カテゴリ:魚( 267 )
ジェット噴射
鋭い目つきで、こちらを睨みつけ、ホバリングして、じっとしているかと思うと、いきなり走り始めます。

d0113817_539528.jpg


学名 Sepia officinalis、 英名 Common Cuttlefish、 ポルトガル名 Choco-vulgar、 和名 ヨーロッパコウイカ 。

d0113817_542263.jpg


イカは、軟体動物で、脊椎動物の魚類とは異なりますが、ここでは、あえて魚のカテゴリーに入れています。イカも魚類同様、エラ呼吸をしていますが、イカのエラは外套膜の中にあります。ですから外套膜の中はいつも海水で満たされています。時に、漏斗から勢いよく、「ジェット噴射」のごとく、外套膜内の海水を吐き出し、スーッと逃げて行きます。ちなみに、イカ墨も、この漏斗から発射されます。
[PR]
by mobulamobular | 2015-05-26 06:04 | | Comments(0)
Balistes capriscus
最近、透明度が良好です。


d0113817_3174822.jpg


学名 Balistes capriscus、 英名 Grey triggerfish、 ポルトガル名 Peixe Porco、 和名 ネズミモンガラ。


d0113817_3203117.jpg


定置網のことが、"大好きな"魚の1種です。


d0113817_321426.jpg


上の写真、バックは"トビウオ"です。
[PR]
by mobulamobular | 2015-05-23 03:36 | | Comments(0)
イカゲソサラダ
この写真を見て、ゲソは、ヨーロッパヤリイカのものだと分かる人は、相当のイカ通となります。

d0113817_2574063.jpg


オリーブオイルと、ビネガーと、ちょっとの醤油で食べます。イカゲソの代わりに、各種魚の刺身でも旨いです。
[PR]
by mobulamobular | 2015-05-13 04:11 | | Comments(0)
Sardina pilchardus
先日の、地元巻き網船問題ですが、船主さんと話し、無事、めでたく示談が成立しました。

巻き網船の船長も同席し、事情を説明してくれました。イワシが獲れない現在、アジ狙いで定置網に接近したそうです。

以前に、イルカの記事でもちょっと述べましたが、近年、イルカ・クジラ類の数は増加し、イワシ・カタクチイワシの数は激減しています。このことは、定置網で漁をしていての印象です。この現象に、どのような因果関係があるかについては、何の科学的説明はなされていません。

d0113817_4221140.jpg


定置網にもイワシは入りますが、網を絞り込むと、最終的には網の外へ出て行ってしまいます。それでも、"不運な"イワシが少量残って、水揚げされます。売ることはなく、漁師の夕飯のオカズになります。


学名 Sardina pilchards、 英名 European pilchard、 ポルトガル名 Sardinha、 和名 ヨーロッパマイワシ 。


それでも、巻き網船では、時々イワシの群れに当たるそうです。しかし、現在、ポルトガルでは、"資源の減少"を理由に、一船の一回の漁で、イワシは1トン以上水揚げしてはいけない規制がなされているそうで、結局、漁獲できないのです。

しかし、市場では外から入ってきたイワシが大量に出回り、苦労して獲ったイワシの浜値は安く、地元漁師にとっては不利益ばかりの状況となっています。

こんなことだから、地元漁業は衰退するのですが、このストーリーには、実はとても意図的な話が多く含まれます。
[PR]
by mobulamobular | 2015-04-27 05:04 | | Comments(2)
ハガツオでも食うか
よい季節になりました。

ハガツオは、昨年後半から小さな個体(500gほど)が多く入り、その傾向は今年になっても続いていたのですが、ここに来て、ようやく本来の大きなサイズのものが入り始めましたので、1尾、"試食"してみることにしました。

d0113817_315763.jpg


その前に、卸さないと。
[PR]
by mobulamobular | 2015-04-23 04:20 | | Comments(2)
イカの卵
時化前の話になります。操業再開当初から、今年はヤリイカの入網が多く、気がつくと、あっという間に網のあちこちに卵が産み付けられていました。

d0113817_4412285.jpg


詳細については、過去の記事を参照ください。

ヤリイカは学術的にもとても興味深い生物です。誰か、この「イカの卵」のことを研究してくれる威勢のよい学者さんはいないでしょうか。
[PR]
by mobulamobular | 2015-04-09 05:06 | | Comments(0)
Acanthocybium solandre
記憶している限りでは、アルガルベ定置網では、過去に1度だけ入網したことがあると思いますが、その時の写真はありません。ですから、これも貴重な1尾となります。

d0113817_5373658.jpg


学名 Acanthocybium solandre、 英名 Wahoo、 ポルトガル名 Cavala da Indiaとか、Serra da India、 和名 カマスサワラ、 です。

