聖母懐胎祭
ポルトガルではこのような日本語訳が用いられています。
12月8日はキリスト教の祝日で、「聖母無原罪の御宿りの日」とも言われています。ポルトガル名は"Imaculada Conceição" となります。
で、「何の日」かというと、長年、"Nossa Senhora"こと、聖母マリアが神の子イエスを懐胎した日と思い込んでいましたが、これが大きな間違い。実は、マリア様の母上様がマリア様を胎内に宿した日で、一世代遡っての出来ごとなのでした。ようするに、マリア様の「始まりの日」ということになります。
一方、余談となりますが、8月15日は「聖母被昇天祭」というこれもキリスト教の祝日で、ポルトガル名は"Assunção de Nossa Senhora" です。こちらはマリア様が天に上げられた日を祝うもので、ようするにマリア様「最後の日」ということになります。
ここで下世話な話で恐縮ですが、この両日は第二次世界大戦における日本の「始まりの日」と「終わりの日」に偶然にも一致しています。

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新たなファティマ(Fátima)の"Nossa Senhora" です。また、今年「ファティマ詣で」をした漁師が土産につれてきてくれました。

今回の"Nossa Senhora"はとても美形派なのですが、大きな特徴がもうひとつありました。
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なんと、この"Nossa Senhora" は、「お天気マリア様」だったのです。









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by mobulamobular | 2010-12-07 06:11 | ポルトガル文化 | Comments(6)
Commented by chie at 2010-12-07 07:13 x
そうなんですか!わたしは今日まで、immacolata concezioneは、マリアさんが何もしないのに子供ができちゃった という、XXな祭日だと誤解していました! 漁師さん達が連れてきてくれたマリアさまは、いったい何人になりました?
Commented by mobulamobular at 2010-12-08 07:46
chieさんへ。「穢れ」についてですから、素人の出る幕はないと思います。話変わりますけど、「汚れなき悪戯」という昔のスペイン映画をご存知ですか。もとの話はイタリアとか。こちら修道士と男の子とイエスの話です。漁師につれてこられた"Nossa Senhora"は壁掛けやキーホルダーなども含めればすでに10体以上にはなると思います。
Commented by ウィークエンド・ストラマー at 2010-12-11 01:00 x
「汚れなき悪戯」、マルセリーノですね。かわいい男の子が主人公。でも俺たちより年上なんだよね、あの子役。なんか不思議。
Commented by chie at 2010-12-13 02:19 x
Marcelino Pan y Vino, 知りませんでした。immacolata concezioneの日に、YouTubeの10回に分かれたオリジナル?、スペイン語がわからないのに、ちんぷんかんぷんで見て、めそめそしていました。こういうカトリックの重要なテーマ、何もわからない人が見て、何を感じたのか・・・自分でもわかりませんけど。 90年代のリメークは、イタリアのひと世代前の名監督 の最後の作品だそうで、評判はいまいちですが、こちらも見てみようと思います。
Commented by mobulamobular at 2010-12-13 06:31
ウィークエンド・ストラマーさんへ。"La Cancion De Marcelino" です。この詩も曲もよいですね。「動物と子供にはかなわない」とか。これ、大根役者の名ゼリフ?!
Commented by mobulamobular at 2010-12-13 06:49
chieさんへ。YouTube10回、ご苦労さまでした。91年にリメークされているのは知りませんでした。オリジナルはそのうちもう1回ゆっくり見てみたいと思っています。 ウィークエンド・ストラマーさんへのコメントで書き忘れましたが、マルセリーノ役の俳優さんは、もう10年も前に他界しているそうです。「会心の演技」だったと思います。
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