Tシャツ
毎年、ユニフォーム代わりに色を替えてTシャツを新調しています。
今までに、白、グレー、青、赤、緑、紺色等作ってきましたが、今年はオレンジ色と茶色という少しハデめなものと
シックなものになりました。
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若い漁師にも年輩の漁師にもウケています。
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# by mobulamobular | 2007-07-12 17:26 | 定置網 | Comments(0)
"buço" = 「女性の口ひげ」
タイ4姉妹でご紹介したBica-buço(英名 Red Pandora、和名 アサヒダイ)ですが、"発見"しましたので、ご報告します。
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これじゃないでしょうか。口元上部のシワシワ。なんとなく「女性の口ひげ」をイメージするものがありませんか。もし本当なら今さらながらにしてポルトガル人の観察力の凄さを見直さなければなりません。よ~く見ていると、そう言えば、こんな感じのおネェさんを街でよく見かけませんか。この感覚はポルトガルに住んだことのある人にしか理解できないかもしれません。この口ひげも含めて、この魚の美しさをどう見るかは個々の感性にゆだねられます。
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サシミ、焼き魚で美味です。旬は今時分ではないでしょうか。











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# by mobulamobular | 2007-07-02 22:50 | | Comments(0)
小カンパチ
これもこのあたりではあまり見られない魚です。カンパチの幼魚です。
日本ではカンパチも出世魚でこのぐらいのサイズ(25cmほど)のものは「ショッコ」とか呼んでいると思います。
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大きなもの(8~10kg以上)は主に夏場に定置網に入りますが、なぜか決まって2尾ずつ(つがい!?)で量的には
多くありません。地中海内のほうが漁獲量が多いと聞いています。北東大西洋および地中海海域に
生息しているとされているSeriola(ブリ属)は4種とされていますが、南部ポルトガル海域では内2種を
時々見かけるといった感じです。その2種というのが日本でもおなじみの2種でカンパチとヒレナガカンパチです。
本当に日本近海に生息するものと同種なのかは分かりませんが、学名を見る限り同じです。
ちなみにブリ、ヒラマサはいません。残念ですが。
では、はたしてこの魚はカンパチの幼魚なのかそれともヒレナガカンパチのそれなのか、ですが、
いろいろ調べていて面白い記述を見つけました。
Fishes of the North-eastern Atlantic and the Mediterranean(UNESCO)ではブリ属の幼魚は
種によって体側の横帯の数が異なり、カンパチは5本、ヒレナガカンパチは6本となっています。
この横帯は大きくなるにつれて不規則になり、次第に消えていくものだそうです。この場合、眼のところの
斜帯と尾の付け根のものは含みません。
どうでしょうか。これは。
結果、スズキ目(Perciformes)アジ科(Carangidae)ブリモドキ亜科(Naucratinae)ブリ属(Seriola)の
学名 Seriola rivoliana、 英名 Almaco jack、 ポルトガル名 Charuteiro (地方名 Peixe-azeite)、 
和名 ヒレナガカンパチ だと思います。
上記の違いの他にカンパチの幼魚の方がもっと黄色がかった色であったり、カンパチの尾鰭の下葉先端は
白くなっているなど、チェックポイントはあるのですが、今回は横帯の数に賭けてみたいと思います。
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ポルトガル名の"Charuteiro"は葉巻(タバコ)を意味する"Charuto"から派生した言葉と考えられます。
ようするに「葉巻のようにずんぐりした格好の魚」ということでしょうか。辞書を見るとCharuteiroで「煙草店主」と出ています。
一方、"Peixe-azeite"ですが、Peixeは「魚」、azeiteは「オリーブ油」のことです。魚の色がオリーブ色だからなのか、
身に脂がのっていてもオリーブ油のようなサラっとした感じだからなのか、どちらかは分かりませんが、
こちらの方がしっくりくる感じがします。
アルガルベでは一般的に人々はPeixe-azeiteと呼んでいます。発音は「ペイシェ・アゼィテ」です。
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# by mobulamobular | 2007-06-29 15:43 | | Comments(0)
タイ4姉妹
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学名 Pagellus erythrinus、 英名 Common Pandora、 ポルトガル名 Bica ("尖り"という意味)、 和名 ニシキダイ。
美しい魚です。ポルトガル名の"尖り"というのはちょっと納得いきませんが、形から言えばいたしかたないところでしょうか。
和名「ニシキダイ」というのもよいですね。名ばかりでなく食しても美味です。定置網では夏場によく入ります。
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学名 Pagellus bellottii bellottii、  英名 Red Pandora、 ポルトガル名 Bica-buço(あるいは"Mariana")、 
和名 アサヒダイ。
上のBicaの近種。これも美しい魚です。日本ではどうやら少量ながら「アサヒダイ」というおめでたい名前で
流通しているようです。興味深いのがポルトガル名で、Marianaは単なる女性名で、容易に「美しいもの」を
想像できますが、標準名とされているBica-buçoの"buço"(ブソと発音します)とは、一般的に「女性の口ひげ」
(うぶ毛タイプ)のことを指す言葉です。ちなみに男性の口ひげのことはbigodeといい、猫のそれも同様です。
それでは何故この魚がbuçoなのか?
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上がBicaで、下がBica-buçoです。口元を比べてみるとどちらかと言うと前者の方がゴッツイ口元で、
後者の方が優しい面持ちに感じられますが、いかがでしょうか。
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お気づきかもしれませんが、英名では双方とも"Pandora"という名がついています。あのギリシャ神話の
「パンドラの箱」のそれです。
これらの魚はやはり誰が見ても美しい、神秘的なものに見えるのでしょう。ポルトガル人以外は!?

