冷凍マグロ
マイナス60℃、だそうです。だから長期間、マグロの鮮度を保つことができるそうです。こんなマグロがオーストラリアやメキシコでどんどん生産され日本に送られています。だから以前に比べ手軽にマグロを食べれるようになっているのです。
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マイナス60℃で急速冷凍した後、マイナス60℃の冷凍庫で保管されます。この「マイナス60℃」というのは超低温で、想像してみてください、今ごろですと外気温との差はおおよそ100℃もあるのです。
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ポイントは解凍の仕方にあります。これを誤るとせっかくの超低温マグロも台無しになってしまいます。


しかし、何れにせよ、電気代は相当かかっています。







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by mobulamobular | 2011-08-25 07:50 | マグロ | Comments(8)
Commented by obakappu at 2011-08-29 12:16
昨日、NHKスペシャルでグリーンランドでイヌイットと結婚して「エスキモー」として暮らしている大島さんのことをやってました。トナカイを撃ち、アザラシを撃ち、イッカクを撃ち、アパリアス(ウミスズメ)を獲り、肉を食べ、保存し、皮からロープを作っていました。孫の少年がトナカイに止めを刺すのよよく見ているように言われても、目をそむけていました。
どの場面でもとめどなく血が流れ、彼らは手も服も真っ赤にしながら解体していましたが、私的には残酷とかそういう言葉は浮かびませんでした。生きていくための正しい狩猟(漁)だな、という印象でした。
こんな風に-60℃にされて、世界を駆け回るマグロのほうが、なんだか目を背けたい対象のような気がしました。
おそらく、それは、イヌイットの人たちが手も顔も真っ赤にしながら生のままの肉を「おいしい!」と、食べていたのを見たからだと思います。イッカクの皮をナイフで削いでガムのように食べていましたが、子供が本当に美味しそうにしていました。
こんなにお金をかけたマグロはいったい誰にどんな食べ方をされるのかなあと考えたら、残酷に思えたのでした。

Commented by obakappu at 2011-08-29 12:16
まあ、文明の進歩も含めて、これが人間の「自然」なんでしょうけれど。
Commented by mobulamobular at 2011-09-04 21:50
ぷーままさんへ。正確な数字までは知りませんが、たぶんその多くが、以前より比較的お手軽に「トロ」が提供されるようになった身近なお店で一般大衆に食されているものと思います。ですから、技術的には「鮮度落ちがない」ということで、これはすごいことで、社会貢献度は大、と考えられます。一方、獲る側の漁師にとっても、この技術は大量の魚を一定の価格で引き取ってくれる点で大いに助けとなっています。ちょっと話は変わりますが、鮮魚の場合、「大漁貧乏」という言葉があるように、大量に魚を水揚げすると値段が下がってしまいます。マグロについても同様です。また、需要に関係なく、大量に水揚げされた時は「値を下げても文句は出ない」という仲買人らの意識が働くことも事実だと思います。ポルトガル、日本をはじめ世界中の多くの国の漁業においてこの辺のコントロールができていないのが実情です。そんな中、例えばノルウェーではそういうことにないようなシステムが確立されていますので、漁師は他国に例を見ないほど潤っている、ということです。ひとつだけ、誤解のないように。「-60℃にされたマグロは世界を駆け回ることはせず、一直線に日本に向かってやって来ます」。
Commented by mobulamobular at 2011-09-04 21:59
ぷーままさんへ。例えばイヌイットが「正常」で、例えば-60℃が「異常」であると感じるのであれば、近代文明の行き詰まり、つまり、(さっき投稿しましたが)「ポストモダン」が求められますか。
Commented by obakappu at 2011-09-07 06:41
そうか・・・やっぱりそうなんですね。マグロはみんな日本に向かうのですね。
鮮度を下げずに同じ値段で買ってもらえるなら技術もそれに伴うお金もかけますね。
ノルウェーは金額がどこかで決められるということですか。
Commented by obakappu at 2011-09-07 06:55
mobulamobularさん、「残酷」と言う言葉を使いましたが、ええ・・と、「悪い」というような意味でつかったわけではないのです。(語彙力がなくてすみません。)
なんていうのかなあ、言葉が難しいのですが、同じ生き物である人間として、冷凍されて遠い国に運ばれるより、イヌイットの獲物のような食べられ方のほうが納得できるような、そんな気がしてしまったのでした。恐らく、日本でマグロを食べる人たちは、そのマグロがどこに住んでいて、どんな風につかまって、どんな風に日本まで運ばれてきたか、何も考えずに食べるのですね。「お、今日は安いね。」くらいの思いだけで・・・。そのことが、とてもイヤだなあと思ったのです。
見慣れないからでしょうか。大きな(たぶん大きいんですよね)氷詰めのマグロが擬人化して見えてしまったのです。
Commented by mobulamobular at 2011-09-08 04:45
ぷーままさんへ。自然相手の仕事に対してそれを守るためによかれと思って補助金とか援助金とかポンポン出るシステムがたぶん世界中で定着していますが、ノルウェーの漁業ではそれを一切やめました。代わりに「最低取引価格」を設定したのです。それ以下の価格では魚を売っても買ってもいけないことになり、漁師は“落ち着いて漁”ができるようになりました。市場は、その価格に見合った“品質”を漁師に求めることができるようになったのだと思います。それ以前は「魚が来た!!」ということで、皆が一斉に出漁し、われ先にと市場に水揚げした結果、価格は暴落。価格が下がれば、漁師の魚の品質に対する気持ちも低下する悪循環、となっていたのです。でも今では自分の船の獲れる量とその価格が保証されていますので、「魚が来た!!」からといってとなりの船が出漁した時など、自分は出漁せずに休むことができるのです。次の日行けばよい、とか、次「魚が来た!!」と気行けばよい、ということです。結果、市場では毎日適度な量の魚が、高品質で出回るようになり、かつ資源確保の一助にもなっている、ということです。ポルトガルでもこういうことをやってもらいたいと思うのですが。まさに、行政の力です。
Commented by mobulamobular at 2011-09-08 04:56
ぷーままさんへ。「残酷」について、言われている意味はよ~く理解できますよ。自然な感覚で-60℃になったものを食することはなんか変だと思うことは、「正常」だと思います。自然大好きなぷーままさんらしいコメントだと思いました。
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