Manifestação
イスラム圏諸国ではじまった一連の反政府デモが、ポルトガルにも飛び火した訳ではないと思います。

「デモ」です。 今回のものは"Geração à Rasca"と銘打って、若者中心におおよそ20万人が首都リスボンの中心部に集合しました。
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さて、この"Geração à Rasca"ですが、ちょっとその意味を訳すのは難しいです。たぶんポルトガル人でないと、その意味するところを正確には理解できないと思います。"Geração"は「ジェネレーション」、つまり「世代」ということでよいと思いますが、問題は "à Rasca" です。分かる範囲でこの訳を試みると、「大学を出れば(高等教育を受ければ)、よい仕事にありつけると思っていたら、仕事がなく、仕事があっても500ユーロの最低賃金で6か月後にはクビにされ、結婚して子供がいても生活できないから未だに親に小遣いせびっている、もう爆発寸前、限界ギリギリの世代」、といった感じでしょうか。また、ひと言でいえば、「せっぱつまった世代」ということになると思います。
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悩める若者たち、今のポルトガルの根本的な問題を代弁しているようにも思えます。

一方、史上最高値ではないでしょうか。燃料代の高騰です。2008年にもドバっと値上がりしましたが、それを越えてきました。当時は1€=160円ほどでしたから、ガソリン・軽油ともに200円/L以上でしたが、今は1€=115円ほどですので、ガソリンが180円/Lほど、軽油が165円/Lほどになっています。
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こうなると毎度のことですが、こうなります。
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"トラック野郎"のストライキです。走れば走るほど損になるそうですから、無理もない話かもしれません。

今がポルトガルにとってとても大切な時期なのではないかと思います。新たな時代に向けて「もがいている」、というのが率直な印象です。















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by mobulamobular | 2011-03-17 05:04 | ポルトガル経済 | Comments(0)
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