アメフラシ
"Sea Slug" 第2弾です。
一般的に、英名 Sea hare、 ポルトガル名 Lebre do mar、 和名 アメフラシです。英名、ポルトガル名共に「海のウサギ」という意味になります。
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学名 Aplysia fasciata 。 北東大西洋、地中海、西アフリカ沿岸に生息しており、日本近海にはいませんので、和名はありません。命名するとなると今までの習いから「ニシアメフラシ」とか「地中海アメフラシ」とかになります。
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写真の個体はオリャオのラグーン(Ria Formosa)内で捕獲したものです。年中いるわけではありませんが、ビーチでもよく見かける、ごく普通のありふれた海洋生物です。そんなところから、ここではより「親しみを込めた」名前で呼ばれています。しかし、すこしポルトガル語を知っている観光客はもとより、リスボンや北方から来たポルトガル人ですら、はじめてこの名前を聞いた時はちょっと驚くのではないでしょうか。"Xoxas de velha"、 ズバリ、下ネタです。ですから辞書には載っていません。しかし、オリャオでは老若男女を問わず、一人としてためらわず、こう呼んでいます。

ちなみに正式なポルトガル名(種名)は"Vinagreira negra"とか"Lebre do mar negra"とかになるようですが、"Olhanense"(オリャオ人)は誰一人として認めないと思います。"Vinagreira"は「お酢」の"Vinagre"から来ています。今はあまり見かけなくなったようですが、一昔前までは"Vinagre tinto"(赤い酢)がbranco(白)よりもポピュラーだったようで、アメフラシが吐き出す紫色の液体がその"Vinagre tinto"に似ていることから、そう呼ばれるようになったようです。

そんな「オリャオ」ですが、今年で市政200周年だそうです。おめでとうございます。
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by mobulamobular | 2008-06-18 00:53 | | Comments(0)
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