全長 138cm、 体重 20.09kg、でした。

d0113817_5441893.jpg


面長、です。

d0113817_5455764.jpg


鰓把がありません。

d0113817_5463534.jpg


ツルツルの肌のようですが、実は、こんなにギザギザしていました。
[PR]
by mobulamobular | 2014-11-07 06:15 | | Comments(0)
タイセイヨウハガツオ
いつからだったでしょうか。今年の、珍しい現象のひとつです。

ふつう、ハガツオは春から夏にかけて、まとまって定置網に入ります。秋にも、ソウダガツオに混じって入ることもありますが、そんなに多くは来ません。しかし、今年に限って、夏を過ぎたころから、小さな個体がまとまって入ってくることが多くなっています。

こんなことは今までになかったことで、量といい、サイズといい、初めてづくしです。

これらはすべて当歳魚です。ということは、春から夏にかけて、よっぽどハガツオにとって、産卵のための自然条件がよかったのではないかと思います。なぜでしょうか。これも、その時の気候と密接に関係しているのかもしれません。

d0113817_6152887.jpg


学名 Sarda sarda、 英名 Atlantic bonito、 ポルトガル名 Sarrajão、 和名 タイセイヨウハガツオ。

初めのころは、100gほどの個体ばかりで、どうするの、コレ、といった感じでしたが、それが見る見るうちに育って、今では500g以上にまでに成長しています。

市場では1kg=1€ほどでセリ落とされていますが、なんか、もったいないような気がします。でも、来年の春が楽しみです。
[PR]
by mobulamobular | 2014-10-25 06:24 | | Comments(0)
Echeneis naucrates
こっちが、和名で コバンザメでした。

暇していたところに、やっと、漁師が面白い魚を持ってきてくれました。本ブログ、初登場になります。全長73cm、体重1.29kgの立派な大人の個体です。

d0113817_51037.jpg


学名 Echeneis naucrates、 英名 Live sharksucker、 ポルトガル名 Pegador あるいはAgarrador、 和名 コバンザメ、です。

d0113817_512761.jpg


"小判"ザメ。

d0113817_5134165.jpg


"小判"=吸盤です。よく見ると、板状帯となっていますが、それぞれ後方に小さな突起物があります。これにより、ピタッとひっついているのだと思いますが、前方には突起物がないことから、魚全体を前方向に押してやると、意外とスンナリ取れてしまいます。

d0113817_517246.jpg


下顎の方が、上顎より突出しています。

d0113817_5265459.jpg


"鼻の穴"。

d0113817_528273.jpg


胸鰭。

d0113817_5295876.jpg


背鰭には、棘条はなく、軟条のみです。

d0113817_532221.jpg


胸鰭と腹鰭。それに白色ライン。

d0113817_536729.jpg


背鰭と臀鰭。それに白色ライン、それとも褐色ラインでしょうか。

d0113817_5383557.jpg


尾鰭は、"湾入"します。しかし、この個体においては、上下端まで、真っ黒で、白くはなっていませんでした。きっと、若い個体では、尾鰭が湾入しなかったり、先端が白くなっていたりするのでは、と勝手に思っています。

d0113817_5452053.jpg


腹面。大型魚などにくっついている時の姿です。灰色です。

何しに、定置網まで来たのでしょうか。ここまで、大きくなると、くっつける大型魚も少なくなり、たいへんだったのではないかと、想像してしまいます。
[PR]
by mobulamobular | 2014-10-23 05:56 | | Comments(4)
ボラ
これから、あらためて調べてみようと思います。あまりにも身近な魚のため、かえって疎かになっていたようです。もっとたくさんの種類が、この辺りにはいるのではないかと思います。Mugil caphalusChelon labrosusに続いて、3種目です。

d0113817_5181098.jpg


学名 Liza aurata、 英名 Golden grey mullet、 ポルトガル名 Tainha garrento、 和名はありません。

上の写真は沖の船の上で撮ったもので、もうちょっと、ちゃんと撮りたかったのですが、無理でした。しかし、この魚については、これで十分だと思います。決め手は、エラ蓋の黄色い斑点です(ゴールデン・スポット)。

ちなみに、この魚は定置網の操業中に、"勝手に"船の中に飛び込んで来た個体です。脂瞼(しけん)はありません。
[PR]
by mobulamobular | 2014-09-28 01:40 | | Comments(0)