さて、3種目ですが、これは以前「魚その5」でもご紹介したものです。
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学名 Pagrus pagrus、 英名 Common Seabream、 ポルトガル名 Pargo legitimo、和名 ヨーロッパマダイ。
マダイはどこでも「真ダイ」といった感じで、タイの基本形、魚の原点のような存在です。これもきれいな個体でした。

最後に4姉妹目としてご紹介するのは、これも以前に「珍魚」でご紹介したものです。
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学名 Dentex canariensis、 英名 Canary Dentex、ポルトガル名 Dentão quissanga、
和名は定かではありませんが、あえて言えば「カナリア・キダイ」とでもなるでしょうか。これまたきれいな魚ですが、
外見上はBicaとPargoを足して2で割ったような形をしています。
しかし、決定的に違う箇所がひとつあります。学名が示すように"Dentex"というのは「歯」のことを指しますので、
この魚は鋭い歯とか、大きな歯を持っているとか、すぐ噛み付くとか、そういった歯にまつわる特徴があることが
容易に分かります。
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で、口の中を覗いてみますと。ありました。確かに鋭い歯が。こういった歯は上記のPagellus属やPagrus属の
魚にはありません。もちろんタイ類ですので、皆歯がありますが、Dentexのものが一番鋭いという意味です。
それにしても。もうお気づきかもしれませんが、学名、英名、日本名ともに西アフリカ沖のスペイン領カナリア諸島の
「カナリア」という名前が入っていますが、ポルトガル名のみ"quissanga"というカナリアとは違った名前がついています。
では、一体"quissanga"とは何かというと、旧ポルトガルの植民地であった東アフリカのモザンビークの一地区の名前です。
ようするに、ポルトガル人は「この魚はカナリアではなく、モザンビークの"quissanga"地区によくいる魚だ」
と言っているのです。
ここからも、旧大国の威信が見え隠れする一方、良い悪いは別として、オリジナリティーの現れと言えるでしょうか。
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# by mobulamobular | 2007-06-26 03:33 | | Comments(0)
カツオ3兄弟
まずはこれをご覧ください。
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上からヒラソウダ(Auxis thazard)、スマ(Euthynnus alletteratus)、マルソウダ(Auxis rochei)、と思いきや・・・・・。

