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年末の天気
"FIM" ですが、今こうしてだらだらしている時も、沖では定置網の側張りだけがひとり波の攻撃に耐え忍んでいます。

定置網の漁師らは年末年始の多忙な日々を過ごしていることでしょう。

また、時化模様です。午後から東よりの風が次第に強くなり、すでに家の外では波の打ちよせる音が聞こえ始めています。また、明日から雨っぽいです。雨は大晦日まで続きそうです。

今年もどっぷり暮れていきます。
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でも、この写真は日の出前の朝やけのシーンです。今年撮った"お気に入り"の写真の1枚で、今もデスクトップの背景として設定しています。


いつも見ている"YAHOO"のWeather News で面白い記事を見つけました。
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米国・ペンシルバニア州のガバナーが、「中国人の方がよりうまく雪を扱うぞ、と言った」という見出しです。これはよくあるチャイニーズ・バッシングの記事ではありません。むしろ、その逆です。
正直言って、この米国人、面白いです。こういう米国人がまだいた、ということにちょっと安堵感さえ覚えます。豪雪による被害が続く米国東部ですが、今週末もさらにブリザードが予想されるため、すでに疲弊しきった国民に対し、「喝」を入れたといったところです。その喩えとして「中国人は雪なんぞには負けはしないぞ」みたいなことを言ったのです。面白いのはその後です。

"We've become a nation of wussies. The Chinese are kicking our butts in everything"

まず。"wussies" ってなんだ。米国民がどうなっちゃうって。初めて見る単語です。研究社の辞書を引くと"wuss=泣き虫、弱虫"とはありましたが、"wussies"はありません。きっと"wussy"という単語の複数形であろうと思われますが、これも辞書には出ていませんでした。"wuss"では何か足りないはずです。そこで、30年ほど前から使っている愛用の英英辞書"American Heritage"を引いてみます。やはり出ていません。たぶん新しい言葉なのでしょう。そして、インターネット検索。The Free Dictionary等にありました。やはり、です。"wussy"に似たなんか卑猥な単語があったような気がしたのですが、想い出せず、でした。それと"wuss"をかけた造語ですね。この米国人がそういうつもりなら、次の"butts"は「ケツ」ということになります。なのですが、後半は「中国人にはやられっぱなしだ」といった意味になります。

で、何がこの米国人をここまで熱くさせているかと言うと、やはり、「フットボール」でした。米国ですので、これは「サッカー」のことではなく、「アメリカン・フットボール」のことでしょう。地元フィラデルフィア・イーグルスとミネソタ・バイキングスとの日曜日に予定されていた試合が豪雪予報で延期になったことに、腹を立てていたのでした。



雨は大晦日まで続きそうですが、元旦は「快晴」となりそうです。ポルトガルではこういった天気を " Bonança" と呼んでいます。









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by mobulamobular | 2010-12-29 08:14 | 定置網 | Comments(2)
Nanny state
ポルトガル人自らがこのようなことを言ってくれると、ちょっと助かったような何だか複雑な気分にさせられます。

彼の名は、Miguel Sousa Tavares 。もとは弁護士。それからジャーナリスト、エッセイスト、作家、そして最近ではテレビや新聞のコメンテーターと、いわゆるマルチタレントで、ちょっと海外でも有名な数少ないポルトガル人のひとりです。2003年に出したポルトガルの旧植民地のサントメ・プリンシペを舞台とした小説"Equador"は英語、スペイン語、ドイツ語等に翻訳され、37万部を売り上げ、イタリアでは外国文学賞も受賞したそうですが、残念ながら日本語にはなっていません。

中道右派に属すると思われ、現在のポルトガルの政権党である社会党(社会民主主義政党)とは一線を画すと思われます。ようするに日本の自民党や米国の共和党、イギリスの保守党みたいな考え方の持ち主ということになります。

