ポルトガル語では"Nevoeiro"と言います。
年に数回程度ですが、ここでも濃い霧が発生し船の航行の妨げになることがあります。
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特にここでは外海に出るまで"RIA FORMOSA"内を走らなければなりませんので、船長は神経をとがらせます。定置網船にはGPSプロッターやレーダーが備え付けてありますので、霧だろうが暗闇だろうがどんどん走っていけますが、他船には気をつけなければなりません。
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一方、ここのところずうっと霧がかかった状態で先行きが読みきれないのが世界経済です。遅ればせながらアルガルベでも景気の悪い噂話を聞くようになりました。とは言え、市場での魚の値段が極端に下がったとかいうことはありませんので、定置にまでは悪影響は達していません。しかし、ここのところ漁獲量の締め付けがより厳しくなった地中海マグロ業界では加えて不景気の逆風が吹き荒れたことから、今までは湯水のごとく投資を繰り返し拡張路線一本だったのが、経費削減の必要性に迫られています。傍目では「質」を落としているように思われ、よい傾向とは言えません。
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先日、"NOAA"などからエルニーニョ現象がおおよそ6年ぶりに発生したという発表がありました。今後来年の冬まで持続する可能性があるとか、これも先が見えません。エルニーニョおよびラニーニャ現象は通常太平洋での出来事として扱われますが、実は大西洋にも同じように「大西洋エルニーニョ」および「大西洋ラニーニャ」が存在すると言われています。双方とも地域の気候に大きな影響を及ぼすことは分かっていますが、両者のエルニーニョ現象の関係については未だはっきりしたことは分かっていないようです。
今月の水温は最低記録を更新中です。過去13年間の7月の平均水温(19.55℃)と比べると3℃ほど低くなっています。これ以上この状態が続けば、また「異常気象」と表現しなくてはならなくなります。
何れにせよ、先の見えないことばかりですが、先が見えないからこそ面白みが増すこともありますので、日々の仕事に精進するのみです。
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by mobulamobular | 2009-07-18 00:32 | 気象 | Comments(0)
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