太陽がいっぱい
やっぱり、「太陽」です。地球の天候をつかさどる、大元締めの話です。
d0113817_19374440.jpg

11年周期で増えたい減ったりしている太陽黒点が、2007年ごろ極小期(一番少なくなる時期)となり、次のサイクルに入ってもなかなか黒点数が増えないことで、学者らをヤキモキさせています。この太陽黒点の発生の原因と考えられているのが「太陽磁場」なのですが、今回、太陽の極域(北極と南極)の磁場観測で、日本の国立天文台が「極域磁場の極性」の異常を発見したそうです。それは、通常1周期で太陽極域磁場の極性は反転をするのだそうですが、観測によると、「北極磁場が予想される時期より約1年早くほぼゼロ近くになり、一方、南極は安定しており、極性反転の兆候がほとんどみられていない」、のだそうです。

つまり、ふつうは北極がプラスだったら南極はマイナス、北極がマイナスだったら南極はプラス、といった具合に「双極子構造」となるのですが、近い将来、南北の両方がプラス極になる「四重極構造」になるという、まさに「想定外」の状況が想定されるそうです。

太陽観測が始まった1750年から数えて24回目の太陽黒点周期での「事件」です。つまり、「これらの観測結果は、太陽の内部で磁場を生み出すダイナモ機構の状態が、現代的な太陽観測が始まって以来初めて、変動を来していることを示している」、ということになります。

すでに過去の妄想と化してしまったような地球温暖化問題ですが、ますますピンチの様相です。ロンドンのテムズ河が毎年凍り、イギリスに夏がなかったといわれる1645年から1715年にかけての「マウンダー極小期」の時も、学者らは「太陽がこのような状況にあった」と考えているためです。つまり、「地球寒冷化」が現実味を帯びそうなのです。
d0113817_21571988.jpg

とはいえ。「自然の奥深さ」を考えれば、そうはイカの金玉。

太陽黒点数は、極大期(一番多くなる時期)で100~200に達するそうです。ですから極大期になっても「少ない」というのは、それ以下ということだと思います。先述のように、「2007年ごろ極小期」ですから、11年周期で5年後の今はそろそろ極大期なのでしょう。で、最近の実際の太陽黒点数を見てみると、「4月21日 147」、「4月20日 162」、「4月19日 122」、となっています。多いです。はぁ~っと思うかもしれませんが、確かに過去30日間で太陽黒点数が100に達したのは3月29日の一日のみでした。

ですから、今回の太陽の極域磁場観測結果と、この直近の3日間のデータが今後どのように展開をしていくのか、ちょっと注目したいと思います。
















______________________________________________________________
[PR]
by mobulamobular | 2012-04-23 05:42 | 気象 | Comments(2)
Commented by obakappu at 2012-04-23 18:02
あーー、地学系の話は良く分からないです。(物理はもっとだめ)
そうなんだー、そうかーと思うばかり。
そんなに寒くなったら、日本大変だろうなぁ。食糧輸入において。

・・で、こんなすてきな写真が撮れるコンデジはどこの何ですか??
Commented by mobulamobular at 2012-04-25 04:48
ぷーままさんへ。さすがは、ぷーままさんですね。最大の問題は「食糧」になると思います。これは日本に限らず、世界中の問題、特に発展途上国においては、とんでもないことになるかもしれません。それとも「発展」が足枷となり、先進国の方がことは深刻なのかもしれません。ちなみに"今日の"黒点数は158だったそうです。
さて、コンデジについてですが、ストーリー別にC社、N社、R社、P社、S社を所有しています。上の写真はN社とR社です。両方ともノートリミングです。
<< 世界同時サギ 北西風 >>