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3尾とも1kgオーバーの丸々と太ったカツオたちです。
(上)一番上は背鰭の形状が明らかに違うのでヒラソウダではありません。
(中)でも、スマだったら腹部に黒い斑点があるはずですが、一番上のにはありません。
(下)よ~く見ると一番下のマルソウダに黒い斑点があります。
これらのカツオ3兄弟は同日同じ時に漁獲されたものですので、同じ群れで移動してきたものと考えられます。
あるべきものになく、通常ないものにあることが分かります。結果、一番上のものは二番目のものと同様にスマで、
スマの中には腹部に黒い斑点がないものも存在するということ、また、三番目のものはマルソウダですが、
スマと一緒に回遊していることから"ハイブリッド"の可能性が高いということが言えると思います。
また、これらのことは今回が初めてではなく、たびたび見られる状況です。
長年の観察からもうひとつ言えることは、この海域にヒラソウダが生息、あるいは回遊している可能性は
非常に低いということです。しかし、これらはあくまでも私見ですので、ご参考までに。
ヒラソウダ発見の暁にはぜひともご紹介したいです。
結局、今のところ単なる「カツオの兄弟」でした。
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# by mobulamobular | 2007-06-24 21:47 | | Comments(0)
ラージスケール スコーピオンフィッシュ
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学名:Scorpaena scrofa、英名:Largescaled scorpionfish、ポルトガル名:Rascasso、だと思います。
日本では近種でS.neglecta(イズカサゴ)やS.onaria(フサカサゴ)などがいますが、同種でも個体によって色彩に大きな違いがあり、種の同定はむずかしいです。5月に「魚顔」でフサカサゴとして紹介したものと同種で、今回のは大型となります。ポルトガルでは他にS.elongata(Slender rockfish)という種がいますが、生息数は少ないとされており、漁獲されるフサカサゴ類ではこのS.scrofaは一番メジャーな種です。背鰭に黒い斑点がありますが、S.onaria(フサカサゴ)の場合はメスの個体にはなく、オスにだけ見られる特徴です。S.scrofaでも同様なのか定かではありません。Fishes of the North-eastern Atlantic and the Mediterranean(Unesco)では黒い斑点についての記載はありますが、それが雌雄によって異なることについては言及していません。
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# by mobulamobular | 2007-06-20 17:09 | | Comments(0)
ムラサキイガイ
[2010年1月24日記載内容一部訂正済み]
定置網にとって代表的な付着性汚損生物であるムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)です。
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世界中で広く食用とされていますが、原産地は地中海で、船底などに付着して全世界に広まった話は有名だと思います。一般的にはムール貝と呼ばれ、いろいろありますが、いわゆる地中海料理の中によく入っています。前述の通り、ムラサキイガイは定置網にとって「百害あって一利なし」の存在です。外来種としてのムラサキイガイは世界中のいろいろなところに大量発生、大量付着し、多大な被害を与えています。
ここでは冬から春にかけて産卵をし、卵は潮により流され漂った末、定置網のロープや網に付着します。付着した時は肉眼では見えませんが、1~2ヶ月ほどすると米粒大となり、その後4~5ヶ月で殻長が4~5cmほどまでに成長し、この間体重はおおよそ10倍になります。天文学的数量で付着をしますので、例えば卵から孵化し幼生となり定置網に付着し、その後米粒大にまでなった時の総重量が仮に100kgであっても、その数ヵ月後には1トンもの重量になってしまいます。実際はその何十倍、何百倍ものムラサキイガイが付着するわけですから、その全体量は計り知れないものになってしまいます。この重さによってロープや網が破断したり、定置網そのものが海中に沈んでしまい、漁ができなくなる事態を招きます。漁師にとっては正に恐ろしいの一言です。

ポルトガルではMexilhão(発音は難しく、"ムシリョン"といえば通じると思います。)と言います。イガイ類には冒頭の"M.galloprovincialis"の他にもいろいろな種がいて、ヨーロッパ(地中海外)では"M.edulis"の方がメジャーな存在のようです。