その彼が、「ここ80年近くの間、ポルトガルは"Nanny State"の状態であったので、国民は精神的な改革が必要である」と言ってのけたのです。この"Nanny State"とは、「国民に対してベビーシッターのように至れり尽くせりの過保護な行政府」といった意味になります。

おおよそ50年間のいわゆる「サラザール独裁制国家」で国民が身につけてしまった国家依存の体質とパターナリズム(家父長主義)から脱却しきれていない、と言うのです。また、君主制以来の体制により、国民は気力と独創力を失い、それが国の発展を妨げている、とぶちまけています。

で、ちょっと現実的問題に戻って、「IMFの介入」には懐疑的だそうです。つまり、「自分のケツは自分で拭け」的、強い考え方のようです。

「皆、何が問題であるか分かっているが、奴ら(政府)はその本題から常に目をそむけている」。

以上が下文のかなりの意訳になります。
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彼の指摘はこれだけでは済みません。

I believe that it is time for the Portuguese to be more willing to stand on their own two feet and not rely on the government to do everything and make all the decisions. They need to have a more enterprising spirit.

~the new generation that was coming onto the jobs market had to stand up to petty bureaucracy and corruption and stop "obeying the political generation that had rooted itself in Portuguese life" and was preventing the country from reforming and moving forward.

"Today it seems that educated young people seem faced with two choices: either to face unemployment or go to abroard" and he called on a "revolution in mentality".

"A country that does not allow its young elite to prosper and change attitudes is condemned to failure and weakness".



などなど。


さてさて、2011年のポルトガルはどうなるでしょうか。
















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by mobulamobular | 2010-12-29 05:58 | ポルトガル文化 | Comments(0)
Lisboa, menina e moça
長い間ポルトガルに住んでいますが、リスボン(英名 Lisbon、 ポルトガル名 Lisboa) のことについてはあまりよく知りません。

だからという訳ではありませんが、男性Fadista(ファドを歌う人)からの1曲。
Amália Rodrigues がポルトガルの「美空ひばり」であるとすれば、彼はさしずめ「石原裕次郎」といったところでしょうか。

Sr. Carlos do Carmo です。




個人的には「北島三郎」が好きです。









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by mobulamobular | 2010-12-27 08:01 | ポルトガル文化 | Comments(0)
Festas Felizes
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2010年、クリスマス。今年はどこの地方自治体も緊縮財政の関係で飾り付けが質素です。正月の花火はあがるでしょうか。そう言えば、届くクリスマスカードの数も例年に比べ少ないような気がします。


そんな中でも、"Festas Felizes para Todos".






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by mobulamobular | 2010-12-23 06:20 | ポルトガル文化 | Comments(2)
Alentejo
"ポルト"(ポルトガルのサッカーチーム)が特別好きな訳ではありませんが、ただ、"青と白"がとてもきれいだったので撮った1枚です。
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奥に積乱雲、手前に層積雲、だと思われます。その向こうで真っ暗になっているところがアレンテージョ地方(Alentejo)です。ずいぶんと激しく雨が降っている様子です。でもこの雨がアレンテージョにあるダムに蓄えられ、その水をアルガルベでも利用しているのです。いつも「いいとこ取り」のアルガルベです。しかし、この「冬」はとても冬らしい冬になっています。雨が多く寒気を和らげてくれています。「避寒地」としての役割を十分に果たしていると思います。

さて、アレンテージョと言えば、「ワイン」です。Porto や Douro、Dão ほど有名ではないかもしれませんが、味はNo.1です。と思っています。

この雨でまたブドウが育ちます。来年も期待しています。
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by mobulamobular | 2010-12-21 06:27 | ポルトガル文化 | Comments(2)
TURKISH CHARTER DELIGHT
大騒ぎでしたが、なんとかやり遂げました。結局、リスボンまで大型トラック6台のコンボイとなりました。
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そこからチャーター2機で飛んで行きました。

その模様は、"また" テレビのニュースでも報道されました。
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最後に、リスボン空港の航空管制官の方々、ならびに飛行機のパイロットさんたちには、今回のオペレーションで多大なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。決して悪気があってやったことではありません。












