クサビフグ
待望。ついにゲットです。「クサビフグ」の、しかも群れて泳ぐところの撮影に成功しました。





学名 Ranzania laevis、 英名 Slender sunfish (Oblong sunfish)、 ポルトガル名 Peixe lua comprido、 和名 クサビフグ です。

20尾ほどの群れが定置網に入りました。泳ぎはとても敏捷で、箱網内での遊泳パターンは、どちらかといえば、ソウダガツオに近いように思われました。早い泳ぎはマンボウの例から見てもある程度の予測はしていたのですが、こんなに早くとはちょっと意外です。そして、"群れ"です。今までの入網はいつも1尾でしたが、最近は毎日のように数尾ずつ入っていたので、そんなこともあるんだ、ぐらいにしか考えていませんでしたが、こんな群れをつくるとは、これも予想外でした。

これでは、活魚は難しいですね。

そして、"カツオを髣髴させる青色" は、まさにそのとおりでした。というか、この魚は、どちらかといえば、マンボウより、カツオ類に近いのではないかと思いました。


「クサビフグ」の遊泳をとらえた動画は、世界初(!?)公開かもしれません。
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by mobulamobular | 2013-10-09 05:01 | マンボウ | Comments(4)
Commented by 総務 at 2013-10-09 09:22 x
大変面白く動画拝見しました!朝から興奮してしまいました。

青色もそうですが、クサビフグという魚がこんな泳ぎ方をするとは思ってもみませんでした。
あの鰭の付き方で、どうやってこんなスピードを出しているのか……きっと体全体を使って泳いでいるのでしょうね。
写真だけでは魚のほんの一部分しか知ることができないんだなと改めて思いました。

貴重な動画が見られてよかったです。今日も一日がんばれそうです。
Commented by mobulamobular at 2013-10-10 03:02
総務さんへ。それはよかったです。こういった魚との接し方をいつも考えています。本文にもあるように、活魚は難しいですので、"生け捕り禁止令"が発令されています。しかし、「活魚が難しい」という意味は、例えば水族館のような"受け皿がない"ということも含まれます。こんなに泳ぎ回る魚に、プレデターのいない大きな水槽を提供することのできるところは、なかなかありません。
Commented by ウシマンボウΩ at 2013-10-21 15:55 x
情報です!  mobulamobularさんの動画も貼られていますが、このブログにはさらに成長したクサビフグの動く様子の動画が貼られていました http://hoop.exblog.jp/21252780/ 泳ぐシーンは無いのですが、やはり結構素早く鰭を動かしていますね。
Commented by mobulamobular at 2013-10-22 04:07
ウシマンボウΩさんへ。情報、ありがとうございます。これは、ブラジルのサルヴァドールみたいですね。南緯13度ほどですから、ずいぶんと暑いところですね。数が少ないくせに、世界中の、けっこう広範囲、暑いところ寒いところで見つかっているようで、ますます興味深い種です。まったくの個人的見解ですが、こいつも、寒いところで産卵して、大きくなるにつれて暖かい海に移動、また産卵期に栄養豊富、プランクトンいっぱいの冷たい海に回遊する、といった行動パターンはどうでしょうか。
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