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# by mobulamobular | 2007-06-19 19:58 | 定置網 | Comments(0)
活サバ
サバは水族館等で大変人気の魚種です。
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多数のサバを水槽に入れると群れを形成し、その群れは球状になります。
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でも今回のものはちょっと用途が違いました。
研究機関用コルビナの餌となります。コルビナは大変用心深く、また臆病な魚で、毎回餌付けには苦労をします。
過去にリスボン水族館ではコルビナの餌付けに2ヶ月以上要した記録もあります。この時は鮮魚や冷凍魚を与えていましたが、
まったく食べようととはしませんでした。ようやく食べ始めた時はすでにコルビナは皮と骨のみの状態になっていました。
死んでしまっては元も子もないので、今では活サバを与えています。それでも日中、人が見ている前では食べません。
どうやら夜にバシャバシャやっている様子です。
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プレデーターが近づいて来ます。すると群れはいっせいに逃げ出します。
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# by mobulamobular | 2007-06-16 20:36 | 活魚 | Comments(0)
珍魚その3のお詫びと訂正
前回、「珍魚その3」に誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
側線の走り方が特徴的ですので、今回は間違いないと思います。
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英名Leerfish、ポルトガル名Palombeta、学名Lichia amiaです。
何れにせよ日本近海では見かけない種で、アジ科(Carangidae)ですが、Fishes of the North-eastern Atlantic
and the Mediterranean(Unesco)によると一属一種で、和名は不明です。
魚体が大きいこと、時に水面下や河口付近で見られることからスポーツフィッシングの対象魚となっています。
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# by mobulamobular | 2007-06-11 16:40 | | Comments(0)
珍魚 その2と3
今年は今のところ例年になく水温が低く、思ったような漁ができていませんが、えてしてこんな時はかわった魚が入るものです。
まずはイスズミの仲間で英名はBermuda sea chub、ポルトガル名はPreguiçosa-branca、学名はKyphosus sectatorです。
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記憶ではここでは初めて見ます。定置網以外の魚でも見たことはありませんでした。25cmほどです。

[下の記述は間違っています。次の回の「珍魚その3のお詫びと訂正」をご覧ください。]
次は学名Campogramma glaycos、英名はVadigo、ポルトガル名はXareu-palhetaです。
和名は分かりません。日本近海には生息していないと思いますが、これでもブリの仲間です。成魚になると
群れることなく、単独行動が主だそうです。このあたりでも珍しい魚で、誰一人名前を知る者はいませんでした。
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これはけっこう大きく、全長で120cmほどありました。








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# by mobulamobular | 2007-06-10 04:41 | | Comments(0)
ホウボウ
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和名ホウボウ、英名Tub gurnard、学名はTrigla lucerna(Chelidonichthys lucernus)です。ポルトガル名はこのサイトではIPIMARの魚名辞典を使用していますが、この正式名が時より実際に広く市場で使用されている一般的な魚名と異なる場合が多々あります。今回のホウボウの場合もそのひとつかもしれません。ポルトガル名は"Cabra-cabaço"です。ホウボウの仲間でカナガシラの一種(Lepidotrigla cavillone)が時より市場でもまとまって売られているところを目にしますが、これをRuivoと呼んでいます。ホウボウの方が数が少なく一般的ではないので、このRuivoと混同されている場合が多いようです。
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# by mobulamobular | 2007-06-09 15:36 | | Comments(0)
スマ
日本では地方によって「ヤイト」と呼ばれています。
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英名はLittle tunny、ポルトガル名はMerma、学名はEuthynnus alletteratusです。カツオ・マグロ類の一種で、ソウダガツオに近い種です。「ソーダガツオ」を参照下さい。特徴としては①胸に黒い斑点があること、②鰓蓋の黒点が吻先から背中にかけての黒いラインと離れていること、③第1背鰭が第2背びれまでつながっていること、等が挙げられます。
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それに比べ、ソウダガツオには胸に黒い斑点がないとされていますが、ここにはいます。たぶん今年も夏から秋にかけて定置網に入網すると思いますので、入り次第ご紹介します。下の写真は上がソウダガツオ、下がスマです。ソウダガツオは800gほど、スマは2kgほどです。
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ソウダガツオの鰓蓋の黒点は背中のラインとつながっています。また、第1背鰭は小さく、第2背鰭とはつながっていません。
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スマは定置網にそれほど大きな群れで入ることはありませんが、時に5kg以上の大型ものが入ることもあります。ソウダガツオに比べ若干水温の低い海水域を回遊していると思われます。双方とも刺身で美味ですが、鮮度には注意が必要です。









