber)は世界に3種、とずっと思ってきたところが、どうやら本当はやはり「4種」の可能性が高まってきたと感じています。そのもう1種がScomber coliasなのですが、では実際にどれがS.coliasで、どれがそれ以外なのかの明確な形態的区別がなされていようです。つまり、学名だけが独り歩きしている状態です。それなんで、ずーっと長い間、大西洋のゴマサバみたいなサバも、太平洋のマサバと同じ"Scomber japonicus"とみなされてきました。

では、大西洋のゴマサバみたいなサバは、実はゴマサバで、太平洋のゴマサバ(S.australasicus)と同種かというと、それも違うようです。はっきりしているのはノルウェーサバ(S.scombrus)との違いだけ、みたいです。

「サバ4種」は次のとおりです。

① 学名 Scomber japonicus、 英名 Chub mackerel、 ポルトガル名 Cavala、 和名 マサバ

② 学名 Scomber australasicus、 英名 Blue mackerel、 ポルトガル名 分かりません、 和名 ゴマサバ

③ 学名 Scomber colias、 英名 Atlantic chub mackerel 、 ポルトガル名 分かりません、 和名 タイセイヨウマサバ  

④ 学名 Scomber scombrus、 英名 Atlantic mackerel 、 ポルトガル名 Sarda、 和名 タイセイヨウサバ(あるいは、ノルウェーサバ)

ついでに「生息地」を追記すると、

① 太平洋、インド洋
② 太平洋、インド洋
③ 大西洋
④ 大西洋

ということになります。

繰り返しますが、学術的に厳密には未だ推測の域を脱していない、と思われます。ほぼ、そうでしょうが、100%ではないということです。それに上記の「生息域」ですが、自然界で本当にあんなにきれいに棲み分けが行われていると思いますか。まだまだ、表には出てきていない事実があるようにも思われます。

学者さんたちの今後のさらなる奮闘が期待されます。









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by mobulamobular | 2012-04-06 07:23 | | Comments(0)
10日振り
やっとこさ時化がおさまり、実に10日振りの出漁となりました。
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他船もえっちらほっちら漁に出ます。仕掛けたままの漁具が見つかればよいのですが、流失となると、また厳しい現実が待っています。

こちら定置網は大きな損傷もなくなんとか春の時化をクリアできました。しかし、やはり早い潮がいった形跡はありました。危ない、です。でもよかったです。これが資本ですから、当然ですけど、大漁した時よりうれしく思ったりします。
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さて。獲って帰ってきたのは、型のよいサバ(学名 Scomber colias*)でした。今年はこれがメインターゲットになりそうな予感がしています。

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何れにせよ、準備できました。これからは、毎日楽しい漁生活、となります。



注) 沖道網、未だでした。


*サバについては、近々今ある情報をまとめて、ご紹介したいと思います。













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by mobulamobular | 2012-04-02 06:07 | 定置網 | Comments(0)
混乱 - ゴマサバ
これ、「ゴマサバ」ではありません。「マサバ」と結論付けています。
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学名 Scomber japonicus、英名 Chub mackerel、ポルトガル名 Cavala、和名 マサバ です。
しかし、こんなに体表がゴマだらけのサバを以ってしても「ゴマサバ」と呼ばずんば、何を以って「ゴマサバ」とするべし、と思うほど「胡麻サバ」ですが、それでも「マサバ」です。理由は簡単で、FAOでも、FishBaseでも、FNAMでも、大西洋にはゴマサバ(Scomber australasicus)は生息しないとされているからです。ようするに、消去法です。サバ属(Scomber)には、マサバ(S.japonicus)、ゴマサバ(S.australasicus)、タイセイヨウサバ(S.scombrus)の3種が存在することになっていますので、ゴマサバでなく、タイセイヨウサバでもなければ、それは必然的にマサバになるのです。
明らかに他の2種とは異なるタイセイヨウサバは下の写真のようになります。
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学名 Scomber scombrus、英名 Atlantic mackerel 、ポルトガル名 Sarda、和名 タイセイヨウサバ(あるいは、ノルウェーサバ) です。

