ウロコアイザメ
前回の"ovoviviparous"で種の同定が間違っていました。
仕切りなおしです。
d0113817_024998.jpg

d0113817_0243094.jpg

学名 Centrophorus granulosus、 英名 Gulper shark、 ポルトガル名 Barroso、 和名 ウロコアイザメ です。
同じくovoviviparous(卵胎生)です。
ポルトガル名は「粘土質の」といった意味ですが、これが色からきたものか、肉質等からきたものかは定かではありません。
しかし、この種からは大量の肝油が採取できるため、そこから名付けられたのかもしれません。
サメの肝油はスクアレンのもととなるものですが、世界中で需要が多く、そのため今では資源維持が危惧されています。
市場に水揚げされる時は既に肝臓は除去されています。
比較的小型のサメで、最大で1.5mほどです。やはり深海ザメで、近隣海域では通常350mから500mの水深に生息しています。
d0113817_1325781.jpg

鰾(うきぶくろ)を持たず、大きな肝臓を利用して浮力調節をするのがサメ類の特徴ですが、アイザメ類等では「第三の眼」(松果体窓)を
持つことで光の少ない深海に適応しています。松果体(しょうかたい)は頭部背面の皮膚が局所的に色素を失い、
半透明化した部分で、光りを感じる細胞を持っています。
d0113817_4404422.jpg

話題は変わりますが、"Barroso"(バローゾ)と言って思い出すのは、やはり、ポルトガル人の欧州委員会委員長である
"José Manuel Durão Barroso" だと思います。
d0113817_1493495.jpg

[PR]
by mobulamobular | 2008-02-12 06:24 | サメ・エイ | Comments(0)
<< no comment ovoviviparous >>