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# by mobulamobular | 2007-06-07 17:56 | | Comments(0)
トビウオ
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いわゆるトビウオの一種で和名はハマトビウオ、英名はBennett's flyingfish、ポルトガル名はPeixe Voador、学名はCheilopogon pinnatibarbatus です。トビウオの仲間では最大級で、大きいものでは50cm近くになります。刺身、から揚げで美味。日本ではクサヤにしても一級品です。定置網には春から夏にかけて多く入りますが、漁師たちは特にこの魚をマグロの群れの「随伴魚」として毎年その回遊を注目しています。

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見れば見るほど、飛ぶのに適した体つきです。実際100m以上のフライトを何度も目撃しています。大きな目でけっこう愛嬌のある顔をしていますが、空中ではあまり視力は良くないのか、幾度となく飛んでそのまま船にブチ当たる光景も目撃されています。

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胸鰭のみならず、腹鰭でも風をとらえます。後ろから見るとまるで「ハリアー」の様です。
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# by mobulamobular | 2007-06-06 04:31 | | Comments(0)
マグロのヤケ
「ヤケとは筋肉の筋原繊維タンパク質が変性し溶出した状態であり、筋繊維微細構造の死後変化の量的に進行した状態であると考えられる。」とか言われても何が何だか分からないのが、マグロのヤケです。しかし、分からないからといって放っておけないのがやはりマグロのヤケの問題なのです。マグロの肉がヤケの状態になると、肉は艶を失い、パサつき、到底サシミとしては使えない代物になってしまいます。しかし、食べれないことはありません。食べれます。ツナステーキにすれば何の問題もなく美味しくいただけます。問題はサシミにできないと安値になってしまうことです。だから漁師は、水揚げ時の即殺を試み、船上ですぐに骨髄の神経を殺し、血抜きをし、できるだけ早く冷やし込みを行うことを心がけています。しかし、それでも出てしまうのがマグロのヤケです。
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もっと詳しく…
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# by mobulamobular | 2007-06-05 00:05 | マグロ | Comments(0)
日本研修旅行 その8
最終日は東京見物です。東京都葛西臨海水族園を見学しました。
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浅草はちょうど三社祭でした。
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ここに新たに日本好きの外人さん2名が誕生しました。
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一週間ほどの短い旅でしたが、何かをつかみ、二人の将来に役立てばと思います。
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# by mobulamobular | 2007-06-03 21:29 | 日本研修旅行 | Comments(0)
日本研修旅行 その7
東京と魚といえば、築地です。クロマグロ(Thunnus thynnus)です。
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その多さと大きさと、活気に圧倒されます。
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場外にも行ってみました。
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「・・・・・・・・。」
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# by mobulamobular | 2007-06-03 01:59 | 日本研修旅行 | Comments(0)
漁師の日
ここでも若い漁師が育っています。また育てていかなくてはなりません。毎年、5月の末に地元では「漁師の日」を設け、その時の優秀な漁師や水揚げの多い船などを表彰するイベントがあります。今年は定置網から一名、若干19歳の漁師が「若手のホープ」賞を受賞しました。名を"ミゲル"といいます。
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ミゲルは現在ケガで休んでいる(マグロに肩を強打されました)ベテラン漁師の代わりに作業船を一隻任されています。作業船は母船の補助作業、定置網の点検清掃作業を始め、夜間標識灯の管理や海況測定などの仕事を行っています。またそれ自体機械ですので、作業船の点検整備も機関士とともにやらなければなりません。まだまだ覚えなければならない事ばかりですが、何とかやっています。周りの皆は将来のキャプテン候補として期待しています。
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それじゃ、何も見えないだろ!?





