オーバーホール (4)
ピストン、およびバルブの到着を待つ間、他の作業を進めます。天候にも恵まれ、仕事は捗ります。
ターボチャージャーもきれいになりました。
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サーモスタットも新品に交換しました。
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ホースも新品です。
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一方、定置網船を上架している造船所です。
この定置網船は他船に比べて機関室内は広いスペースをとっていると思いますが、それでも時には窮屈な作業を強いられます。プロペラシャフトを抜くためにカップリング(推進軸軸継手)を外しているところです。
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これは結構きつい作業です。最終的にはバーナーで焼いて鉄を膨張させて抜きます。
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シャフトの後側の支面材に接していた箇所です。若干の傷がすじ状についています。このプロペラシャフト(推進軸)は高強度高耐食ステンレス鋼(析出硬化型マルテンサイト系)のTX208という材質のもので、「常識を超えたステンレス鋼」とメーカーさん(TW)は銘打っています。
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プロペラを外しました。幸い、目立った傷はありませんでしたので、作業場に持って行ってきれいに磨きあげます。
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シャフトを抜き取ります。全長約2m、123kgあります。
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前側の支面材に接した箇所です。やはり若干の虫食いのような傷があります。
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続いて、船尾管(スタンチューブ)です。この定置網船では軸封装置(シールスタン)を使っています。内部のダイヤフラム、シールリング、パッキン類を一式新品に交換します。
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シールスタンを外して、内側にある前側の支面材を削ぎ取ります。
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後側の支面材も削ぎ取ります。
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スタンチューブ内のゴミなどを取り除いた後に、新しい支面材を装着します。打ち込みます。
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さて、再びシールスタンの部品交換です。新しいダイヤフラムが見えます。
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蓋をします。
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清掃を終えたプロペラシャフトを挿入し、シールリングを取り付け、再びカップリングを取り付けます。
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ちょっと、ひと段落。フーッといった感じです。

続きは、次回にします。
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by mobulamobular | 2010-02-17 00:47 | 定置網船 | Comments(0)
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