金環鯛(ドラーダ)
王者の風格というか、りりしい姿が印象的な魚です。なおかつ美味となれば、人気を博すこと間違いなしです。
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学名 Sparus aurata、 英名 Gilthead sea bream、 ポルトガル名 Dourada、 和名 ヨーロッパヘダイ です。
(タイトルの「金環鯛」は勝手に命名したものです。ちなみに英名もそんな感じになっています。)ヨーロッパでドラーダはヨーロッパスズキ(Dicentrarchus labrax)とともに代表的な養殖魚としても知られています。食欲旺盛で成長が早いこの魚はポルトガルはもとより、一時はヨーロッパのいたるところで盛んに養殖が行われました。しかし、近年その場所は人件費の安いギリシャやトルコなどに移り、また、もとからの過剰供給で西ヨーロッパの養殖場は急速に衰退してしまいました。オリャオ近辺にもノルウェー資本の大きな養殖場がありますが、今では一昔前の活気はありません。
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しかし、天然物の人気は衰えることなく、養殖物と比較されることからかえって値段(浜値)は上がったようにも思われ、両者の間には3~4倍の値段の差がつくこともあります。
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眉間に金色のスジがあるのが特徴です。天然物は各鰭がピンと伸び、鱗に当たった光りの反射も直線的で、全体的に綺麗です。他のタイ類が春から夏にかけてが旬であるのに対し、ドラーダは秋から冬にかけてが旬となります。定置網は通常この時期、休漁期となるため、年間を通じドラーダが大量にはまとまって入ることはありませんが、時に50cmオーバーの大型の個体を見ることができます。











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by mobulamobular | 2007-11-12 01:50 | | Comments(0)
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