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# by mobulamobular | 2007-06-02 05:47 | 漁師 | Comments(0)
日本研修旅行 その6
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東京に戻る前に金沢観光です。時間の許す限り小京都を楽しみました。
人呼んで「忍者寺」として知られる妙立寺を見学しました。いろいろな仕掛けが面白かったです。

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金沢といえばここでしょう。兼六園・徽軫灯籠前でお決まりのワンショットです。
ひがし茶屋街では日本の古風ゆかしき建物の中、散策を楽しみました。
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# by mobulamobular | 2007-06-01 14:25 | 日本研修旅行 | Comments(0)
日本研修旅行 その5
日本海といえばこの魚ですが、訪問時には漁期も終わりに近く、「イナダ」サイズのものが水揚げされていました。
ブリ(鰤)"Seriola quinqueradiata"です。
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ポルトガルにもいろいろな魚がいます。そのほとんどが、日本のものと種こそ異なれ、同属近種のものが
大概は生息しますが、ブリだけはいません。
いないと分かると余計にほしくなるのが人情で、しかも美味しい魚となるとなおさらです。

時化のため石川県・門前町での定置網乗船をあきらめ、車で富山県へと移動し、
「定置網の街」氷見の漁港を見学しました。
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「定置網の街」と言われるだけあって、海岸線は定置網で埋め尽くされています。
定置網があって、小さな港があって、定置船が係留されていて、網や側張りがそこら中に置かれて出番を
待っているかのような光景は定置網がひとつしかない国から来た二人にはかなりの驚きだった様子です。
氷見の漁港では盛んにサワラ(鰆)"Scomberomorus niphonius" の水揚げが行われていました。
定置網の数、水揚げ量の多さのみならず、その活気の凄さに二人は圧倒された様子でした。
また、船、トラックで次々に魚が搬入され、そのつど仲買人が魚の元へ移動を繰り返し、次々にセリが
行われていく様は、ちょっとノンビリ屋さんの二人には、かなりの刺激だったと思います。
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# by mobulamobular | 2007-05-31 15:29 | 日本研修旅行 | Comments(0)
日本研修旅行 その4
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能登・門前町の定置網の現場を訪問しました。未だところどころに地震でうけた被害の跡が残っており、一日も早い完全復興を願うばかりです。
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生憎の悪天候で沖には出られませんでしたが、事業所の教室でそのスケールの大きさに驚愕しました。
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二人にとっては異文化の象徴でもある「畳・ふとん・ゆかた」。ぐっすり寝られたでしょうか。
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# by mobulamobular | 2007-05-30 17:15 | 日本研修旅行 | Comments(0)
日本研修旅行 その3
次は定置網作りの工場見学です。
たくさんの人たちの努力の賜物で定置網漁は行われています。決して獲る人間だけのだけのものではありません。
それにしてもプロの仕事の早さ、正確さ、確実さには目を見張るものがあります。
また、勉強させてもらいました。
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しかし、結構疲れました。まだ時差ボケも残っているし、寝れる時に寝る。これ、漁師の鉄則です。
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でも運転手さんは寝れません。お世話になりました。
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# by mobulamobular | 2007-05-30 17:14 | 日本研修旅行 | Comments(0)
珍魚(Dentex canariensis)
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魚種の同定にはUNESCOの"Fishes of the North-Eastern Atlantic and the Mediterranean"を使用していますが、そこではポルトガル南部は生息域には入っていないことになっています。キダイ属の一種で「ハナレンコ?」という和名になっている"Dentex canariensis"です。英名ではCanary Dentexです。誤解しないでいただきたいことは、「珍魚」としたのはあくまでもポルトガル南部の海岸線においてはということで、名前ともなっているカナリア諸島近海でどうなのかは知りません。ひょっとしたらたくさん生息しているのかもしれません。ただ、FishBase等WEBサイトにも鮮明な画像はあまりなく、人目に触れることもそんなにないのではと思いました。

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# by mobulamobular | 2007-05-29 21:51 | | Comments(0)
コルビナの雌雄判別
日本研修旅行の話の続きの前にちょっと別の事柄を紹介します。
コルビナでも述べたように近年この魚の(オオニベ、Argyrosomus regius)の養殖がスペイン、フランスを中心に盛んに行われるように
なってきています。
そこで養殖に必要な親魚を提供しています。
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定置網に入ったコルビナを活魚として船の魚層に入れ、港まで運び、その後陸上施設に移します。
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養殖では親魚から卵と精子を取り出し、それらをかけ合せて稚魚を生産するわけですから、当然、
オスとメスが必要になります。しかし、コルビナの場合、外見ではほとんど雌雄の見分けがつかないため、
カテーテルを体内に注入し、実際に卵、精子を取り出して雌雄の確認を行います。他に血液検査による
雌雄判別方法などもありますが、この場合魚を傷つけることになり、ここでは行っていません。
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# by mobulamobular | 2007-05-29 14:22 | 活魚 | Comments(0)
日本研修旅行 その2
小田原では相模湾試験場を訪問し、回流水槽での定置模型実験を見学しました。
潮の流れを受けて定置網がどのように変形し、漁にどのような影響があるか。
どこにどのぐらいの力が掛かり、それを予測することによって最悪の事故を回避する手段を
あらかじめ講じる、等々。とても勉強になることばかりでした。
神奈川県水産技術センター相模湾試験場

