The Queen of the Fish
以前、「その他の魚たち 王様編」でヨーロッパイワシのことについて記述しましたが、
今回はその「女王編」ともいえる魚の登場です。
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学名 Engraulis encrasicholus、 英名 European anchovy、 ポルトガル名 BIQUEIRÃO、 和名 モトカタクチイワシ です。
定置網にはまれに入りますが、漁獲はありません。イワシ同様、網の目から全て出て行ってしまいます。
地元巻き網船団はこの魚を狙っていますが、イワシの水揚量の減少よりさらに年間の水揚げは減っており、漁獲があった時は
たいへんな賑わいで、市場では驚くほどの高値で取引されています。
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BIQUEIRÃO(ビケロン)は比較的冬場に多く漁獲されますが、水温が下がるとイワシ、もっと下がるとビケロン、といった具合に
年間を通じて少量なれど漁獲があります。
しかし、魚種として、最も重要な水産資源であるカタクチイワシが、近年、イワシとともにその水揚量が減少していることを危惧して、
今年から、ポルトガル海洋研究所(IPIMAR)では、サバ、アジなどの同様の回遊魚とイワシ類の棲み分け、
また、互いの資源量がどのように影響しあっているかなどの調査を始めたところです。
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by mobulamobular | 2007-09-01 04:23 | | Comments(0)
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