É a vida
「エ・ア・ヴィーダ」と発音します。
英名 That's life、 和名 それが人生。
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時化、不漁。
なぜ、なのでしょうか。

そんなにシビアな話ではありませんが、不思議でならない話です。「雨女雨男」、「遠足の日には必ずお腹が痛くなる」、といった類の話です。どこの定置網も同様でしょうが、ここでもやはり時々「お客さん」を連れて沖に行きます。でもそんな時に限って、海が波立ったり、漁が少なかったりします。その度合いの傾向を見ますと、こちらが「このお客さんにはどうしても、いい漁を見せたい」という気持ちが強ければつよいほど海が時化たり、漁が少なかったりします。また、その逆にお客さんによっては口には出さねど「どうしても大漁の瞬間に居合わせ、日本に帰ってから皆んなに自慢したい」、「漁師から『また来てください』と言ってもらいたい」といった気持ちが強ければつよいほどダメな時が多いのです。
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今シーズンも早速ありました。
連日、好漁が続いていたのですが、お客さんが行った日に限り極端に不漁でした。おまけに、この時期としてはめずらしく海が波立ちました。まるで、海が「見慣れない侵入者を拒むように」。

決して信心深いことはありませんが、「縁起」は気にするのが漁師です。ほとんどの訪問者がそのことに気がついていますので、是が非でも良い漁を望んでしまいます。すると、その「気」が、まるで、逆効果のように結果に出てしまうのは何故でしょう。

訪問者を迎える側には何もできないのが実情です。毎日同じことをやるだけです。しかし、こういう現象がたびたび起きてしまうと、海神様の存在を本当に信じたくなってしまいます。

当事者だった方々へ。
大変な目に遭いましたが、単なる巡り合わせですので、どうか気にすることなく、またいらして下さい。

ポルトガル人がこんな時いつも口にする言葉が、"É a vida" です。
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by mobulamobular | 2008-05-07 06:35 | ポルトガル文化 | Comments(0)
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