新幹線の待ち時間を利用して小田原城見学です。
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そして、いざ北陸・金沢です。
金沢ではまず小型の定置網船に乗船させていただきました。
少人数でいかに効率よく定置網漁業を行っていくかを実践されているところです。
これからのポルトガルでの定置網の発展には欠かすことのできないノウハウがぎっしり詰まった現場でした。
一仕事終えて帰路での朝飯です。漁師さんから「ミソ・スープ」と「サシミ」をご馳走になりました。
これもきっと忘れられない思い出になったことでしょう。
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帰港後、早速獲れた魚の選別です。無駄のない一連の作業の流れとそのリズムが勉強になりました。
本当にありがとうございました。
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# by mobulamobular | 2007-05-25 14:34 | 日本研修旅行 | Comments(0)
日本研修旅行
ポルトガル人スタッフ2名を連れて日本に研修旅行に行ってきました。
その様子をこれから数回に分けてご紹介します。
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ファロからTAP(ポルトガル航空)でリスボン経由フランクフルトまで。そこからJALで成田です。
おおよそ24時間の長旅です。二人にとってはもちろん初めての日本への旅でした。
今回、縁あって神奈川県のご協力を得ることができました。まずは横浜の県庁にご挨拶です。
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その後、三崎・城ヶ島の神奈川県水産技術センターを訪問させていただき、日本の漁業、神奈川県の漁業、
定置網等多くのことを学ぶことができました。
また、隣接する神奈川県栽培漁業協会ではポルトガルでは未だない「育てる漁業」という考え方についての
貴重なお話を聞くこともできました。
小田原では市の漁業協同組合の定置網に乗船させていただき、日本の定置網を初めて見学しました。
まず驚いたのが、朝早い(夜中?)出港時間です。2時に港を出て二ヶ統の操業を終え、港に戻った時に
ようやく東の空が白々してきました。地元の漁師さんにとっては毎日大変な作業と思いますが、二人には
かえって新鮮な作業に映った様子でした。
次に、失礼を承知で言わせていただければ、二人にとって意外だったことは「日本の漁師は若い」ということでした。
見学させていただいた定置網では漁師さんの世代交代が上手に行われ、若い方がたくさん働いていました。
それだけで、一昔前の漁業に対する印象とはちょっとちがうものを感じました。
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# by mobulamobular | 2007-05-24 16:44 | 日本研修旅行 | Comments(0)
水揚げ
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水揚げは必ず魚市場(DOCAPESCA)で行われます。この市場は今でこそ民営化されましたが、つい最近まで国営でした。しかし民営化後も魚の水揚げはDOCAPESCAのみで行うことが国の法律で定められたままになっています。

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ポルトガルは小国であるがゆえに現在の資本主義社会においては少なからずハンデがあります。
この魚市場も存在自体が法律で保護された形になっていますし、業界ではモノポリーですので、競争のない企業の弊害のようなものが随所に見られます。しかし、漁師たちは毎日せっせと影の部分と日の当る部分を行き来しながら水揚げ作業を行っています。

水揚げするときは必ずこのオレンジ色の箱の中に15kgの魚を入れてください。
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# by mobulamobular | 2007-05-11 22:19 | 定置網 | Comments(0)
ソーダガツオ
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Auxis rochei (Bullet tuna) マルソウダ だと思います。
ポルトガルではユダヤ人を意味する"Judeu"と呼ばれています。

