Seriola dumerili
こういうのが網の中に入っているとウキウキします。1尾で入ることは珍しく、大概は2尾、あるいは4尾ですが、この日は5尾でした。

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学名 Seriola dumerili、 英名 Greater amberjack、 ポルトガル名 Charuteiro (Peixe-azeite / Lírio)、 和名 カンパチ です。

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カッコイイ、ですね。カンパチは昔から好きな魚のひとつです。

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それぞれ、8~10kgサイズです。

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地元、たぶんポルトガル全土においても、アルガルベ定置網以外では、この魚は漁獲されません。よって、市場での評価は高くありません。皆さん、こんな魚知らない、という理由によってです。ですから、道理として、こういう魚は漁獲せず、放したほうがよいのかもしれません。しかし、それでも獲るのが漁師の仕事です。
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by mobulamobular | 2013-06-19 04:08 | | Comments(8)
Commented by obakappu at 2013-06-20 00:53
晩御飯の食卓に刺身になって並んだのではないのですか??
Commented by mobulamobular at 2013-06-20 03:48
ぷーままさんへ。そうですね。そうすればよかったです。
Commented by いずみ at 2013-10-01 03:27 x
ご無沙汰いておりました。例によってレストランのメニューを知るために検索させていただいたのですが、カンパチだったとは!!その、ミシュラン星の食道では「Lírio dos Açores」となっていました。
脂が乗ってましたが、大根おろしと醤油もってこーい!と叫びたくなりました。
Commented by mobulamobular at 2013-10-01 06:12
いずみさんへ。こちらこそ。お元気ですか。さて、「Lírio dos Açores」ですが、魚を見ていないので何とも言えません。というのも、ポルトガルでは(たぶん他国においても)、魚の「正式名称」に混乱が生じている場合が多々あるからです。また、「ローカル名」も多く存在し、時に「正式名称」と「ローカル名称」が同じで、それぞれ異なった魚を指す場合も多くあります。(続く)
Commented by mobulamobular at 2013-10-01 06:14
いずみさんへ。(続き)ポルトガルでは「正式名称 Lírio」は、「尾鰭のないタチウオ(日本のタチウオのような)」のことです(http://armacao.exblog.jp/9757796)。しかし、だからと言って、一般的に「Lírio」と言っても、誰もそれが「尾鰭のないタチウオ」のこととは分からないのが現状です。ご存知と思いますが、ポルトガルでは「Peixe-espada (オビレダチ)」(http://armacao.exblog.jp/6163037)が、とても有名で、「タチウオ=Peixe-espada」といった感覚です。ですから、先述の「尾鰭のないタチウオ=Lírio」も「Peixe-espada sem rabo」
みたいに言った方が、通りがよいのが実情です。(続く)
Commented by mobulamobular at 2013-10-01 06:17
いずみさんへ。(続き)さて、ここで疑問なのは、「ミシュラン星の食堂」のシェフが、魚の名前で「正式名称」と「ローカル名称」のどちらを採用するか、という点です。実は、アソレス諸島では、カンパチのことを、「ローカル名」で「Lírio」という筈ですので、いろいろグタグタ能書きを並べましたが、「Lírio dos Açores=アソレスのカンパチ」で正解にもなります。しかし、あえて言えば、「アソレスの尾鰭のないタチウオ」という可能性も否定できません。
つまり、カンパチとタチウオでは、料理方法がどうであれ、切り身であっても、その見ためからも、すぐに違いが分かると思いますが、いかがでしたか。
Commented by いずみ at 2013-10-03 05:02 x
詳しいご説明をありがとうございました!うーむ、ポルトガルの魚名の大雑把さには悩まされます。確かにサーヴィス係が「マグロの仲間です」と説明していたので、このカンパチなのだろうと納得しました。お料理自体は、iPhoneの半分くらいの切り身(笑)でしたが、筋の入り具合、弾力ともマグロ系、残念なことに、焼き具合はよくも悪くもなかった・・・ああ、刺身で出してくれていればなあ、とため息が出ます。モレキュラー・キュイジーヌには、魚はもったいないと痛感した次第ですwww
Commented by mobulamobular at 2013-10-03 05:59
いずみさんへ。魚の本来の味が消えてしまっていては、何種か分かりませんし、どんな魚でも同じこと、になってしまいますね。それに比べ、刺身という料理法は優れものですね。魚はやっぱり刺身か、塩焼きです。でも、刺身の品質の責任の一端は漁師が担っています。
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