タコとクリスマス
タコの輸入大国・日本にとっては耳よりのお話です。長いことここに居ますが、今年ほどタコの水揚げの多い年はありません。海向うのモロッコでの漁業規制の成果(?)でしょうか、「タコ豊年」です。
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学名 Octopus vulgaris、 英名 Common octopus、 ポルトガル名 Polvo-vulgar、 和名 マダコ です。

日本におけるタコの消費量のうち、実に7割ほどが西アフリカ諸国をはじめとする海外からの輸入に頼っていると聞き及んでいます。ここのタコも「系統」からいえばアフリカのそれと同じと思われますが、タコは何を食べているかで味が随分と変わってくるらしく、ポルトガルのタコの市場での評価のほどは分かりませんが、個人的にはうまいと思っています。

連日、誰が買って誰に売って、またその次に誰が買うかは知りませんが、午後遅くまでセリが続いています。主にタコツボやカゴ網によって漁獲していますが、地元漁師にとってはこの時期うれしい誤算というか、予想外の「クリスマス・プレゼント」になっており、いつもの年では水温の低下に伴い漁が減り、下向き加減の漁師が多い時期ですが、今年はいつもと違っているのは誰の眼にも明らかです。

さて、クリスマスと言えばLITÃO(リタォゥン)の季節です。
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干してます。あっちこっちで最後の追い込みです。地元オリャオ(のみ)での代表的なクリスマス料理の食材です。小型のサメです。煮込み料理となります。この風景は地元ではこの時期当たり前のものですが、今年は一風変わったものもありました。
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リタォゥンと一緒にタコを干しているところがあります。ひょっとしたら、そのうち干しタコが地元のクリスマスの名物料理とかになるかもしれません。















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by mobulamobular | 2007-12-06 21:38 | | Comments(2)
Commented by Yuka at 2015-12-06 23:59 x
こんにちは、先日入荷してきたポルトガルからやって来たタコを食べました。柔らかくて、コクがあって美味しいです!イギリス近海のはサイズが小さく、味が薄いのであまりの美味しさにどんな料理にしようかワクワクします。
Commented by mobulamobular at 2015-12-07 05:44
Yukaさんへ。ここのタコは絶品です。日本風に食べるのもよいですが、こちら風にタコサラダなど、一生忘れられない美味さになるでしょう。
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