蓄え
人間なので、先のことを見越して行動をします。

アルガルベ定置網は、今、「蓄え」の時季です。せっせと毎日、サバ(Scomber colias)を漁獲して、来るべき日に備えます。

d0113817_2581833.jpg


相変わらず、マンボウの多い日が続いています。毎日、10トン以上は確実です。今日は、サバが15トンほど、ハガツオが1.5トンほど、アジがちょっと混じっていましたが、イカのシーズンは終わり、他の赤い魚などはまったく入りません。

d0113817_34646.jpg


サバは餌としては十分過ぎるサイズです。

ポルトガルでは、"自給自足"の養殖の餌になる魚も、一旦セリにかけて、売って買い戻さなければなりません。この間、7%の手数料等が掛かります。ほとんど、地元魚市場への寄付金みたいなものですが、これがこの国の"法律"ですので、致し方ありません。

金持ちが、という意味ではなく、"金を持っている奴が払うのが当たり前"的な文化です。でも、"誰も持っていなかったらどうするのか"と思うのですが、その時はその時、あるいは、"皆んなで我慢する"的な見上げた根性の持ち主たちです。
[PR]
by mobulamobular | 2015-04-30 03:22 | 定置網 | Comments(2)
Commented by いずみ at 2015-05-02 07:07 x
一旦売って、買い戻す、という理屈がわかりません・・・獲れた魚に税をかけるのと同じ?
魚売り場の女性が「私達が新鮮さを教えてあげます」とアピール、エラを見せているピンゴドーセのTVコマーシャル、ご存知ですか?。本気で(養殖魚を)売りたいのだな、と思います。サバはスーパーで人気がありますが、アフリカ人が目の前にいると、要注意。全部買い占められてしまうんですwww
Commented by mobulamobular at 2015-05-03 02:13
いずみさんへ。これも"水産族議員"の仕業ですが、これが、この国の法律です。魚市場(この場合、漁師が水揚げをする港にある魚市場のことです)に対する考え方が、まったく異なります。どちらかと言えば、「関所」になります。魚市場にとって、魚の質や量や値段は、二の次です。先ずは、手数料や税金の徴収が行われます。漁師の社会保障費も、ここで取られます。しかし、魚市場で働く職員には、まったく悪気はありません。だから、"たぶん"、漁師は全員、魚市場が大嫌いです。
<< 赤いエビ 赤い洋梨 >>