規則
昔から、嫌いです。校則などは、ほんと昔のことなので、あまり覚えていませんが、意味もなく、また理由もなく、ましてやその理由に合理性がない場合、いわんや別目的のためのサギ紛いな「規則」などは、その対応がとても骨の折れる仕事になります。
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「安全第一」なのは言わずと知れたことですが、この安全は当事者の安全であって、他の誰のものでもありません。しかし、それを「規則」とする場合は、必要最低限にとどめるべきと思うのですが、いちど容認してしまうと、次には権力を笠に着て、実用性を無視して、とんでもないことを言い出すことが往々にしてあります。
定置網本船には、4本のデッカイ消火器の設置が義務付けられています。実際、船内では消火器がところ狭しと並んでいます。毎年検査を受けます。そのため、信じられないほどの検査費用が発生します。ことある毎に、消火器をチェックしに来ます。そのつど、船を止めなければなりません。

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国旗に、マスト。一見、カッコイイ写真に思われるかもしれませんが、これらもすべて「規則」です。国旗、航海灯、レーダー、GPS、VHF無線、などなど。すべて「検査対象」です。つまり、すべて"徴税可能品"です。さらにいえば、当局はこれら以外のものには一切興味がありません。例えば、検査の際、ちょっとエンジンの調子が悪くても、それによって罰金がどうのこうのという話にはなりませんので、当局にとっては、どうでもよいことなのです。

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"期待薄"ではありますが、先日の誌面にポルトガルの経済大臣の記事がありました。「この国は、投資(家)や法人(会社)に友好的ではない。だから、官僚主義(Burocracia)とは断固戦う」、といった内容でした。

昔々、よくよく聞かされたことは、「この国は仕事をするところじゃない」、でした。そんなことはないと、今は確信していますが、あえて言えば、「これがこの国の文化」、ということだと思います。


問題です。1隻の定置網船に25名ほどの漁師を所轄官庁に登録しています。1名の登録費用は約3,000円です。すでに25名分の登録費用(75,000円)は支払い済みです。その後、仮に、船長が引退したとします。さて、既存の24名の漁師登録を維持しつつ、新しい船長登録するにはいくらの登録費用が必要になるでしょうか。












答えは、75,000円です。
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by mobulamobular | 2013-02-26 06:31 | ポルトガル文化 | Comments(0)
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