タグ:Donax spp. ( 5 ) タグの人気記事
貝桁網漁業
月曜日の早朝。いつもなら、まだシ〜ンとしている河岸ですが、今日は何隻のも船が出港の支度をしていました。

その中の多くが、ナミノコ貝を獲る「貝桁網漁業」の小舟です。

d0113817_54732.jpg


今年のコンキーリャ(ナミノコ貝)漁は、一番の書き入れ時である夏の観光シーズン時に"貝毒"が出たとかで禁漁となり、その後、長い間、水産庁からは何の説明もなく漁に出れない日々が続き、やっと解禁になったと思いきや、時化続きとなり、無理して出漁した船が転覆事故を起こし、ひとりの漁師の尊い命が失われる悲劇などもあり、恵まれた年とは言えない状況にあります。

そして、一昨日の時化の余波もおさまり、今朝は満を持しての出漁なのかもしれません。

「貝桁網漁業」とは、"マンガ"とか"マンガン"と呼ばれる爪のついた鉄やステンレス製の籠を船で曳いて、海底を引っ掻き、砂ん中に潜んでいる貝を、後方に取り付けた袋状の網に集めて獲る漁法のことです。
[PR]
by mobulamobular | 2014-12-02 06:33 | 漁師 | Comments(0)
ワイン・ショリッソ・コンキーリャ
もちろん、「ワイン」はアレンテージョのものです。

d0113817_3202895.jpg
 

「ショリッソ(Chouriço)」は、アグアデンテ(ポルトガルの焼酎)に火を点けて、かるくあぶります。

d0113817_3245142.jpg


そして、「コンキーリャ」です。

d0113817_328446.jpg


いつもの前菜で、週末の夕食会もスタートしました。
[PR]
by mobulamobular | 2014-02-03 04:16 | ポルトガル文化 | Comments(2)
Donax
"Donax"とは、ここらで獲れるナミノコ貝の属名です。
d0113817_1532760.jpg

色・模様は茶褐色のものから白色まで線のあるものないものと、様々です。こうして、ネットに入って売られています。
d0113817_1572212.jpg

砂抜きが必要な時もありますが、水に戻すと、この通りです。
d0113817_22221.jpg

大小、サイズのちがいはありますが、大きなものは貝幅3.5~4cmほどになります。殻は、ふつうにそこらの海岸で拾えます。
[PR]
by mobulamobular | 2012-08-29 05:13 | | Comments(10)
食事
まずは、コレから。
d0113817_5262047.jpg

ずいぶんと「食事」を繰り返してきましたが、やっぱり、エントラーダ(前菜)はコレかアレです。「幸せ」を感じる瞬間が、この年になってもあることは大いに今後の励みとなります。
d0113817_536371.jpg

おっと。それにはコレ付き、条件付きです。
d0113817_5414416.jpg

メインにはコレを選びました。新鮮なものを"もったいない"と思うかもしれませんが、新鮮だからこそ旨いのです。
d0113817_545383.jpg

デザートには今の時期はコレです。アンド、たっぷり生クリーム。コレがまた、好きになると日本のコレが食べられなくなるくらい美味しい、というか、このインプリケーションは如何に、です。

ちょっと、大人気なくはしゃぎ過ぎましたが、まぁ、こんな感じです。











______________________________________________________________
[PR]
by mobulamobular | 2012-04-17 06:09 | ポルトガル文化 | Comments(2)
ナミノコ貝
ホリデーでアルガルベに着いたら、まず食べたくなるのが、イワシの塩焼きとこの貝だと思います。
d0113817_2019561.jpg

オリーブオイルと白ワイン、ニンニクを入れて、最後にコリアンダーを加え、酒蒸しのようにしたところに、レンモンを思いっきりしぼって食べます。
学名 Donax spp. 英名 Donax clams、 ポルトガル名 Caldelinhas、 和名 ナミノコ貝 です。
学名ですが、種の同定が難しく、素人判断ですので、ここでは無難に「Donax属の1種」ということにします。ちなみに近辺では"Donax trunculus"(和名 フランスナミノコ)と"Donax vittatus"(和名 ニヨリフランスナミノコ)が生息していることになっています。
d0113817_2037513.jpg

英名は「Donax二枚貝」と表記されているだけであまり面白くないのですが、ポルトガルでは再び「謎めいた」名前がついています。アルガルベ地方では圧倒的に"Conquilhas"(コンキーリャシュ)という名前で通っていますが、正式名は上記の通り、"Caldelinhas"(カルデリーニャシュ)です。たぶん、リスボン、ポルトあたりではこう呼ばれているものと思います。ポルトガル人はよっぽど犬猫の類が好きなのでしょうか、この"Caldelinhas"とは「メスの子犬」を意味する言葉で、例によってなんでこんな名前で呼ばれているのか周りの者たちに聞いてみましたが、"Conquilhas"に慣れ親しんでいる者たちですので、皆、首を傾げるばかり。
d0113817_0244999.jpg

ここからは想像での話ですが、貝から外套膜、もしくは水管が出たり入ったりする様子を見て、子犬がペロペロと舌を出す様に似ていることから、この名前がついたのではないかと思います。こう考えると「かわいい~じゃん」ということになるのでは。一方、"Conquilhas"はどうかというと、こちらの方が議論が白熱しました。お隣りのスペインでは"Coquinas"と呼ばれています。似ているようですが、最後までその因果関係は分かりませんでした。"Con"は英語でいうところの"with"に相当し、"quilha"は船のキールを意味することから、キールに似た貝殻の形を見て「キールを持った貝」で"Conquilhas"、という意見も出ました。

参考までに。フランスでは"Olives de mer" = 「海のオリーブ」、だそうです。

夏の海岸、老夫婦が並んで手を取り合って足踏みをする微笑ましい光景をよく目にします。
"Conquilhas"の潮干狩りです。









______________________________________________________________
[PR]
by mobulamobular | 2007-09-30 07:05 | | Comments(3)