螺旋階段
英名 spiral staircase、ポルトガル名 escada em caracol 。 
"escada"は「階段」、"caracol"は「らせん状の」といった意味。ちなみにポルトガルのCaféやBarで見る看板や張り紙に書いてある"Há caracóis"とは「でんでん虫、あります」ということ。もちろん、ビールやワインのつまみとして食べるためのものです。"caracóis"は"caracol"の複数形です。"おもしろいblog"がありましたので、参考にして見てください。

さて。このオフを利用して手狭になってきた魚の処理場を広い所に移動する作業を進めています。あらたに1階と2階のアクセスを設けることになり、いろいろ考えられる手段の中から「螺旋階段」を選択することになりました。螺旋階段というと金属製や木製を想像したのですが、業者さんの提案はコンクリ製でした。
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きれいなスパイラルを描いていますが、この設置がなかなか難しかったです。業者さんもこのコンクリ製螺旋階段はおおよそ20年ほど前に設置して以来2度目のトライだったそうで、ひとつひとつのステップの幅、高さ、そして角度を計算して、一周すると360°ですから、どの角度から登り始めるとどの角度で2階にたどり着くかを見極めなければなりません。ステップは重いですし、セメントで固定していきますのでやり直しは利きません。おもしろい経験でしたが、ちょっと細めのコンクリ製の柱にどんどん積み上げられていく螺旋階段を見ていて思ったことは、「地震がないからこういうのも在りなんだろうな」、でした。

とか、のん気にしていたら。ありました。地震です。1968年以来最大の規模だったそうで、マグニチュードは6。ポルトガル全土、スペイン、モロッコでも感じられたそうです。
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夜中の1時半、もちろん寝ていましたが、地震があった時は夢見心地で布団の中で「あ~ポルトガルでもこんなのあるんだ~」。次の日、そんなことはすっかり忘れていたのですが、昼に誰かが昨晩の地震の話題を出してきた時、初めてあれが現実だったことを思い出し、そのまま処理場に直行、螺旋階段の無事を確認しに行きました。
震度は「2」ぐらいだったのかもしれませんが、それでも地震を経験したことのない連中には十分だったようでした。上の図ですが、ポルトガルの気象庁から拝借したものです。一番大きな赤丸が今回の震源地です。他の赤丸、白丸は11月20日から12月20日の1カ月間にあった地震の震源地です。白丸は「弱」、赤丸は比較的「強」といったところです。こうしてみると、体には感じなくとも、けっこう多くの地震があることが分かります。こうなってみて思い出すのがポルトガルでも大昔には「リスボン地震」という大地震があったという事実です。震源地も今回のものとほぼ同じようなところだったそうです。歴史はいつかは繰り返すのでしょうか。
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by mobulamobular | 2009-12-21 07:17 | ポルトガル文化 | Comments(4)
Commented by pchikaru at 2009-12-22 09:06
なんかおしゃれですね~螺旋階段、そちらでは、でんでんむしを
食べる習慣があるのですか?お休み中にもいろいろありますね
Commented by mobulamobular at 2009-12-22 22:48
pchikaruさんへ。これから手すりをつけ、色を塗る予定です。魚の背骨にも似ており、今のところ気に入っています。でんでん虫は雨のシーズンになるとそこいらでわき出てきます。ここではそれを捕まえて食べています。美味しいですよ。
Commented by WeekendStrummer at 2009-12-23 01:36 x
我が家にもありますよ、螺旋階段。でもウチのは木製でなんかダサいです。
ラオスにはタニシがいますよ。稲を食い荒らして困ってます。食べられるけど、泥臭いのであまり人気はありません。だから一向に減りません。
Commented by mobulamobular at 2009-12-23 07:13
WeekendStrummerさんへ。コメント、コプチャイ ライラ~イ。結局、ラオスのタニシはここでいうムラサキイガイ(ムール貝)のようなものかもしれません。これを旨いとするか否かは食べる人によりますね。
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