ソウダガツオの来襲
今年は昨年からの記録的な低水温の後、一気に気温・水温ともに上昇、「暑い夏」となりました。そのせいか、今年はちょっと早めのお出ましです。
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今回で6度目の登場となりますが、あらためまして。 学名 Auxis rochei、 英名 Bullet tuna、 ポルトガル名 Judeu、 和名 マルソウダ です。
ここの定置網の稼ぎ頭です。昨年は低水温により少ない漁獲となったため、チャンピオンの座をサバに明け渡してしまいましたが、今年は王座奪回を期待しています。
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気になる水温はここのところ22℃前後(表層)で推移しています。南からの風が吹けば入りますし、北よりの風に変われば沖へと離れてしまいます。
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以前にも述べたように、ほぼ全量がスペインに行きます。市場にはスペイン人も買い付けに来ています。スペインで漁獲が少なければ高値ですし、多ければセリ値は半減します。
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ソウダガツオに混じってカツオ(Katsuwonus pelamis)も入っています。食べましたけど、美味しかったです。
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by mobulamobular | 2009-08-28 01:16 | | Comments(5)
Commented by pchikaru at 2009-08-28 23:37
カツオ好きですよ~ふつうのとどこが違うの?
そうだそうだと言うので仲間意識が強いとか?!
変なダジャレでごめんなさい(^_^;)
Commented by mobulamobular at 2009-08-29 18:35
pchikaruさんへ
簡単にいえば種が異なります。日本ではソウダガツオはヒラソウダとマルソウダの2種存在し、前者は刺身など食用、後者は加工(鰹節など)にまわるのが一般的だと思います。鮮度保持の難しい魚で、食する際は鮮度に要注意です。血合が多く、個性的な味わいで、良いものに当たれば本カツオ以上の美味です。と、思っています。ポルトガルでは血合が多いせいで好んで食する文化はありませんが、お隣りのスペイン、特にアンダルシア地方では多く消費されています。日本のように「マグロ・カツオ」といった識別はなく、「小さなマグロ」といった認識です。
Commented by pchikaru at 2009-09-01 04:05
はあ~詳しい解説ありがとうございます。
Commented by opyo at 2009-09-13 12:02 x
はじめまして。ちょくちょく読ませていただいてます。

こちらではマルソウダはスボタと呼ばれていまして
生で食することはなく ほぼ価値がないので
ほとんど養殖の餌なっているので 羨ましいです。
Commented by mobulamobular at 2009-09-13 18:25
opyoさんへ
こちらのマルソウダは1Kg以上の大型のもので、過去の記事でも述べましたが、スマの血が混じっているような感じです。脂ぎったマグロよりはよっぽど美味しいです。連日水揚げが続いています。今年は地中海内の漁が少ないようで、浜値キロ単価は150円ほどです。
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