パンダマークの環境圧力団体
彼は、調査はしたが、このような事実は一切なかった。もう、こういった、いい加減な、根も葉もない、確証のない、創り話的ネタで、圧力をかけるような、そういった、やり方は、止めるべきだ、と強く意見を述べました。次に、関係諸国からも、彼に同調し、文句、批判、ブーたれた意見が続きました。

そして、まさに今、自らの調査研究に確信があるのなら、上述の彼の発言に対する反撃をするのに、これに勝る機会はない、絶好の場面でしたが、何の反論もありませんでした。

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これは、どういうことでしょうか。ある意味、スカを食らった感じでした。先月末に、大々的に「スペイン、イタリア、モロッコ、チュニジア、トルコを含む地中海のクロマグロ生産諸国からパナマ経由で日本に、ICCATに無報告で大量のクロマグロが取引された」とマスコミ向けに大々的に発表しました。これが、本当ならゆゆしき事態です。これをICCAT会議の日が迫った時期に報道させたのは、きっとこの議題を会議で取り上げさせ、真実を明らかにするため、真向勝負とばかり思っていましたが、ちょっと期待外れでした。

ICCAT会議では、クロマグロ以外に、他のマグロ類、サメ、ウミガメなども議題として取り上げますが、特に今年は圧倒的にクロマグロに関する話題が中心となりました。それだけ、皆さんの関心が強いということでしょうが、多種多様な意見が混在すると、時に議論は要らぬ方向へ行きがちです。ですから、このクロマグロを世界全体の8割とも9割とも言われている量を消費している日本が、ICCAT会議でリーダーシップを発揮することを、関係諸国は期待していました。

冒頭の彼の発言は、まさにそういった期待に応え、日本のイニシアティブを示す、とても有効な場面となりました。

でもなぜ、ここぞとばかりの反論がなかったのでしょうか。やはり、特ダネ1本打って、募金の数がごそっと増えて、それでよかったのでしょうか。クロマグロのことを、大切なタンパク資源、経済資源と考えている人たちは、この件について、募金はしないでしょうし、そもそも考え方が違うので、どうでもよい、ということだったのでしょうか。

大多数の人たちは、自分が食わないものを食っている奴らのことを野蛮、と思った経験があると思います。世界には、意外と、魚を食わない人たちが多いことを、今さらながら気づかされます。

すべて、文化の話です。

最後に、この件、これでお終いではないかもしれませんので、続報に期待したいと思います。


















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by mobulamobular | 2012-11-24 07:24 | マグロ | Comments(0)
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