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ニシマアジ
ふつう、ここでは水温が低くなると相対的に魚体が小さくなり、水温が暖かくなると魚体が大きくなる傾向があると思っています。

しかし、この魚は例外で、水温が冷えると、むしろ魚体の大きなものが定置網に入網します。下の写真の個体は、全長30cm弱でした。
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学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 Carapau、 和名 ニシマアジ、 です。
お腹のところがプクっとふくれて、丸々した脂の乗った、旬のアジです。
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刺身よし、たたきよし、焼きよし、煮よし、です。ここらのポルトガル人もこのアジは大好物で、一気に5尾ぐらいは平らげます。ちなみにイワシは15尾ぐらいが「1人前」です。
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そういえば、昨日の「アジフライ」も美味しかった、です。











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by mobulamobular | 2012-04-27 06:48 | | Comments(2)
4月25日
25 de Abril - Dia da Liberdade. 「自由記念日」、あるいは「革命記念日」と呼ばれています。ですから、祝日です。

1966年に完成した2,277mのテジョ河(Rio Tejo)に架かる鉄橋です。開通当初は時の支配者にちなんで"サラザール橋"と呼ばれていましたが、1974年4月25日の独裁政治の終焉後、「4月25日橋」(Ponte 25 de Abril)と改称されました。

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アルガルベから北上すると、この橋を渡って、リスボンということになります。天気は、下り坂です。











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by mobulamobular | 2012-04-26 03:25 | ポルトガル文化 | Comments(0)
世界同時サギ
今日、知りました。こんな本が、ついに発行されたそうです。

「地球温暖化」神話 -終わりの始まり-


この問題の"損害賠償額"は、ひょっとしたら原発事故を上回るかもしれません。けっこう税金を使ったのではないかと思います。

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日本版"デモクラシー"もお払い箱かもしれません。あるいは、もともと日本では民主主義などはファジーなものに過ぎなかったと考えるべきでしょうか。

何れにせよ、日本の薄っぺらさが目立つ今日この頃です。











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by mobulamobular | 2012-04-25 05:37 | 気象 | Comments(0)
太陽がいっぱい
やっぱり、「太陽」です。地球の天候をつかさどる、大元締めの話です。
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11年周期で増えたい減ったりしている太陽黒点が、2007年ごろ極小期(一番少なくなる時期)となり、次のサイクルに入ってもなかなか黒点数が増えないことで、学者らをヤキモキさせています。この太陽黒点の発生の原因と考えられているのが「太陽磁場」なのですが、今回、太陽の極域(北極と南極)の磁場観測で、日本の国立天文台が「極域磁場の極性」の異常を発見したそうです。それは、通常1周期で太陽極域磁場の極性は反転をするのだそうですが、観測によると、「北極磁場が予想される時期より約1年早くほぼゼロ近くになり、一方、南極は安定しており、極性反転の兆候がほとんどみられていない」、のだそうです。

つまり、ふつうは北極がプラスだったら南極はマイナス、北極がマイナスだったら南極はプラス、といった具合に「双極子構造」となるのですが、近い将来、南北の両方がプラス極になる「四重極構造」になるという、まさに「想定外」の状況が想定されるそうです。

太陽観測が始まった1750年から数えて24回目の太陽黒点周期での「事件」です。つまり、「これらの観測結果は、太陽の内部で磁場を生み出すダイナモ機構の状態が、現代的な太陽観測が始まって以来初めて、変動を来していることを示している」、ということになります。

すでに過去の妄想と化してしまったような地球温暖化問題ですが、ますますピンチの様相です。ロンドンのテムズ河が毎年凍り、イギリスに夏がなかったといわれる1645年から1715年にかけての「マウンダー極小期」の時も、学者らは「太陽がこのような状況にあった」と考えているためです。つまり、「地球寒冷化」が現実味を帯びそうなのです。
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とはいえ。「自然の奥深さ」を考えれば、そうはイカの金玉。

太陽黒点数は、極大期(一番多くなる時期)で100~200に達するそうです。ですから極大期になっても「少ない」というのは、それ以下ということだと思います。先述のように、「2007年ごろ極小期」ですから、11年周期で5年後の今はそろそろ極大期なのでしょう。で、最近の実際の太陽黒点数を見てみると、「4月21日 147」、「4月20日 162」、「4月19日 122」、となっています。多いです。はぁ~っと思うかもしれませんが、確かに過去30日間で太陽黒点数が100に達したのは3月29日の一日のみでした。

ですから、今回の太陽の極域磁場観測結果と、この直近の3日間のデータが今後どのように展開をしていくのか、ちょっと注目したいと思います。
















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by mobulamobular | 2012-04-23 05:42 | 気象 | Comments(2)
北西風
今年の3月の表層水温はアルガルベ定置網の海況測定結果によると、過去17年間で最も低い14.18℃でした。これまでの最低は07年に記録した14.38℃でした。さらに底層水温においては表層水温同様過去17年間で最も低い値で13.11℃、07年は14.20℃でした。

この原因は、「北西風」によるものと考えています。
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「東西南北」。ポルトガル(語)では"Leste-Oeste-Sul-Norte"となりますが、「東」の"Leste"を"L"を省いて"Este"と表すことも可能です。ですから、英語風に"E-W-S-N"が、ポルトガルでは"E-O-S-N"となります。つまり"W"(西)が、"O"と表記されます。