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定置網で水揚量の一番多い魚です。
漁の最盛期は8月から10月ですが、海況によっては少量ながら年間を通じて姿を見ます。
夏には魚体は1kg以上となり、丸々太り、美味の一言。個人的には、刺身はマグロ以上だと思っています。
水揚げされたソウダガツオは、あまりポルトガル国内では消費されないため、生食用として少量のみ地元の魚屋さんが
買って行きますが、あとは全てお隣のスペインの加工場に売られていきます。いわゆる輸出産品です。
スペイン南部のアンダルシア地方ではソウダガツオを使った料理が古くから郷土料理として地元の人々によって
愛され、今もその人気は衰えることがありません。加工場に送られたソウダガウオはそこで缶詰にされます。
缶詰といっても高級品で中にはツナ缶の数倍の値段のものもあるくらいです。コクがあり、味があり、
これも刺身同様、マグロ以上ではないでしょうか。

この種の同定は難しいのですが、このソウダガツオをマルソウダと断定すると、ヒラソウダはここにはいないのでしょうか。
近種にスマ(Euthynnus alletteratus 近々ご紹介します)がいますが、一般的にはこれは腹部に黒い斑点があり
容易に種分けできるとされていますが、ここには上の写真のソウダガツオに腹部に黒い斑点のあるものがいます。
しかし、ここで漁獲されるスマは、ソウダガツオに比べて魚体が大きな(3-4kg)ものが多いので実際は容易に識別できます。
問題は冬場に入る小型のものです。
この件については、今後随時新しい発見があった時点でご紹介していきたいと思います。

追伸:「まごちゃ」をご存知ですか。ソウダガツオのたたきに味噌、たまねぎ、にんにく、唐辛子を同じくきざんで混ぜ込み、
ご飯の上にのせ、しょうゆをかけ、最後にさーっと熱いお茶(お湯)を注いで食べる食べ方です。
チャンスがあればお試しを。きっと生涯忘れられない一夜になることでしょう。
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# by mobulamobular | 2007-05-10 23:54 | | Comments(0)
潮流
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「海況測定」の記事の中でも述べましたが、ここの定置網では「水が魚を定置網まで運んで来る」という考え方です。よって、水の流れ = 潮流が必要なのですが、時にはこの潮流が定置網の根底をも脅かす存在になる場合もあります。潮流がない時、水は淀み、活力を失います。魚はより新鮮な水、より新鮮な酸素を追い求め、回遊をしていますので、あまり魅力的でない生活環境のところには来なくなります。ですから、定置網にとってはあまり早くなく、ほどほどの、見た目にはうっすらと流れるぐらいの潮流があると良いのです。上の写真は道網の丘側から沖方向(北から南方向)を見ているものですが、早い潮が右から左へ(西から東へ)流れているところです。潮流は通常ノット(1.852km/hr)で表示されますが、ここでは特に0.7ノット以上のものを「急潮」と呼び、1ノット以上になると「驚異的な急潮」と呼んでいます。速度的には赤ん坊がハイハイする程度の早さなのですが、水の流れとなると爆発的な破壊力が潜んでいます。この急潮により時にはロープが破断したり、網が破れたりする被害を受けることもあります。また、潮の流れが早過ぎて魚が網の中へ入って来れないこともあります。こんな時、自然に対する人間の無力さを痛感しますが、こういった自然の驚異には逆らわず、流されるぐらいの気持ちで対処するのがよいと思います。









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# by mobulamobular | 2007-05-08 06:15 | 定置網 | Comments(0)
オナガザメ
本日、定置網に入りました。
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捕獲後、陸上施設に移動したところ、元気に泳ぎだしました。Alopias vulpirus(Thresher Shark)オナガザメ(マオナガ)だと思います。この種の同定は未だ定かではありません。Alopias superciliosus(Big Eyed Thresher Shark)ハチワレの可能性もあります。体長から判断してまだ幼い個体だと思います。何れにせよ貴重な存在です。
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# by mobulamobular | 2007-05-08 06:06 | 活魚 | Comments(0)
ここでは、今、たまにはこんな日もありますが。
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この先10月ごろまではず~っとこんな感じになります。
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# by mobulamobular | 2007-05-07 01:58 | 自然 | Comments(0)