大きなニシマアジ
全長 465mm、体重 730g の、この辺りではあまり見ない大型のニシマアジが、ちょっとまとまって定置網に入りました。

d0113817_2363581.jpg


学名 Trachurus trachurus、 英名 Atlantic horse-mackerel、 ポルトガル名 "Carapau branco"、 和名 ニシマアジ、 です。

d0113817_2393923.jpg


ポルトガル名を、あえてローカル名の"Carapau branco"(白アジ)としたのは理由があり、それは、どう見てもこの個体からは、"白"という印象を受けないからです。

d0113817_2475062.jpg


でも、後頭部背鰭沿いの側線は、第二背鰭の終わりまで続いています。

d0113817_25145100.jpg


尻鰭の棘も前に2本、後に1本の合計3本です。

d0113817_3244272.jpg


よって、どこから見ても、ニシマアジなのですが、少なくともここらで認識しているニシマアジとは明らかに異なります。

d0113817_3293351.jpg


結論をいえば、アジの寿命も10年以上だそうですので、ふだんここらで見ている30cm未満の個体は、まだ子供のアジということなのかもしれません。あるいは、よく聞く "地付き"のアジと、回遊型のアジとの違いになるのかもしれません。以前、ここにも多くのエビ底曳網漁船が出入港していたころ、こういう「大きなニシマアジ」がよく獲れる、と聞いたこともあります。でも彼らの漁獲対象はあくまでもエビなので、アジの漁獲には制限があり、多くは、漁師のオカズとなったり、沖で投棄されていたようです。

じっくり味わってみたくなる魚です。
[PR]
by mobulamobular | 2013-10-24 04:06 | | Comments(2)
Commented by obakappu at 2013-10-28 00:48
すっごく大きいんですね。
指が一緒に写っていてわかりました。
ムロアジみたいな形ですね。
Commented by mobulamobular at 2013-10-28 03:28
ぷーままさんへ。大きなアジは小さなアジに比べ、味が劣るというイメージがあります。でも、そんなことはありませんでした。形や色、よく捨てられているといった噂などから、価値が下がっているように思います。
<< ゴミ袋 虹 >>