さて。前述のとおり、本ブログでは一番上の写真のサバを"マサバ扱い"しているのですが、これは「ポルトガルでのこと」あるいは「大西洋でのこと」となります。日本近海に生息する「マサバ」と同種とすることには疑問がありますし、実際、同じと考えるには「あの胡麻」を見てしまうと無理があるのです。

ことの真実は分かりません。ちょっと勝手に記してみます。
サバ属は3種ではなく、実は世界に4種存在します。"S.colias"という種が加わります。1789年にGmelinという人が発見・命名しています。FishBaseには載っていますが、情報としては乏しいですし、ポルトガルでは1種として認識されていません(ポルトガルの農水産省では"Cavala=S.japonicus"です。)。ですが、ものの文献では最近「ミトコンドリアDNA」レベルの話で、S.japonicusとS.coliasには異なったクレート(共通の祖先から進化した生物群)が存在することを明らかにしています。
ようするに「2種は異なる」ということなのでしょうが、内容が難しすぎて一般的ではなく、確認も困難なためあまり世間には広まっていな様子で、今なおコントラバーシャルな話題なのです。

しかし、現場に立つ者の一人として、これからはこの説を信じてみようと思っています。そして周りの人間たちにも説いてみたいと思います。例えば、水族館関係の人たちが、なんて言うかが楽しみです。
学名 Scomber colias、英名 Atlantic chub mackerel 、ポルトガル名 分かりません。 和名 タイセイヨウマサバ です。
注) 「タイセイヨウサバ」と「タイセイヨウマサバ」がいるということです。 

ついでにもう一つ、「ゴマサバではない」理由となりそうなものを記しておきます。
以前にも"サバについては神奈川県水産技術センターのWebページに詳しく記載されている"と記述したのですが、その中に「3.サバの仲間と見分け方」というのがあって。
"水産庁中央水産研究所(現独立行政法人中央水産研究所)では、誰にでもマサバとゴマサバが判別できるマニュアルを作成しました。この方法によると、少し測るだけで、ある部分の斑紋を観察するだけで簡単にサバを判別することができますのでこの方法を紹介します。
その一つの方法は尾叉長(吻端から尾鰭彎入部の内縁までの直線距離)と第1背鰭の底の長さとの比率を求めて判別する方法です。まず、サバの尾叉長を求めます。吻端から尾鰭の縁辺で最も湾入した部分までの長さを測ります。次に、第1背鰭の最も前側にある第1棘条の付け根から第9番目の棘条の付け根までの長さ(これを仮に計測基底長といいます)を測ります。この値を尾叉長で割って100を掛けます。たとえば、尾叉長250mmのサバの計測基底長が26.25mmとしますと、26.25÷250×100=10.5となります。この計算して得た値を判別指数といいます。この計算では10.5が得られた判別指数ですが、判別指数が12以上でマサバ、12未満でゴマサバと判断されます。この判別方法は99%以上の高い精度で判別できますが、やや精密に測定しなければなりませんので、ノギスによって測定する必要があります。"
とのことです。

以前に1ダースほどのサバで上記の計算を実践したことがあり、結果は次のようになりました。
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よって、計測した12尾全ての判別指数が12以上で、結果、全て「マサバ」と判別されました。

しかし、この判別結果について個人的にはちょっと残念に思っています。なぜならば、「ついに大西洋でゴマサバ発見」の方が話題性に富んでいると思ったからです。FishBase等の記述ではゴマサバ(S.australasicus)は、北インド洋から紅海まで生息している、となっています。ならば、何故、スエズ運河を越えて地中海、大西洋までやって来ないのでしょうか。こっちの方が、不思議なような気がしています。

地中海・大西洋にバカンスにお出かけの際は、「ゴマサバ探し」やってみませんか。

ps. ノギスもお忘れないように。
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by mobulamobular | 2010-04-25 06:00 | | Comments(4)