サグレス
ちょっと用事があってサグレスまで行ってきました。定置網の母港であるオリャオからは、西へおおよそ100kmの距離です。今ではほとんどが高速道路ですので1時間ほどで到着です。
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ユーラシア大陸最南西端となるCabo de São Vicente(サン・ビンセント岬)とそこの灯台です。昔はこの灯台の敷地内に入れたのですが、今回は閉っていました。三方が海というロケーションですので、いつもは大概風がビュービュー吹いているのですが、この日は比較的穏やか天候でした。さて、"Sagres"というといろいろなことが思い浮かびますが、ポルトガルで生活しているとまずは「ビール」ということになるのではないでしょうか。
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ビールにはSagres他、数種類のポルトガル製ビールがありますが、これが一番のお気に入りです。
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こんな感じで、いろんなところを走っています。次に思い出すのは、やはりサッカーです。ポルトガルのプロサッカー1部リーグの呼称が"Liga Sagres"(サグレス・リーグ)とかになっています。
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しかし、やはりここはポルトガル大航海時代の拠点で、昔の勇者が見た光景をそっくりそのまま見ることができ、体感できる、正に武者震いしそうな地の果てなのです。こんな断崖絶壁のところから、よく日本まで行こうなどという気持ちになったものだと、あらためて感心させられます。昔のポルトガル人はよっぽど凄かったのでしょう。しかし、今も昔もサグレスは"end of road"ですから、ここから先へ進むには海に出るしかなく、血気盛んな探検家たちは迷うことなく大海原へ旅立って行ったのかもしれません。
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最後にもうひとつ。サグレスにとても縁深い人物がいました。大昔のポルトガルの王子様である「エンリケ王子」です。彼は航海術の基礎を築き、国の発展に大いに貢献した今も昔も変わらぬポルトガルのスーパーヒーローです。ですから「航海王子」と呼ばれています。これのポルトガル名が"Infante de Sagres"となり、今回利用した前述のアルガルベの高速道路(A22号線)も"Via Infante de Sagres"(航海王子通り)と呼ばれています。
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by mobulamobular | 2009-11-09 00:19 | ポルトガル文化 | Comments(2)
Commented by kk at 2009-11-10 03:55 x
イタリアに暮らしていますが、一年ほど前にポルトガルを訪れて、すっかり気に入りました。昨日、偶然魚のことで検索していて、初めてブログ拝見しましたが、魚、定置網への情熱、感服します。是非、この次は南ポルトガルを、訪れたいと思います。
Commented by mobulamobular at 2009-11-11 02:47
kkさんへ。コメントありがとうございます。是非ともアルガルベを訪れて見てください。
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