IPCC
ちょっと、出鱈目だったということらしいです。 
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新聞記事の内容は、[IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change = 気候変動に関する政府間パネル) が2007年の「第4次評価報告書」の中で、「気候変動によってヒマラヤの氷河が2035年までにほとんど溶けてしまう」と警告したことを撤回するであろう]、といった感じです。
IPCCとは「人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988 年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)により設立された組織である」そうです。IPCCの肩を持つ訳ではありませんが、ミスはほんの小さなことです。ちょっと「地球温暖化」に懐疑的なグループらのあげあしとりのような気もします。が、この「アカデミック集団」は昨年暮れのCOP15(第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議)での会議の紛糾具合からも分かるように世界各国のこれからの未来にとても強い影響力を与える立場にあるのですから、このコントラバーシャルな問題に対し、このような安易な方法でレポートを作成すること自体に問題がありそうです。
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インド人科学者との電話によるショートインタビューを"New Scientist"という科学雑誌が記事としたことが発端となり、これをWWF(世界自然保護基金-World Wide Fund for Nature)も自らの報告書に引用したことから、いたずらにに信憑性を増し、IPCCも使ってしまったそうです。IPCCの報告書作成には世界中の優秀な科学者1000人が携わっており、そのほとんどの人たちが真剣に地球の未来のことを考え日夜調査に明け暮れているのでしょうが、こういったごく一部であろういい加減な輩のためその信頼性はことごとく揺らぎつつあります。なんとも嘆かわしい限りです。エリートであるならば、エリートとしての自覚をしっかりと持たなければダメだと思います。
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ワシントンでは「2000年から2009年までが今までで一番気温の高い10年間であった」とのレポートがありました。確かに「地球温暖化」は進んでいる様子です。原因はというと、それはなかなか知るのは難しいのではないでしょうか。世界の中心は「太陽」です。太陽は地球に熱(エネルギー)を与えてくれます。このエネルギーによって地球上の大気は循環し、水が循環します。地球上のすべての生物はこの恩恵にあずかっています。この太陽の活動、および地球との関係には「地球は1年で太陽の周りを1周する」といったような「周期」が数多く存在していることが知られています。中には何十億年周期のものや、例えば「氷河期」は10万年周期、太陽黒点数が11年周期で増減を繰り返している、などがあります。「気候変動」というものは、こういったいろいろな周期のとても複雑な絡み合いによっても惹き起こされているとも考えられています。スーパーコンピューターの世界です。
しかし、これはNASAなどが発表した見解ですが、こうなると「地球温暖化」は「人為起源」とは言えず、よってIPCCの出る幕ではない、と人々に思わせるためのものではないかと「地球温暖化懐疑論者」のことを懐疑的に見てしまいます。
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話を元に戻しますが、IPCCの問題は上記のレポートによって、アメリカ元副大統領アル・ゴアとともに「ノーベル平和賞」を受賞したところにもあります。

なんだかいろいろなことが見え隠れしています。なんだかへんというか、メチャクチャというか。でもこれもまた、このままウダウダ行くのでしょう。

















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by mobulamobular | 2010-01-22 06:39 | 気象 | Comments(0)
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