「北西」。これはポルトガル(語)では、"Noroeste"となります。ちなみに「北東」は、"Nordeste"、「南東」は、"Sueste"、「南西」は、"Sudoeste"です。ちょっと、"リエゾン"するんです。
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さて。なんで過去最低の水温が「北西風」によるかというと、それは、北西風が湧昇流(Upwelling)を起こす引き金となっているからです。アイスランド低気圧により、「北西風」はやって来ます。すると、この風により海水は移動しますが、コリオリの力の影響で海水は風向きに対して右に90°の方向へ流れます(エクマン輸送)ので、アルガルベの場合、海水は南西の大西洋の方角に流れて行きます。すると、流れて行ってしまった海水を補うように、大西洋の深部から、そこに冷たい海水がせり上がってくる(湧昇流)のです。この際、湧き昇ってくる海水は潮流となり、時に定置網付近では急潮となって現れるため、非常に厄介な現象とも言えます。
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でも、こんなことはすでに学習済みで、昨年暮れにラニーニャ現象再発を聞いた時から、こんなこともあり得るな、と思っていました。

ノンビリしていそうですが、そこにはいろいろなドラマが展開しています。

















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by mobulamobular | 2012-04-22 05:10 | 気象 | Comments(0)
ウミガメ
"スケルトン"で、ふつうに辞書を引くと、「骨格」とか「骸骨」とかいう意味になります。
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これは、学名 Dermochelys coriacea、 英名 Leatherback turtle、 ポルトガル名 Tartaruga de couro、 和名 オサガメ です。
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リスボン水族館が増築され、現在、「ウミガメ館」として人気を博しています。そこに、こんな「スケルトン」な展示がありました。
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ページをめくるように先に進むと、「オサガメ」の真実が明らかになる仕組みです。
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血液循環を表していると思います。このシステムにより、冷い水にも耐え、深海へのダイブをも可能にしているとのことです。
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最後は、消化器系を表しています。食道が長いですね。
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「オサガメ」は、陸海問わず「世界最大のカメ」です。しかし、カメの特徴である甲羅はありません。甲羅に見えるところは「皮膚」になっています。クラゲを主食としているようで、この巨体を維持するには大量のクラゲを摂る必要があるため、ノドには食べたクラゲが水と一緒に吐き出ないように「返し」のような棘が密生しているそうです。
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この「海亀」は「オサガメ」ではありませんが、"彼ら"が言うには、「漁業によって何千個体ものウミガメが命を落としている」そうです。

「オサガメ」はアルガルベ定置網にも時々やって来ます。昨年はいなかったように記憶していますが、一昨年は1尾の入網が記録されています。







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by mobulamobular | 2012-04-20 04:55 | 生き物 | Comments(0)
食事
まずは、コレから。
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ずいぶんと「食事」を繰り返してきましたが、やっぱり、エントラーダ(前菜)はコレかアレです。「幸せ」を感じる瞬間が、この年になってもあることは大いに今後の励みとなります。
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おっと。それにはコレ付き、条件付きです。
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メインにはコレを選びました。新鮮なものを"もったいない"と思うかもしれませんが、新鮮だからこそ旨いのです。
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デザートには今の時期はコレです。アンド、たっぷり生クリーム。コレがまた、好きになると日本のコレが食べられなくなるくらい美味しい、というか、このインプリケーションは如何に、です。

ちょっと、大人気なくはしゃぎ過ぎましたが、まぁ、こんな感じです。











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by mobulamobular | 2012-04-17 06:09 | ポルトガル文化 | Comments(2)
スケルトン
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かなりの疑いをもって、でも、「アサリ」だと思います。"透けて"見えるのは、そういう模様であるとご理解ください。アサリの模様は千差万別で、模様によって種の同定はできません。

ポルトガルにもたくさんの種類の「アサリ」がいますが、一番ポピュラーなものは、学名 Ruditapes decussatus、英名 Grooved carpet shell、 ポルトガル名 Amêijoa boa、 和名 ヨーロッパアサリ だと思います。

さかんに養殖が行われています。特にRia Formosaのアサリは美味しいです。

Bom apetite !!










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by mobulamobular | 2012-04-16 05:17 | 生き物 | Comments(2)
1972年
いろいろ想い出のある年と思います。
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写真は1972年に終焉を迎えた最後の定置網の張り立て図です。大敷網の様でもありますが、身網には運動場(囲網部)を有し、羽口があります。登り網はありません。袖網とも思えるものから延長して道網(垣網)になりますが、幾重もの返し部があるのが特徴的です。羽口(端口)は左右にあり、障子網は上部をすぼめる三角形型になっています。全体的なスケールですが、写真左上に位置する沖道網(QUARTEL)の全長が2100mほど、写真中央から下に伸びる道網(RAVEIRA)が2600mほど、身網は全長300mほどだったと思います。水深も40-50mはあったと思われます。このスケールおよびタイプはこれに限ったことではなく、スペインの定置網をはじめとする「地中海式定置網」のオーソドックスなものです。

これにも、いろいろな理由があるのでしょう。















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サラザールの終焉
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by mobulamobular | 2012-04-15 06:28 | 定置網 | Comments(0)
zoom
3連休も終わり、作業再開です。
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今持っているコンデジ・ズームではこれが精一杯。直線距離で5kmくらいあります(編集/トリミングなしです)。

「さぁ、そろそろ一眼、買うか。仕事のためだ。」 理由になっているでしょうか。

沖道網網入れ終了しています。







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by mobulamobular | 2012-04-12 02:58 | 定置網 | Comments(6)