コケビラメ
"Carta"(カルタ)という名で知られています。「いろはかるた」のそれです。
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学名 Citharus linguatula、 英名 Spotted flounder、 ポルトガル名 Carta de bico、 和名はありません。
コケビラメ科(Citharidae)で1属1種です。
上記ポルトガル名は"Carta"に"bico"(とんがり)という形容する言葉が付いていますが、これについては
あくまでもオフィシャル・ネームということで、漁師、お魚屋さんをはじめ、知っている人はごく僅かと思われます。
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"Carta"には手紙、免許書、カード、トランプ、地図などいろいろな意味がありますが、ようするに「ペラペラなもの」ということです。
アルガルベでは本種以外にもダルマカレイ科(Bothidae)のナガダルマガレイ属(Arnoglosus)の魚が同じく
"Carta"と呼ばれています。
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種によっては両者はとてもよく似ています。ナガダルマガレイも「カレイ」といいつつも「左向き」です。
個人的にはこの2種を識別する際、その両眼の位置を確認します。上眼が下眼より前に出ていればコケビラメ。
またその逆で、上眼が下眼より後ろにさがっていればナガダルマガレイ、といった感じです。
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英名では"Spotted flounder"となっていますが、肝心の「スポット」がよく分かりません。
これはこの種が漁獲される際に魚体を傷めてしまうためです。「スポット」は上の絵のように背鰭、尻鰭の基部に点在します。

食する場合は「干物」が最適です。カラッと、ビールで。
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by mobulamobular | 2008-03-31 00:15 | | Comments(0)
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