ウミウシ
正直、こんなにいるとは思いませんでした。
形のおもしろさ、色彩の艶やかさにも驚かされました。最近はダイバーやアクアリストにも大人気で、
「ウミウシガイドブック」の類が続々と出版されているそうです。
そんなこともまったく知りませんでした。
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学名 Tethys fimbria です。英名、和名は分かりませんし、日本近海には生息しません。
「ウミウシ」のことを英語では"Nudibranch"(裸鰓目のため)、あるいは"Sea Slug"(海のナメクジ)といいます。
また、ポルトガル語では"Lesma do mar"、英語同様、「海のナメクジ」です。
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上の2枚の写真を見て、何か言っていることと様子が違うように思われるでしょうが、これには少し「訳」があるようです。
この個体は定置網に入ったのですが、はじめはこれが「何者か」、まったく分かりませんでした。
どうやって箱網まで入ってきたのか。泳いできたのか、それとも這ってきたのか。
しかし、信じられないものまで入ってくるのが、定置網です。
"The Sea Slug Forum"でご確認ください。同一種とは思えないでしょうが。

「自切」(じせつ、"autotomy")という動物の行動があります。「トカゲのシッポ切り」のそれです。
なんとウミウシにも「自切」を行うものがおり、まさに本種も何らかの理由で定置網に迷い込み、身の危険を感じ、
背中にある白黒の派手なヒラヒラを自分で切り落としてしまった、と想像されます。

残念でした。The Sea Slug Forumにあるような姿を見てみたかったです。
この個体は撮影後海に戻されましたが、「再生機能付き」だったのでしょうか。
そうだとよいと思いました。
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by mobulamobular | 2008-06-16 02:21 | | Comments(0)
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