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by mobulamobular | 2010-12-18 20:41 | 活魚 | Comments(4)
Praça de Olhão
Mercado - 公設市場 です。南ポルトガル・アルガルベ地方のオリャオ市営(Camara Municipal de Olhão)となります。
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"Praça"というのは「広場」といった意味で、2棟ある市場(魚と肉野菜)の間にはカフェが並びオリャオの人々(Olhanense)の大切な社交場となっています。昔の建物が老朽化により数年前に建て替えられましたが、昔の面持ちを残しています。さっそく中に入ってみます。
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各Bancada(魚の陳列台)にたくさんの魚が並んでいました。ようするに小さな魚屋さんの集まりですが、Bancadaの権利を購入し、オリャオ市から魚を販売する許可を得て商売をしています。
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まず目についたのがマグロです。何でしょうか。キハダか、バチか。鮮度はまぁまぁのようですが、脂はありませんでした。天然ものと表記されていました。ステーキ用で12ユーロ/kg、ハラモは10ユーロ/kgでした。


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手前の赤い魚が「焼き魚のチャンピオン」ことサルモネッテです。浜値と比較すると意外とリーズナブルな値段で7ユーロ/kgでした。右奥はニシマアジで5ユーロ/kg、左奥が"Linguado da areia"(ササウシノシタ) です。型がよいので、10ユーロ/kgもしていました。


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さて、ユーラシア大陸スズキです。ポルトガル名は"Robalo baila"のはずですが、ここでは"Bailhas"と表記されていました。6ユーロ/kgでした。


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続きまして、地元の人気種です。右がヨーロッパコウイカです。なんと、8ユーロ/kgです。そして左がガンギエイです。ここでは値札はありませんでした。


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出ました。Pata roxaです。すでに表皮が剥がされています。和名を「ハナカケトラザメ」といいます。現地、クリスマス名物料理になります。しかし、それは干物で、4ユーロ/kgなどという値ではおさまりません。


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おっと。なぜだか「フランスダラ」とかいう和名のついている魚です。初登場です。前々から載せたかったのですが、よい写真がなく延び延びになっていました。「身が軟」という印象です。顎下のヒゲが特徴です。
学名 Trisopterus luscus、 英名 Pouting、 ポルトガル名 Faneca、 です。 5ユーロ/kgとはいい値ですね。


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煮込み用の魚たちです。まず、一番右がネズミモンガラです。ポルトガル名はPeixe Porco(豚魚)となります。いわゆる「カワハギ」の仲間ですので、きれいに表皮が剥がされています。5ユーロ/kgです。となりはクロアナゴです。日本でイメージするアナゴとは異なり、巨大なものが多く水揚げされます。味の方も必然的に大味となります。4ユーロ/kgです。その次はガンギエイの1種だと思いますが"Raia"という表記のみですし、ひっくり返ってズタズタにされていますので種名までは分かりません。6ユーロ/kgでした。そのとなりは"TRAMELGA"となっていますのでシビレエイの1種だと思いますが、これも思いっきり表皮が剥がされています。同じく6ユーロ/kgだそうです。一番左が前述の"Pata roxa"です。魚屋さんは異なりますが、値段は同じでした。


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これは太刀魚ですが、オビレタチです。ポルトガル名は"Peixe Espada"です。7.50ユーロ/kgです。


