あなたは離脱派、それとも残留派ですか
やっぱり、何でも最初に始めるイギリスです。この点、イギリス人のセンスは凄いと思います。よって、ポルトガルも、いつもイギリスから先人の知恵を請うていたのでしょう。

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イギリスが国民投票で問うたEU離脱or残留問題ですが、投票に参加したイギリス人の過半数以上が、EU離脱した方が"自分の利益になる"と考えた結果が出たのだと思います。穿った見方をすれば、根本的な勘違いは、イギリス国民がどちらの選択肢が"イギリスにとって"有益であるかを考えて投票すると思ってしまった点です。

言い換えれば、既存の社会システムを、"NO"と思っている人が、"YES"と思っている人よりも多くなった結果だと思います。既存の社会システムとは、俗に言う"勝ち組"だけが、悪いことやセコイことををしても上手く生きていける社会のことです。この"勝ち組"の数が、"負け組"の数より少なくなってしまったため、"勝ち組"が負けてしまったのだと思います。

"勝ち組"とは、政治家、公務員、メディア関係者、一部の教育関係者および研究者、大手企業および関係者、土地成金(資産家)、芸能人、最近はスポーツ選手等々、になると思います。つまり、テレビに出ている奴らのことです。一方、"負け組"とは、それ以外の一般庶民で、テレビには出ません。

"トランプ現象"も同様で、"負け組"の数が、"勝ち組"の数を、米国でも上回りつつあるために起きていると思います。

つまり、既存の社会システムが、"勝ち組"の人たちのためだけにあって(あった)、"負け組"に対する配慮が欠けていた結果だと思います。"勝ち組"がラウド・マイノリティになり下がったのだとも思います。他方、"負け組"が、サイレント・マジョリティーとなったのです。

このことは、現民主主義では、失敗を意味するのかもしれません。なぜならば、自分のことを"おりこうさん"だと思っていた人たちの思惑どおりには、ことが運ばなくなってしまうからです。

結果、テレビでは、出演者による何ごとにおいても"国民がバカだから"が、連呼されるようになります。

お終い。















m.
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by mobulamobular | 2016-07-05 01:54 | 戯言 | Comments(0)
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