スペイン人の意地
今年のオブザーバーは、スペイン人です。ショートカット(ほぼスポーツ刈り)でチャーミングな女性です。

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マグロの漁季もおおよそ1ヶ月を経過しましたが、まだシーズン中ですので、定置網の操業は、土日祝日に関係なく、毎日午前午後の2回行っています。もちろん、漁師はローテーションを組んで休みを取っていますが、そんな中、唯一の"皆勤賞"が、彼女です。つまり、代わりが来ないのです。

オブザーバーは有料で、ポルトガル人オーナーの"オブザーバー人材派遣会社"から送られて来ます。その派遣会社が彼女が休暇を取るための代わりのオブザーバーを用意していないのです。これではほとんど、いわゆる"ブラック企業"です。
というのは、ウソです。本当は、代役は用意されているのですが、彼女が要請しないのです。

ここからは勝手な想像ですが、これは彼女の意地のように思います。もちろん、収入面でも完全出来高制でしょうから、休まない方が得、ということになりますが、"敵地"において、異国人に囲まれ、スペイン人としての誇りがそうさせているのではと思うようになりました。立派なことだと思います。

でも、早く、1日でもよいから休んでくれないかな、とも思っています。

















m.
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by mobulamobular | 2016-06-06 03:19 | マグロ | Comments(0)
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