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ここのBancadaにはずいぶんと多くの魚が並んでいます。前述のサルモネッテもいますが、こちらは先ほどのものに比べちょっと大きめなのでしょうか、9ユーロ/kgです。その右となりのアジはどうやらニシマアジではなく地中海マアジではないかと思いました。5ユーロ/kgと同じ値段ですが、その奥にいる若干小ぶりの方がニシマアジのようです。ニシマアジの方が地中海マアジに比べ全体的に白っぽく見えるのが特徴です。その手前に"Robalo"がいます。ヨーロッパスズキです。よい型のようですが、10ユーロ/kgという値段は天然ものの同型の浜値と比べると、ちょっと安すぎるようにも思えますのでひょっとしたら大型ですが養殖ものです。しかし、表記は「天然もの」となっていますので、外地から来た可能性大です。サルモネッテの左となりに"Sargo"がいますが、9ユーロ/kgという値段から見てたぶん「トンガリ・サルゴ」ではなく"Sargo legitimo"だと思います。次が"Dourada"です。ヨーロッパヘダイという和名がついています。ヨーロッパにおける養殖魚の代表種ですが、今の時期は年間で一番天然ものの漁獲量が多くなりますので、このように市場にもたくさん並ぶようです。「旬」ということで考えれば天然もの6.5ユーロ/kgは安いかもしれません。一番左が"Ferreira" です。これも今が旬です。焼き魚がお薦めです。8.5ユーロ/kgでした。


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「たらこ」です、みたいなものです。"メルルーサの魚卵"です。なんと16ユーロ/kg。本日の最高値です。ゆでてサラダなどでいただきます。


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売ってました。ウナギです。オール天然ものです。「たらこ」より高い18.5ユーロ/kgです。まさに高級魚です。ポルトガル名は"Enguia" です。


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さぁ、なんでしょ。15ユーロ/kgもします。これ、タコの卵の干物なのです。ポルトガル名は"Ovas de Polvo Secas"となっていました。ちょっと火であぶってからいただきます。ビールのつまみです。

そんなこんなでざっと見てきた"Praça de Olhão" でしたが、全体的に清潔感があり、魚の鮮度も悪くなく、よい感じでした。これからクリスマスにかけてのにぎわいを、皆期待しています。

最後に「肉野菜」の棟です。
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by mobulamobular | 2010-12-16 06:27 | | Comments(4)
聖母懐胎祭
ポルトガルではこのような日本語訳が用いられています。
12月8日はキリスト教の祝日で、「聖母無原罪の御宿りの日」とも言われています。ポルトガル名は"Imaculada Conceição" となります。
で、「何の日」かというと、長年、"Nossa Senhora"こと、聖母マリアが神の子イエスを懐胎した日と思い込んでいましたが、これが大きな間違い。実は、マリア様の母上様がマリア様を胎内に宿した日で、一世代遡っての出来ごとなのでした。ようするに、マリア様の「始まりの日」ということになります。
一方、余談となりますが、8月15日は「聖母被昇天祭」というこれもキリスト教の祝日で、ポルトガル名は"Assunção de Nossa Senhora" です。こちらはマリア様が天に上げられた日を祝うもので、ようするにマリア様「最後の日」ということになります。
ここで下世話な話で恐縮ですが、この両日は第二次世界大戦における日本の「始まりの日」と「終わりの日」に偶然にも一致しています。

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新たなファティマ(Fátima)の"Nossa Senhora" です。また、今年「ファティマ詣で」をした漁師が土産につれてきてくれました。

今回の"Nossa Senhora"はとても美形派なのですが、大きな特徴がもうひとつありました。
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なんと、この"Nossa Senhora" は、「お天気マリア様」だったのです。









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by mobulamobular | 2010-12-07 06:11 | ポルトガル文化 | Comments(6)
アソレス諸島での活動
前回のアソレス諸島の魚たちはアソレスに住む漁業や活魚の販売や輸送に興味を持つ若者たちが協力して採集したものです。

まだ経験の浅い若者たちですが、こういったことを糧に将来の仕事につなげていってくれればと期待しています。彼らの活動の一部のご紹介です。

スクーバダイビングでタモ網による採集です。
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丘には多くの活魚を収容する水槽などの設備はありませんので、自前でカゴ網やちょっと大きめのケージを作成し、そこに採った魚を収容しました。
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"穴"にはまって抜けなくなっている訳ではありません。ケージの中に頭を突っ込んで尾数をカウントしたり、魚の様子を確認しているところです。
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ちょっと、覗いてみます。
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「学名 Bodianus scrofa、 英名 Barred hogfish、 ポルトガル名 Bodião(本土では?)、 和名 なさそうです。」 だと思われます。

