Corvina 2010
ようやく記事にすることができます。今年のコルビナです。
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学名 Argyrosomus regius、 英名 Meagre、 ポルトガル名 Corvina、和名 オオニベ です。
とにかく、今年は入りませんでした。期待していた6月、7月の入網はほぼゼロに等しく、どこへ行ってしまったのだろうと、やきもきさせられましたが、8月になってやっとちょっとまとまりました。観光シーズン真っただ中です。高値での販売が期待できます。
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浜値(水揚げされた港での取引値)はこの時期11.00~13.00ユーロ/kgほどです。これが港から数km離れた市民市場(Mercado Munincipal)まで行く間に値段が倍以上に跳ね上がります。日本では漁師が受け取る魚の代金は最終小売価格の3割にも満たないといわれていますが、ポルトガルでも似たようなものです。「利益配分がちょっとおかしい」、これって、世界中で漁師は貧乏人と考えられているゆえんです。
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いつだったか誰かがどこかの市場かスーパーで撮ってきた写真です。値段は見えませんが、べらぼーな価格だったそうです。それに、ここにはウソがあります。中央に"CORVINA (ARMAÇÃO)"と明記されていますが、実はこれはアルガルベ定置網のものではありません。あたかも「地元の鮮魚」というイメージをつけるため"ARMAÇÃO"(定置網)と表記してありますが、別ものです。「商いのテクニック」かなんかは知りませんが、こういうやり方はいただけません。
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アルガルベ定置網のコルビナは市場のセリの時点からビニール袋に入っています。だからといって「魚の肉質」が他のコルビナと大きく異なる訳ではありません。決定的に異なる点は「鮮度」です。ですから、絶対的に「品質」がよくなり、違いが出ます。






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by mobulamobular | 2010-08-05 06:47 | | Comments(2)
Commented by obakappu at 2010-08-05 07:03
コルビナ、初めて知りました。
イシモチの仲間なんですね。
イシモチは釣ってすぐに刺身にしても身が柔らかいですが、高級魚と言うことは、イシモチよりぴっちりしているのでしょうか。(あ、生では食べないのか。。)
10~50キロの白身魚・・・脂も乗っているのでしょうね。でも底魚のアラとかと違って良く泳いでいて脂ぎり過ぎず身がしまっていそうだ。
想像だけですが、日本で言えば大きな鯛のような味になるのかなあ。
Commented by mobulamobular at 2010-08-07 06:44
obakappuさんへ。関東ではあまり馴染みはないようですが、南日本では近種の「オオニベ」(Argyrosomus japonicus)が獲れるそうです。コルビナは、なんと言いましょうか、魚体が大きいせいか、「アジが大ざっぱ」で、刺身向きではないような気がしています。照り焼きとか、粕漬けとかにして、その肉厚感を豪快に味わう、っていうのがよいと思います。燻製にしても美味しいと思います。
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