<   2013年 10月 ( 30 )   > この月の画像一覧
イケス網網抜き
イケス網の網抜き作業を終えています。今回のものは8月中旬から約2カ月間使用しただけですので、汚れも少なく、特に問題もありませんでした。

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天気も良く、さっさと片付けて、来シーズンに備えたいと思います。

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定置網船も1隻は早々に上架する予定です。港にものんびりした雰囲気が漂います。

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でもまだ定置網の操業はしばらくの間続ける予定です。あわよくば、1度でもよいですから、本来の定置網漁をしてみたいと思っています。
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by mobulamobular | 2013-10-31 03:33 | 定置網 | Comments(0)
サバの生きる目的
網の中にドボンと飛び込むと、たいがい最初に目にする魚は、サバです。年間1千トン近くのサバが、アルガルベ定置網には入ります。

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網の中を潜る目的はサバの観察ではありませんが、サバの群れにふと目が留まると、しばしその美しさに魅了されます。そして、考えます。「こいつら、何のために生きているのだろうか」、と。

自らの意思で生まれてきた訳ではないので、その目的などないと思います。しかし、生まれてきたからには、自らの使命と全うします。それは、栄養の生産、蓄積、運搬、等々。次のステージにそのエネルギーを伝えます。では、"なぜ逃げる"のかといえば、DNAを次の世代に引き継ぐためです。"逃げない"ということは、すでにDNAを次の世代に引き継ぐ必要がなくなったことを意味します。

サバは、魚類の中でも、とても脂肪分の多い種です。ですから、これが原因で、死後には鮮度低下が早く進みます。つまり、腐敗が早いということは、さっさと分解され、生物的環境下における生産者にスムーズに寄与することになるのです。

立派じゃないですか。
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by mobulamobular | 2013-10-30 05:37 | | Comments(2)
Hora de inverno
ポルトガル語で、「冬時間」のことです。一応、WEB新聞紙面にも、冬時間へ移行にする知らせが出ていました。

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時間を1時間遅らせることになります。ですから、皆さん、1時間 "得をする" ことになりました。

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しかし、漁師には関係のない話です。というか、逆です。1時間 "損をする" ことになりました。

なぜならば、漁師は日の出の時刻に合わせて、作業を進めているためです。これにより、待ち遠しい昼飯の時間も1時間遅くなってしまいました。

丘のルール、ですから仕方ありません。
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by mobulamobular | 2013-10-29 03:22 | ポルトガル文化 | Comments(0)
ワンズ・アイズ 12
今にも語りかけてきそうな、そんな "視線"(one's eyes)でした。

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君んちって、門からもケッコウ距離があるよね。
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by mobulamobular | 2013-10-28 04:27 | ワンズ・アイズ | Comments(0)
歪み
ゆがみ

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ひずみ

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いがみ

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「歪み」を、なんと読もうが、何れもそれは心の問題です。

"歪"という字、それは"不正"と書きます。そして、"いびつ"とも読みます。

変わらずに、太り過ぎて、膨張して、慢心した組織や制度、人にも「歪み」は生じてくるものと思います。


雨季は一旦小休止の様子です。
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by mobulamobular | 2013-10-27 04:10 | 戯言 | Comments(0)
1枚のスケッチから
お世辞にも上手いとはいえないスケッチですが、来年に向けて、また、なにやら始めようとしています。

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「1枚のスケッチから」、想像力を掻き立ててみようと思います。
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by mobulamobular | 2013-10-26 06:19 | 定置網 | Comments(0)
ゴミ袋
浜の「ゴミ袋」が飛ばされそうなくらい、風が強く吹いていました。

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こういう日は、船着き場辺りも静まりかえっています。

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当然、出漁する船もありません。

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待っていても、魚は来ません。
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by mobulamobular | 2013-10-25 02:59 | 気象 | Comments(2)
大きなニシマアジ
全長 465mm、体重 730g の、この辺りではあまり見ない大型のニシマアジが、ちょっとまとまって定置網に入りました。

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学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 "Carapau branco"、 和名 ニシマアジ、 です。

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ポルトガル名を、あえてローカル名の"Carapau branco"(白アジ)としたのは理由があり、それは、どう見てもこの個体からは、"白"という印象を受けないからです。

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でも、後頭部背鰭沿いの側線は、第二背鰭の終わりまで続いています。

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尻鰭の棘も前に2本、後に1本の合計3本です。

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よって、どこから見ても、ニシマアジなのですが、少なくともここらで認識しているニシマアジとは明らかに異なります。

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結論をいえば、アジの寿命も10年以上だそうですので、ふだんここらで見ている30cm未満の個体は、まだ子供のアジということなのかもしれません。あるいは、よく聞く "地付き"のアジと、回遊型のアジとの違いになるのかもしれません。以前、ここにも多くのエビ底曳網漁船が出入港していたころ、こういう「大きなニシマアジ」がよく獲れる、と聞いたこともあります。でも彼らの漁獲対象はあくまでもエビなので、アジの漁獲には制限があり、多くは、漁師のオカズとなったり、沖で投棄されていたようです。

じっくり味わってみたくなる魚です。
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by mobulamobular | 2013-10-24 04:06 | | Comments(2)
本格的に雨のシーズンを迎えそうです。

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これも、和魂の現れです。
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by mobulamobular | 2013-10-23 04:12 | 気象 | Comments(0)
吾唯足知
そろそろ漁期終了のことを考え始めるころになりました。今年は特に後半、最低の漁模様が続き、定置網の面白さがどこかへすっ飛んで行ってしまっているため、なんとなくもうちょっと頑張ってみたいような、でも悪あがきは止めた方がよいような、なんともはっきりしない雰囲気です。

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クサビフグが入ってきたころの海況から、西よりの風の吹く海況に移ったため、定置網に入ってくる魚にも若干の変化が見られました。

そんな中、ひさしぶりにタイセイヨウサバがまとまって入ったのですが、また一悶着です。ヨーロッパでは、タイセイヨウサバにも漁獲割当があります。その割当量が今年4月初旬に終了となってしまったため、それから定置網にタイセイヨウサバが入っても漁獲できなかったのですが、4月18日に漁が再開できるようになりました。これまた、解せないことなのですが、すべては役人の仕業で、漁師には何がなんだかさっぱり分からず、でも再びタイセイヨウサバを水揚げできることになったので文句など言っているヒマもなく、そのまま今日まで来たのですが、突然今日になって市場の人間が「実はタイセイヨウサバは9月8日に漁獲割当が終了している」と言ってのけたのです。

ポルトガル水産局からの連絡不行き届き、が原因だそうです。


もう獲れる魚がいないかもしれません。
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by mobulamobular | 2013-10-22 05:42 | 定置網 | Comments(0)