随伴魚
たぶんこの魚をポルトガルで水揚げしているのは、アルガルベの定置網ぐらいだろうと思っています。それほどメジャーな魚でありながらポルトガルでは知られていない様子です。
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上の写真はマグロです。漁獲され、船上処理され、水揚げされたところです。専門用語では「ドレス」の状態と言います。シーズンオフにはいろいろすったもんだありましたが、なんとか始まりました。ぼちぼち入網があります。

話をもとに戻しますが、この魚が何に随伴するかというと、マグロに随伴するのです。しかし、通常「随伴魚」というと、流れ藻や流木、あるいは船などにピッタリついて一緒に泳ぐ小魚のイメージなのですが、この場合は違います。実際目で見たことがないのでなんともですが、ようするに「マグロと同じ水を回遊している」と考えています。この魚が定置網に入り始めると漁師は「マグロがすぐ近くまで来ている」と思うのです。そんな意味での「随伴魚」です。
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学名 Cheilopogon pinnatibarbatus pinnatibarbatus 、 英名 Bennett's flyingfish 、 ポルトガル名 Peixe Voador 、 和名 ありません。
トビウオです。トビウオ科(Exocoetidae)には世界で70種類あまりが存在し、近辺ではそのうち8種類が生息するそうですが、今まで定置網で漁獲できたのは本種のみです。
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胸鰭です。
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そして、腹鰭です。

背開きで、塩ふって、干します。
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by mobulamobular | 2010-05-09 00:44 | | Comments(0)
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