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これは、 「学名 Epinephelus marginatus、 英名 Dusky grouper、 ポルトガル名 Mero、 和名 ありません。」 でしょう。

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なんか、いい感じです。
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少量の魚はカゴ網を引き揚げ、丘の簡易施設に移動しました。
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まぁ、いろいろと設備や機材・資材に不足はありますが、何とかしのいでいます。

これでも、ちゃんとアソレス諸島の自治政府から魚採集の許可を受け、アソレス大学の協力も得て行っています。 いわゆる"もぐり"ではありません。


一方、こちらも同じく大西洋上のポルトガル領、マデイラ諸島からです。ここでは地元Funchal市の海洋生物センター( Estação de Biologia Marinha )の協力を得て、活魚採集を行っています。
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ここでもたくさんの若者たちが活魚輸送や販売に興味を示し、和気あいあい、楽しい仕事ができています。
で、結局最後はどこも同じ。水の掛けっこ、です。
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by mobulamobular | 2010-12-06 00:51 | 活魚 | Comments(2)
アソレス諸島からの魚たち
ようやっと、なんとか出発の日取りが決まりそうです。
もうすぐEUに入りそうで未だ加盟できていないT国の水族館向け活魚の出荷予定の話です。なにせ大きな水族館ですので大量の魚が必要で、その一部のオーダーをいただいたのは光栄なのですが、それでも当活魚水槽施設の許容範囲をゆうに超えていたため、急きょ、新しい水槽を設置したりもしましたが、それでも足りず、ついにコンテナを道端においてその中で活魚をキープするところまで来てしまいました。
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40feet(おおよそ12m)コンテナ3台です。で、どうしてこういう事態になってしまったかというと、アルガルベ定置網にはいわゆる「南国のトロピカルフィッシュの類」(比較的小型で、色彩が鮮やかな熱帯魚系)は入りませんし、たとえ入ったとしても比較的大型の魚をメインターゲットとしている箱網(魚を漁獲する網)の網目の大きさ(目合)が90mmもあるので、すべて漁獲されずに逃げて行ってしまいますので、こういった魚には「縁がない」のですが、T国水族館からのオーダーにそれらしき魚のリストも含まれていたため、ポルトガル領アソレス(Açores)諸島に住む有志ある若者にこれらの魚の採集を依頼した結果、ということになります。
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アソレス(Açores)諸島はポルトガル本土からおおよそ1500kmも離れています。そこから直接T国に活魚を空輸することも考えましたが、アソレスの空港施設や飛行機の便の都合により、一旦それらを本土(リスボン)に送ることになりました。アソレス諸島あたりもこれからは冬の悪天候で海の時化る日が多くなります。ですので最終的なT国への出荷予定は未だ定まらないのですが10日以上かけて船でようやくリスボンに着きました。しかし、かといって活魚は「生き物」ですので、そこらに保管しておくこともできずで、はるばるアルガルベまでやって来たという訳です。「緩い」ポルトガル流事業計画ともいえます。
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しかし、結局これらの魚たちも出荷日にはトラックに乗せられ再びリスボンまで陸送することになるです。
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正直、数が多い上に、見たこともないような魚ばっかりですので、全体の把握が未だできていません。本当にこれからどうなるの、といった感じです。
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アジの仲間にウツボもいるようです。
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カサゴの類にパイプの中に入って顔だけ出しているのはチゴダラの1種でしょうか。コチかトラギスの類もいます。
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これらはヒメジの仲間のようです。

ヨーロッパ、現在寒波が訪れ、南ポルトガルのアルガルベも連日寒い日が続いています。気温が下がればおのずと水温も下がってしまいます。昨日の水槽内の水温は14℃。南国生まれの彼らにはちょっと厳しいのでは、と考えてしまいます。









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by mobulamobular | 2010-12-04 08:11 | 活魚 | Comments(0)