漁師養成学校
船主組合によるストが終わったかと思ったら、今度はトラックの運転手らによる、やはり「燃料費高騰」に抗議するストが始まってしまいました。これにより物流の遅れが必至となり、少なからず国民の生活に影響が出てきそうな雰囲気です。

さて、ポルトガルも「ご多分にもれず」漁師の後継者不足が日に日にその深刻さを増しています。問題はいろいろあると思いますが、社会の傾向として成り手が少なくなっており、この度、オリャオの港に隣接する国立漁師養成学校(FORPESCAS)も閉鎖されることになりました。

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ポルトガルでは漁師は「免許制」となっていますので、この学校はただ単に漁業について学ぶだけではなく、若者が漁師として働きたい場合、この学校にある一定期間通うことが義務付けられています。そして、実習を経て晴れて卒業となった暁に「漁師免許」(CÉDULA MARÍTIMA)を手にすることができるのです。

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定置網では現在1名、来月からは合計4名のこの学校からの最後の実習生を受け入れます。皆まだピカピカの将来が楽しみな10代の若者たちです。

FORPESCASは解体後、別の組織に吸収されるそうで、漁師の「免許制」に変化はないようです。では、今後どうやってオリャオの若者たちは漁師の資格を得たらよいかというと、300km近く離れた首都リスボンまで通うことになりそうだ、とのことです。

ちょっとそのストーリーには無理があるのでは、と思います。
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by mobulamobular | 2008-06-12 00:54 | ポルトガル文化 | Comments(0)
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