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また、デカイ看板を立てたものです。
1991年。初めてポルトガルに来た時はまだ1店舗もありませんでした。
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しかし、間もなく最初の店がリスボン近郊にオープンする予定になっていると聞き、少々「遅すぎる」1号店について、
当時、誰かに尋ねた記憶があります。すると彼はこう答えました。
「ポルトガルでは流行らないね。ポルトガルにはうまいパンがある。ポルトガル人はあぁいうパンは嫌いだ。」と。
「なるほど。」と納得したものです。

あれから17年。今ではポルトガル全土で200店舗ちかくとなりました。
数年前にはOlhão(オリャオ)でもオープンしました。
「こんな田舎にまで、世界一元化の波」です。
正直言って、流行っています。あの人は行かないだろう、と思っていた人たちまで行っています。
でも、漁師はごく一部を除いて、行きません。「漁師」とはやはりそういった人種なのでしょうか。

昨今、一般的にこうした「世界中どこへ行っても同じ」というものが増えています。
アルガルベも例外ではなく急速にそうなりつつあるように思われます。
特にスーパーマーケットやショッピングセンターの類はどこもかしこも同じようなところばかりで、興味半減です。
知らないところで知らないものを見て、触れて、得られる刺激のようなものはトンと少なくなりました。

確かに便利です。
知らない土地で、特に一人の時など、体調が良ければ「冒険」も試みれますが、食事が億劫な時など、
時間に余裕がない時などなど、「知ってる」というだけで少し安心した気持ちで入ることができます。

しかし、どっしり大地に腰を下ろした看板を見ていると、早くもその地に根付こうとしている市場原理の物凄さに
圧倒されてしまう反面、その分あの「うまいパン」が売れていないのかなと、ふと、寂しい気持ちになります。

少し考えは飛躍しますが、海外で定置網をおこなうということも、「こういうことなのかも」と思ってしまいます。

日本での値段は知りませんが、そんなに高くはないのではと思います。
オリャオで、大きなハンバーガー+飲み物(大)+フライドポテト(大) を注文すると、700円ほどです。
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by mobulamobular | 2008-03-26 02:46 | ポルトガル文化 | Comments(0)
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