小カンパチも少し大きくなりましたが、まだ成魚とまではなっていません。 とは言っても、この魚は当然別の個体です。
小さい時にあった横縞はすっかり消え、全体的に綺麗な濃いオリーブ色になっています。 と言うことで、今回は尾鰭下葉先端が白くないこと、 尻鰭が長いこと、体高があり、体に丸みがあること等を判断基準として「小カンパチ」同様、学名 Seriola rivoliana、 英名 Almaco jack、 ポルトガル名 Charuteiro(Peixe azeite)、 和名 ヒレナガカンパチ とします。 問題は背鰭なのですが、この個体は不運にも漁獲時に背鰭に損傷を受けており、先端が確認できませんでした。 ヒレナガカンパチは成長するににつれて背鰭、尻鰭の先端が伸び、カンパチとの違いが明確になってくることから、仮に背鰭に損傷がなくとも、 その違いを見分けるのは難しかったかもしれません。 この後、成魚が入網してくれれば、言うことないのですが。 楽しみにして待ちたいと思います。
by mobulamobular
| 2007-07-23 13:59
| 魚
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