未来部
現実には存在しない架空のセクションですが、いつも気持ちの中には存在しています。
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"ちょっとした海の文化交流"ですが、「継続」することが最大の課題です。定置網を通じてできることの可能性を探り、それを広め定着させていく。これすべて、「やめないため」、です。ベースは定置網ですが、ひとつのことに固執せず、二つ、三つと多様性に富んだ組織にしていけばよいのでは、と思っています。多くの樹種や生物が混在して生態系を維持している「森」のように、です。

しかし、無理してそれが定置網の足を引っぱるような結果になってしまっては元も子もありません。また、その幹が予想以上に伸びるようであれば、移植してやればよいと思います。「未来部」はそういうことを考えています。
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たとえば、「観光事業」とのリンクです。日本ではよくある「観光定置」といった類のものです。南部ポルトガル・アルガルベ地方は、観光業以外に、これといった産業はなく、多くの人たちがこの職種のもとで生きています。海・太陽・ビーチ・ゴルフといったところが、主な観光要素なのですが、スポーツフィッシングはあっても、「漁業」との関連は今まで皆無です。

ここをどう切り開いていくか、またまた"ブロクラシー"との戦いとなるのか、ですが、もっと根本的なところを考えるべき、と思っています。つまり、「観光定置」ということは、「定置網を人に見せること」になりますので、「どのように見せるか」がとても大切であると考えています。"観光"として割り切るのもひとつの方法でしょうが、それだけでは「地域密着型の産業」としての定置網にとっては、何か物足りない感じがしますし、ちょっと、こだわりを持ちたい気分です。

議論として、「ありのままの真実をすべて見せるのか」、それとも「観光的に"きれいな部分"だけを見せるのか」、というのがあります。また、多少なりともアカデミックな面も紹介し、"教育"関係にも役立ててもらいたい、という思いもあります。それじゃ、「ありのままの真実をすべて見せる」方がよいのではないか、という考えがある一方、漁業の現場は「屠殺場」みたいなものだから、「ありのままの真実をすべて見せる」と社会的問題になる場合もあるのではないか、という意見もあります。確かに、環境保護団体やそれっぽいメディアに目をつけられたら、"解決できない問題"に発展しかねません。

ですから、理念としては、「ありのままの真実をすべて見せる」なのですが、リアリティのことを考えると、ちょっと不安な状況です。

まだ、答えを出すには時期尚早のようです。























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by mobulamobular | 2012-06-25 05:33 | 定置網 | Comments(0)
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