ニシマカジキ
この魚もすべて逃がすことになっています。

理由は、今年のポルトガルの漁獲枠(QUOTA)が、すでに終了しているためです。この魚の資源管理機関も、"ICCAT" です。生息域は、「大西洋の熱帯・亜熱帯域、およびそれに隣接する水域に広く分布している」、そうです。つまり、「大西洋の魚」です。それなのに、日本にはポルトガル以上の漁獲枠が割り当てられています。

学名 Tetrapturus albidus、 英名 Atlantic white marlin、 ポルトガル名 Espadim branco do Atlântico、 和名 ニシマカジキ です。




これらを安全に逃がすためには、網を開きます。すると、他の魚もすべて逃げてしまいます。イルカもそうですし、マグロもそうです。特に、マグロの場合、ここでは「30kg以下の個体は漁獲禁止」ですので、こういった類の種が入ると、せっかく他の魚がたくさん入っていても漁獲なし、となってしまいます。

これが、最近、定置網などやってられない、訳なのです。
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by mobulamobular | 2013-08-28 05:05 | | Comments(2)
Commented by obakappu at 2013-08-28 23:24
決まり事というのは、いつも現場のことを考えていないのですねぇ。
Commented by mobulamobular at 2013-08-29 04:09
ぷーままさんへ。一事が万事、の世界です。最近は、本当に気が利く奴が少なくなりました。
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