12月25日
キリスト教信者でないかぎり、「12月25日」は、本来、ふつうの日になります。

ポルトガルは、もちろんキリスト教信者が大多数を占める国ですが、時おり、キリスト教に見切りをつけた人間と出会います。理由は、簡単で、「キリスト教はウソ」、というものです。しかし、そういった彼/彼女にとっても、12月24日の"Consoada de Natal" (クリスマス・イヴに家族が一堂に会して食事をすること)は、やはりとても大切なイベントだそうです。

特に、若い奴らの中には、"Consoada" に参加しないと、親がうるさいから参加する、という言い訳をする場合もありますが、どうせ、自分が親になった時には、自分の子供に対し同じことを言うに違いありません。なぜならば、それが文化だからで、周囲を見ても、ちゃんと継承されています。

また、ここらの田舎では、家族や友人とは関係なく、12月24日の夜は、人をひとりにさせない習慣があります。必ず聞いて来て、ひとりだと答えると、ウチへ来い、と誘われます。すると、心ない日本人は、その招待を、有難迷惑、ひとりでカキ鍋でもつついて、たまった本でも見ていた方がよいや、と思ってしまうことは、まったく情趣を解しない愚か者、ということになります。

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さて。 あいにく、24日から25日の夜は、風雨ともに強い荒れた天気となってしまいました。


「12月25日」の朝、漁師の仕事は、船に溜まったアカ汲みから始まりました。
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by mobulamobular | 2013-12-26 05:14 | ポルトガル文化 | Comments(4)
Commented by obakappu at 2013-12-29 03:18
mobulamobular さんは、まさか一人でカキなべをつついていたわけではないですよね。
Commented by mobulamobular at 2013-12-29 07:18
ぷーままさんへ。カキ鍋は次の日ひとりでつつきました。
Commented by chie at 2013-12-31 07:04 x
愚か者、わたしだけではないみたい と、、、こちらは25日の午後中延々と続くcenone di natale, 31日の夜中のどんちゃん騒ぎ、 二人ぼっちじゃ寂しいでしょう と招いてくださる優しい方が。旦那さまが出稼ぎ中のイースターも危険です。愚かな考えせなければ、それなりにもっと楽しく過ごせるのでしょうけど。といっても もしカキ鍋があるなら、、、きっとうそをついてサボるでしょう!
Commented by mobulamobular at 2014-01-03 03:18
chieさんへ。こちらは次回来週の火曜日にお招きにあずかっています。日本のなべ料理を紹介する、という手もあるかもしれません。ところで、やっぱり「カキ」も売っていませんか。
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