Corvina 2014
過去に、この魚で、いろいろなことをしてきましたので、いろいろな想い出があります。しかし、正真正銘、この1尾が今年初めての漁獲となります。この魚の"ファン"としては、寂しい限りですが、それでも来てくれたことに感謝です。

学名 Argyrosomus regius、  英名 Meagre、  ポルトガル名 CORVINA、  和名 オオニベ、 です。

体重23.5kg。コルビナにしては中型サイズですが、こんなのが、また群れで定置網に入網することを夢見たいと思います。

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さて、昨今の "異変" は、コルビナばかりではありません。地元にとって、今年はもっと深刻な問題が進行中です。なんと、イワシがいません。主に、巻き網船によって漁獲されるイワシですが、今年はサバばかり。いくらなんでも、異常なほどの獲れなさですので、なんか、大きな問題が潜んでいるようにも思われます。

そこで、ズバリ。問題の原因について関係者の見解はひとつです。それは、"あんだけ、イルカやクジラがウヨウヨしていれば、イワシは来ないだろう"、というものです。あるいは、"仮に来ていても、みんな食われている"、ということになります。

今時、日本人がこんなことを言っても、なかなか信用してもらえないかもしれませんが、今回は、イルカやクジラを食わない西洋人が言っていることですので、信憑性は高い、かもしれません。
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by mobulamobular | 2014-05-11 05:28 | | Comments(4)
Commented by cobia at 2014-05-12 00:10 x
コルビナ、日本でも簡単に食べることができたら嬉しいですね。
日本では養殖できる隙間がなさそうですが。

イワシとクジラに関しては、
捕鯨に関する日本側の根拠のなさが某国のロビー活動(とその根拠のない感情論と利権構造)に負けてしまっている印象でした。
正直、捕鯨推進に関しては水産を学んでいるor教える側の人間自体が
感情的になっており、主張を理解するのは難しい、というのが
教えてもらっている立場の自分からみた感想でした。
このブログ記事にあるような鯨類と餌生物の興味深い関係についても、
先の判決がニュースになっている間は研究が滞りそうだと考えると
非常に残念です。
Commented by mobulamobular at 2014-05-12 05:05
cobiaさんへ。コルビナの日本人受け、どうでしょうか。白身ですし、手の込んだ料理になりそうですので、今の日本人には向いていないように思います。
さて。イルカ・クジラですが、本当に多いのです。と、また、日本人が言っても信用してもらえないかもしれませんが、今年は、スジイルカ、ハンドウイルカ、ミンククジラ、ザトウクジラが観察されています。数が多いから獲れ、とは言いませんが、漁業に影響が出ていることは、"密かに"伝えたいと思います。
Commented by cobia at 2014-05-14 04:39 x
日本だと、オオニベの一般受けは「水族館にいるあのおっきい魚ね!」っていうのが事実かなと思っています。水族館の展示職員でも、食用になっていることを知らない人がいたりしました。

年々、漁業者がNPOを立ち上げたりしていて、発言する、できる機会が多いかなと感じています(実際と違っていたら申し訳ありません)。クジラの件も、たまに海に行って「こんなかわいいクジラをなんで殺すの?!」という意見よりも、普段から海と密接に関わっている人々の意見も取り入れる空気が出来上がることを個人的には望んでいます。
(少々感傷的なコメントになったことをお許しください。お目汚し失礼しました。)
Commented by mobulamobular at 2014-05-15 05:37
cobiaさんへ。オオニベ(コルビナ)は、美味しい魚です。なぜ、食べないのか不思議なくらいです。刺身、ムニエル、塩焼き、粕漬けなどなど、お勧めですね。
さて、クジラの話ですが、ここでも、"さわらぬ神に何とか"、です。でも、これは政治の話です。生き物としてのクジラは、最高ですね。それは、誰でも分かっていることだと思います。でも、食う食わないは、やはり、政治の話になりますので、そんな面倒を嫌い、食べません。食べなくても、クジラが美味しいであろうことぐらい、皆んな、知っています。
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